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明治大学比較紛争学研究所と提携 明治大学比較紛争学研究所が開発した危険指標を採用 |
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(総合危険ポイント:713.3) いくつかの項目に注意して 渡航・滞在してください。
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誘拐 |
傷害・暴行 |
窃盗 |
強盗・強奪 |
強姦・強制猥褻 |
テロ |
殺人(未遂含む) |
政情不安 |
自然災害 |
交通機関事故 |
誘拐危険度:1.0 (危険ポイント:4.4)危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
ナイジェリアでは、公式の犯罪統計が公表されていないため、正確な誘拐事件の発生件数は判然としませんが、2015年中に主要紙で報道された誘拐関連報道は193件です。しかし、これは氷山の一角であると思われ、実際には更に多くの誘拐事件が発生しているとみられます。
南部ナイジャーデルタ地帯や都市部では、同地を拠点とする武装犯罪集団による誘拐事件が多く、外国人、富裕層・政治家等の本人や家族、石油関連施設関係者等が狙われています。また、ギニア湾のナイジェリア沿岸部では、タンカーやコンテナ船が襲撃され、船員が拉致される事案も発生しています。 北東部や北部諸州ではボコ・ハラムによるとみられる外国人を含む拉致事件が多発しています。 ・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。 ・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。 ・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要) ・個人情報の管理を徹底してください。
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傷害・暴行危険度:0.8 (危険ポイント:116.0)危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。 ・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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窃盗危険度:0.4 (危険ポイント:27.1)危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
一般国民の中には、深刻な経済困難に苦しんでいる者もいます。特に都市部における低所得者の生活状況は厳しく、貧富の格差の拡大が、窃盗・武装強盗等の一般犯罪多発の誘因となっています。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。 ・有名な観光地では特に警戒しましょう。 ・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。 ・警官から現金を不当に要求されたら、支払いを拒み、大使館に連絡しましょう。
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強盗・強奪危険度:0.7 (危険ポイント:21.9)危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
強盗は、集団でAK47カラシニコフ自動小銃、拳銃、ナタ等で武装している場合が多いので、武装強盗に遭遇した時は、決して抵抗したり、指示に逆らったりしないことが重要です。言うとおりにしないと、武装強盗は容赦なく人質の生命・身体に危害を加えます。昼夜を問わず、車両通行の少ない場所、カーブ等で、スピードを落とさなければならないところでは武装強盗に注意する。道路上に不審な障害物を発見した場合は、武装強盗により仕掛けられた罠の可能性がある。適切な車線の変更、Uターン等により危険を回避する。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。 ・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。 ・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。 ・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。 ・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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強姦・強制猥褻危険度:0.6 (危険ポイント:4.8)危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
強姦、誘拐等の凶悪犯罪が頻発し、在留邦人がこれらの犯罪に巻き込まれる事例も生じるなど一般治安が劣悪であることに加え、近年はイス ラム過激派ボコ・ハラムによる襲撃やテロも頻発しており、ナイジェリア政府は、2013年5月に北東部のボルノ・ヨベ・アダマワの3州に非常事態宣言を発出しました。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。 ・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。 ・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。 ・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。 ・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。 ・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。 ・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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テロ危険度:2.9 (危険ポイント:12.7)危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
近年はイスラム過激派ボコ・ハラムによる襲撃やテロも頻発しており、ナイジェリア政府は、2013年5月に北東部のボルノ・ヨベ・アダマワの3州に非常事態宣言を発出しました。ブハリ政権によるボコ・ハラム掃討作戦によりボコ・ハラムの勢力は小さくなっているものの、未だに自爆攻撃を含む各種テロが北東部等で発生するなど、当地でのテロの脅威は引き続き高いレベルで推移しており、その先行きについても不透明であると評価せざるを得ない厳しい治安情勢が続いています。
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。 ・特にラマダン(特に金曜日)及びイード期間中はテロが発生するリスクが高いため、その期間中は特に警戒してください。 ・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。(国会等の政府機関を狙ったテロが発生する可能性があります。) ・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。 ・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
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殺人危険度:1.9 (危険ポイント:161.6)危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
北中部各州を中心に農耕民と遊牧民との対立に起因する襲撃や殺人事件が恒常的に発生しています。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。 ・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。 ・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
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政情不安危険度:1.4 (危険ポイント:301.6)危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
ナイジェリアにおいては、イスラム過激派組織ボコ・ハラムが北東部3州(ボルノ州・ヨベ州・アダマワ州)を拠点に活動しており、2013年5月以降、同3州は非常事態宣言下にあります。2015年5月末に発足したブハリ新政権は、選挙公約でもあったボコ・ハラム対策を最重要課題の一つに掲げ、周辺諸国及び欧米諸国とも積極的に連携を図りつつ、北東部を中心に掃討作戦を積極的に推進しています。空爆を含む掃討作戦が本格的に実施されるようになり、チャド軍、カメルーン軍等による軍事作戦も相次いで実施され、占拠されていた地方都市や村落の解放、拉致被害者の保護も進展しました。これにより、一時期と比べ、同地域の治安情勢は、一定の改善の兆しが認められています。一方、ボコ・ハラム構成員がこうした掃討作戦を避けるべく、国内避難民に偽装するなどして北東部から国内各地及びチャド湖周辺諸国に逃亡し、潜伏先でテロ活動を行うことにより、結果としてテロの脅威が拡散しています。また,都市部において市場等のソフトターゲットを狙ったテロも発生しています。
南部ナイジャーデルタ地帯においては、ナイジャーデルタ解放運動(MEND:Movement of the Emancipation of the Niger Delta)を始めとする多くの反政府武装組織が存在しています。しかし、2009年からの政府による恩赦プログラム(武装放棄との引き換えによる手当の支給、職業訓練の提供等)が開始されて以降、過激な反政府活動は確認されていません。しかし、2015年12月に同プログラムが打ち切られたこともあり、今後、反政府組織による反発が懸念されています。 |
自然災害危険度:1.3 (危険ポイント:4105.0)危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
洪水
ナイジェリアの地方では洪水が発生することが時々あります。
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交通機関事故危険度:0.4 (危険ポイント:2172.1)危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
アブジャやラゴスは比較的道路が整備されてきていますが、その他の地方都市では、未だ整備されていない道路が多く、運転が困難(特に雤季)な上、渋滞も頻繁に発生しています。また、当国人の一般的な運転常識の知識不足等から、運転マナーは非常に悪く、運転には細心の注意が必要です。最近では政治的理由やストライキなどの理由から、ガソリンスタンドにおいて長蛇の給油待ちを強いられることが多く、できる限り頻繁にガソリンの補充を心がけてください。主要幹線道路の至る所で軍・警察による検問が行われており、中には、不当に金銭を要求されることがあるので注意が必要です。交通事故の際には、周囲に野次馬が集まり、車両や身体に危害を加えられる恐れがあること、また警察官も事故当事者の自国民を優遇する傾向(自国民の主張を優先的に聴取する)にあることから、身体の安全を確保した上で、自身の会社や組織等へ連絡し、現地スタッフに対応してもらうなど、緊急時の対応を検討しておく必要があります。
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❗️危険要因(ナイジェリア)●テロ事件 ・主に警察や国軍を標的としたテロ、爆弾事件等が散発的に発生しています。 ●凶悪犯罪 ・ナイジェリア全土で、誘拐事件などの凶悪事件が頻発しています。 |
⚠️要注意エリア⚠️1 ボルノ州、ヨベ州、アダマワ州 【渡航するのは止めて下さい!】 ・イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の本拠地があるとされる地域であり、2010年頃から同組織のテロ活動が激化しており、軍や警察施設、宗教施設、銀行だけでなく、町や村への襲撃や爆弾テロが多発しています。 ⚠️2 リバーズ州、バイエルサ州、デルタ州、アクワイボム州沿岸部、カノ州、ケビ州、ソコト州、ザンファラ州、カツィナ州、ジガワ州、カドゥナ州、バウチ州、ゴンベ州、コギ州、プラトー州ジョス市及び周辺 【渡航するのは止めて下さい!】 ・武装勢力による誘拐や、車両爆破、強盗・殺人等が繰り返し発生しています。 ・ボコハラムの影響がおよぶ地域であり、極めて治安が悪化しています。 ●ナイジェリア全土 【渡航するのはお控え下さい!】 ・治安が悪化しています。 |