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Top > イタリア
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Italy イタリア |
総合危険度:1.1
(総合危険ポイント:1398.8)
事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
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誘拐
危険度:1.1
(危険ポイント:6.2)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底しましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
イタリア |
0.5 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:1.2
(危険ポイント:1341.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
イタリア |
110.7 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:2.8
(危険ポイント:3698.1)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
スリや置き引きが大都市を中心に頻発しています。ローマ・テルミニ駅などローマの混雑しているエリアは特に、スリや置き引きが多く警戒が必要です。イタリアはワインの名産地のため、アルコールを多量に摂取しがちですが、スリなどを犯す窃盗集団は、アルコールを多量に摂取している観光客を標的とするケースが多いです。アルコールの摂取はほどほどにしておくのをおすすめします。ローマ、ミラノ、ピサ等では車内の荷物が奪われる事件が頻発しています。車内に貴重品を置いてくのは止めましょう。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。(スリ被害が頻発しています。)
・親しげに近づいてくる女性には注意しましょう。(飲食物に薬を混入され、昏睡状態になった時に現金を盗まれる場合があります。)
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
イタリア |
1876.2 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:2.2
(危険ポイント:3655.9)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
イタリア内務省の統計によると、2014年の犯罪認知件数は約281万件となっています。経済状況の悪化もあって、強盗(約4万件)、住居への侵入窃盗(約25万5千件)、すり(約18万件)、ひったくり(約2万件)が多発しています。都市部では薬物購入資金の入手を目的とした強盗事件等も多発していますので、薬物の密売が行われているとされるエリアや盛り場などには近づかないようにしてください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
イタリア |
97.6 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:0.7
(危険ポイント:36.8)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・いかがわしいバーなどへ近付くことは、極力避けましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・見知らぬ人に声をかけられた場合は警戒してください。(睡眠薬が含まれた飲食物を与えられることで荷物を奪われたり、性犯罪の被害に遭う可能性があります。)
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
イタリア |
7.1 |
(最新データ)
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.1)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
日本人がテロに巻き込まれる可能性は存在します。イタリア国内の急進的な左翼勢力や、無政府主義者の勢力によるテロが発生する可能性があります。過去には小規模な爆弾を設置し、騒ぎを起こしたことがあります。彼らの標的は主にイタリア政府ですが、日本人も警戒が必要です。
イタリアにはマフィアが数多く存在しており、1990年代前半にはイタリア政府関係者を対象としたテロ活動が活発化しました。近年のマフィアは、テロの実行力は有しつつも、戦略的に当局関係者に対するテロを控え、汚職による資金の蓄財、敵対勢力との抗争等をしつつ組織の維持を図っています。
また、イタリアはシェンゲン協定(ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定)を結んでいるため、IS(イスラム国)等のイスラム過激派組織に影響を受けた人間が他国から、イタリアに入国し、テロを企てる可能性があります。
(最新データ)
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殺人
危険度:0.9
(危険ポイント:13.1)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
イタリアには南部諸州を基盤とするマフィア等の犯罪組織が存在しており、社会の各層に浸透しつつ、薬物取引、売春、賭博、企業・商店に対する恐喝、高利貸しのほか、密輸、不法入国の手引きなどの違法行為により巨額の違法収益を得ているといわれています。最近のマフィアは、イタリア各地、とりわけ首都ローマや、北部の大都市部周辺に勢力を拡大させており治安当局が警戒を強化しています。このほか最近では、外国の犯罪組織が、イタリア国内で勢力を拡大し、都市部を中心に様々な犯罪を行っているとみられており、治安当局も警戒を強めています。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
イタリア |
0.8 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.1
(危険ポイント:0.6)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
難民増加に伴い治安が悪化しています。イタリアの南部には主にドイツを目指し、ヨーロッパに不法入国する人々が近年急激に増加し、社会問題化しています。不法滞在外国人の中には、職が得られないなどの事情により比較的安易に犯罪行為に関与するものも多く見られるため警戒が必要です。
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自然災害
危険度:0.9
(危険ポイント:173.4)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合もあるため注意して渡航・滞在してください
火山活動
イタリア南部シチリア島の東部にあるエトナ火山は、ヨーロッパ最大の活火山であり、頻繁に噴煙が吹き出しているため、周辺への渡航はお控えください。イタリアではナポリ周辺にも数多くの活火山が存在しているため、渡航する際は事前に渡航先の火山活動情報を確認するのをおすすめいたします。
地震活動
イタリアは日本同様非常に地震が多い地域です。小さな揺れの地震は頻繁に起きておりますので、滞在中はホテルの非常口等を事前に確認しておきましょう。過去、イタリア中部の地域では、2016年8月24日にM6.2の地震がアマトリーチェなどを襲い、299人が死亡し、その後も大きめの地震が相次ぎ発生しています。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
イタリア |
131,780 |
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交通機関事故
危険度:1.2
(危険ポイント:4.3)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
交通マナーについては、日本と比べて良いとは言えません。車が方向指示器を点灯させずに行う無理な割り込みや追い越し、突然の右左折や停車などが日常的にみられます。車・二輪車・歩行者ともに信号を守らないこともあり、また、車や二輪車が一方通行の道を逆行してきたり、二輪車が歩道を走行してくることもまれではありません。高速道路で、出口を間違えた車がバッグしてくることもあります。また、路上駐車が非常に多く、周りを確認しないまま急にドアを開けることもあります。運転又は歩行の際には、常に細心の注意が必要です。
鉄道、地下鉄、バス、タクシーなどの公共交通機関は、頻繁にストを行います。また、ガソリンスタンドがストを行うこともあります。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
イタリア |
5.6 |
(最新データ)
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イタリア
テロ情報
現状
日本人がテロに巻き込まれる可能性は存在します。イタリア国内の急進的な左翼勢力や、無政府主義者の勢力によるテロが発生する可能性があります。過去には小規模な爆弾を設置し、騒ぎを起こしたことがあります。彼らの標的は主にイタリア政府ですが、日本人も警戒が必要です。
イタリアにはマフィアが数多く存在しており、1990年代前半にはイタリア政府関係者を対象としたテロ活動が活発化しました。近年のマフィアは、テロの実行力は有しつつも、戦略的に当局関係者に対するテロを控え、汚職による資金の蓄財、敵対勢力との抗争等をしつつ組織の維持を図っています。
また、イタリアはシェンゲン協定(ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定)を結んでいるため、IS(イスラム国)等のイスラム過激派組織に影響を受けた人間が他国から、イタリアに入国し、テロを企てる可能性があります。
近年、特定の組織に属さず、インターネット情報の影響を受けて過激化し、テロを起こす「ローンウルフ型」テロも世界各地で発生しており、十分な警戒が必要です。
トラベルアドバイス
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・特にラマダン(特に金曜日)及びイード期間中はテロが発生するリスクが高いため、その期間中は特に警戒してください。
・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。(国会等の政府機関を狙ったテロが発生する可能性があります。)
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
・イタリアの祝日ではテロの危険性が高まるため、特に警戒してください。
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イタリア
犯罪・誘拐情報
現状
スリや置き引きが大都市を中心に頻発しています。ローマ・テルミニ駅などローマの混雑しているエリアは特に、スリや置き引きが多く警戒が必要です。イタリアはワインの名産地のため、アルコールを多量に摂取しがちですが、スリなどを犯す窃盗集団は、アルコールを多量に摂取している観光客を標的とするケースが多いです。アルコールの摂取はほどほどにしておくのをおすすめします。ローマ、ミラノ、ピサ等では車内の荷物が奪われる事件が頻発しています。車内に貴重品を置いてくのは止めましょう。
イタリアでは偽物のATMによるスキミング被害も発生しています。ATMは明るい公共空間に設置してあるもの、あるいは銀行内に設置してあるもののみ利用するようにしましょう。
イタリア内務省の統計によると、2014年の犯罪認知件数は約281万件となっています。経済状況の悪化もあって、強盗(約4万件)、住居への侵入窃盗(約25万5千件)、すり(約18万件)、ひったくり(約2万件)が多発しています。
また近年、ローマを始めとする都市部において、公共工事入札等に伴う利権の獲得を狙うマフィアの進出が著しいほか、近隣諸国の犯罪組織が浸透し、大量の薬物の密輸、路上売春等を行っていることが確認されており、治安状況の悪化が懸念されています。
犯罪組織(マフィア等)の存在
イタリアには南部諸州を基盤とするマフィア等の犯罪組織が存在しており、社会の各層に浸透しつつ、薬物取引、売春、賭博、企業・商店に対する恐喝、高利貸しのほか、密輸、不法入国の手引きなどの違法行為により巨額の違法収益を得ているといわれています。最近のマフィアは、イタリア各地、とりわけ首都ローマや、北部の大都市部周辺に勢力を拡大させており治安当局が警戒を強化しています。このほか最近では、外国の犯罪組織が、イタリア国内で勢力を拡大し、都市部を中心に様々な犯罪を行っているとみられており、治安当局も警戒を強めています。
違法薬物の蔓延
イタリアへは中南米、北アフリカ、東欧などからの違法薬物が大量に流入していることが確認されていますが、最近は若年層に対しても急激に蔓延しており、深刻な社会問題となっています。都市部では薬物購入資金の入手を目的とした強盗事件等も多発していますので、薬物の密売が行われているとされるエリアや盛り場などには近づかないようにしてください。
不法滞在外国人の増加
密入国や不法残留により、イタリアに不法滞在する外国人が大きな社会問題となっています。不法滞在外国人の中には、職が得られないなどの事情により比較的安易に犯罪行為に関与するものも多く見られることから、注意が必要です。
国内の移動に際して
タクシーライセンスを持ったタクシーを利用してください。(正規のタクシーは屋根部分にタクシーの看板が掲げられています)またタクシーに乗車した際は、メーターがちゃんとリセットしているか確認するのをおすすめいたします。公共交通機関を利用する際は事前に、チケットをチケット自動販売機や‘T’ サインのあるお店で購入しましょう。イタリアではチケットを持たずとも公共交通機関を利用できるケースが多いですが、チケットを持っていないことが発覚した場合、100〜500ユーロ(その場で支払えば50ユーロ)の罰金を課される恐れがあります。イタリア人の交通マナーが劣悪のため、横断歩道を渡る際は、車両がしっかり止まるか確認の上、渡るようにしましょう。
被害が多い犯行手口
集団スリ
浮浪者風の子供達や赤ん坊を抱いた女性が近づき、金品を抜き取る手口は減る気配を見せません。手を差し出しお金をくれと言いながら近寄り、相手の注意を赤ん坊や手に集中させ、その本人及び第三者から見えない角度からバッグ内に手を差し込み、貴重品をスリ取る事件も発生しています。浮浪者風の子供や赤ん坊を抱いた女性が近づいてきたらバッグ等をしっかり抱え、明白に拒絶する態度を見せる必要があります。
引ったくり
オートバイに乗った2人組による引ったくりは、強引なため、路上に倒されて大怪我をする場合もあるので要注意です。歩行中に背後から、あるいはバスや車の乗降の際の隙をみてバッグなどを奪い取ります。ローマ市内でも散見される他、特にナポリを中心とした南イタリアで多く発生しています。バッグや買い物袋等を持っているときは、歩行中は車道側ではなく歩道側に持つ、バスや車に乗降する際はバッグを抱える等の注意が必要です。
列車内でのスリ・置き引き
列車内ではコンパートメントで荷物棚に鞄を載せたまま眠ってしまったり、座席に荷物を置いたままトイレに立っている間に置き引きが発生しています。 寝台列車で枕元に貴重品袋を置き、目が覚めたら無くなっていたという例もあります。車両の部屋に個別の鍵があっても信用はできません。また座席から離れた荷物置き場に置いた荷物が、出発前に消えていることもあります。最近では大きな荷物を車内に運び込むのを手伝うように見せかけて手荷物から貴重品を抜き取るという手口もあります。手伝いが不要な場合には強く断る必要があります。 出発間際に列車の外から声をかけられ、注意をそらされている間に列車の中にいる仲間に貴重品を盗まれる事案も多く発生しています。
空港や駅での被害
空港や駅は旅行者が多いため、彼らを狙う人物が両替所付近や荷物の引き取り所等にたむろして、スリや置き引きの機会を狙っています。タクシーはタクシー乗り場で容易に見つかりますので白タクは絶対に避けて下さい。走り出してから法外 な料金を強要したり、荷物を持ち逃げする、或いは不良ホテルに乗り付けて無理やり宿泊させる例もあります。 タクシーの中には、メーターが付いているにもかかわらず、メーターが動かず、到着後に通常より高い金額を請求される例もありますので必ずメーターが動いているのを確認して、動かない等主張された場合には、そのタクシーには乗らず他のタクシーを利用することをお勧めします。
地下鉄やバスでの被害
ローマでもっともスリに遭う危険が高い場所の一つが地下鉄やバスなどの公共交通機関です。日本人が特に被害に遭うのは、テルミニ駅からバチカンへ向かうバスの車内やA線のテルミニ駅からスペイン広場駅の間、B線ではテルミニ駅からコロッセオ駅の間です。地下鉄に乗り込む際に、後ろから子供達が押し込む様に電車に乗り、その際にポケットから財布等をスリ取る事件も発生しています。また赤ん坊を抱いた女性が近寄ってきて,スリにあう事件も発生しています。さらにカッターでバッグを切り、中の貴重品だけを盗るケースもあります。混雑している車内、特にドア付近が危険です。混み合っている車両は避け、止むを得ず車内が混み合っている車両に乗車した場合には、必ず手荷物を自分の前に抱え、常に注意する必要があります。
トラベルアドバイス
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。(スリ被害が頻発しています。)
・クレジットカードはスキミングを警戒し、信用できる場所でのみ使用しましょう。
・強盗被害にあった際には抵抗しないでください。(犯人が銃器やナイフを持っている可能性があります。)
・いかがわしいバーなどへ近付くことは、極力避けてください。
・財布や鍵などは必ず身に付け、ハンドバッグに入れて持ち運ばないようにしましょう。
・ニセ警察官に注意しましょう。(本物の警察官は財布の中身を見せるよう求めることはありません。)
・ワイン等のアルコールの摂取はほどほどにしましょう。(スリや置き引きの被害に遭う可能性が高まります。)
・車内に貴重品を置いてくのは止めましょう。(盗まれるケースが頻発しています。)
・電車やバスのチケットはちゃんと購入しましょう。(罰金を課される恐れがあります。)
・ATMは明るい公共空間に設置してあるもの、あるいは銀行内に設置してあるもののみ利用するようにしましょう。(偽物のATMによる被害が報告されています。)
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イタリア
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療は日本および他の西欧先進諸国と同様の水準にあり、医療機関を選択すれば日本と比較して医療技術・設備などに遜色はありません。しかし、地方ではそれほど医療機関が整っていないため、イタリアの地方部で受けられる医療行為は限定的なものになります。イタリアの医療機関(公立病院,救急センターなど)では通常英語は通じませんが、外国人の増加による通訳ボランティアの配置や、外国研修経験があり英語を解する医師もいます。
イタリアの医療制度は、国民健康保険による保険医療と非保険診療である自由診療に分けられます。国民健康保険に加入した外国人は比較的低額で公立病院を受診できます。しかし公立病院は、通常混雑し待ち時間が長く手続きなども煩雑です。同じ公立病院で予約制の自由診療を併行していることもありますが、日本の医療サービスに慣れた日本人は戸惑うことが多いようです。以上のことから時間的に制約のある旅行者のみ、公立総合病院の救急への受診をおすすめいたします。(公立病院は、救急退院時に支払い清算がなされず、後日の請求になったり領収書のみで治療明細書が発行されないことも多いので注意が必要です)
海外旅行医療保険などに加入している外国人は、自由診療の私立病院あるいはクリニックに受診することが多くなります。私立病院は、大概英語が通じ医療環境も良好ですが、医療費は高額です。
近年ツーリスト・メディカル・ガードが設置され、救急が受け付けないような簡単な初期診療・処置、薬購入のための処方箋等を外国人旅行者にも施してくれるところが出来てきています。
警戒すべき病気・感染症
狂犬病
症状:腹痛、嘔吐、下痢、発熱、倦怠感、血便、等
感染経路:狂犬病ウィルスを持った動物に噛まれることで感染。野良犬に加え、コウモリ等がウイルスを持っていることもあります。
A型肝炎
症状:発熱、全身倦怠感、食欲不振
感染経路:感染者による糞便で汚染された飲食物を経口摂取することで感染
B型肝炎
症状:発熱、全身倦怠感、食欲不振
感染経路:性行為、輸血、臓器移植、刺青
トラベルアドバイス
・十分な額の海外旅行傷害保険に加入しましょう。(英語が通じ医療水準の高い私立病院で医療行為を受診することができます。)
・予防接種はできるだけ赴任前に受けてください。
・医薬品を持ち込む際は、持ち込めるものであるか医師等に事前に確認してください。
・地方での医療水準は都市部に比べてそれほど高くないため、地方での危険な行為は極力お控えください。
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イタリア
自然災害情報
現状
火山活動
イタリア南部シチリア島の東部にあるエトナ火山は、ヨーロッパ最大の活火山であり、頻繁に噴煙が吹き出しているため、周辺への渡航はお控えください。イタリアではナポリ周辺にも数多くの活火山が存在しているため、渡航する際は事前に渡航先の火山活動情報を確認するのをおすすめいたします。
地震活動
イタリアは日本同様非常に地震が多い地域です。小さな揺れの地震は頻繁に起きておりますので、滞在中はホテルの非常口等を事前に確認しておきましょう。過去、イタリア中部の地域では、2016年8月24日にM6.2の地震がアマトリーチェなどを襲い、299人が死亡し、その後も大きめの地震が相次ぎ発生しています。
トラベルアドバイス
・地震が起こる可能性がありますので警戒は怠らないでください。
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❗️危険要因(イタリア) 【いつくしみの特別聖年 (Jubilee Year of Mercy)に伴う注意】 カトリック教会の長ローマ教皇は、2016年をいつくしみの特別聖年(2015年12月〜2016年11月20日)としました。その関係でローマでは大規模なイベントが計画されており、世界中から巡礼者や観光客がローマを訪れることが予想されます。それに伴い、スリや置き引き等の犯罪に加え、テロの危険性も増すことが予想されるため、ローマに渡航することを予定されている方は、デモ集会等、大勢が集まる場所に行く際は十分な警戒をしてください。
●交通事故 ・車やバイクドライバーの運転マナーが劣悪なため、交通事故が頻発しています。
●難民増加に伴う治安の悪化 ・イタリアの南部には主にドイツを目指し、ヨーロッパに不法入国する人々が近年急激に増加し、社会問題化しています。 ・不法滞在外国人の中には、職が得られないなどの事情により比較的安易に犯罪行為に関与するものも多く見られるため警戒が必要です。
●イタリアマフィアの存在 ・イタリアではマフィアが勢力を広げており、難民の不法入国の仲介ビジネス、大量の薬物の密輸、路上売春等を行っていることが確認されており、治安状況の悪化が懸念されています。イタリア南部諸州ではマフィアの活動が特に活発なので警戒が必要です。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 ローマの一部地域(ローマ・テルミニ駅、テルミニ駅発のバスや地下鉄) 【要警戒!】 ・スリや置き引きが頻発しています。
⚠️1 フィウミチーノ空港発・着の電車 【要警戒!】 ・スリや置き引きが頻発しています。
⚠️2 イタリア南部シチリア島の東部にあるエトナ火山周辺エリア 【要警戒!】 ・エトナ火山の活動が活発で、噴煙が頻繁に吹き出しているため、警戒が必要です。
●イタリア全土の大勢が集まる場所やデモ集会場所
【要警戒!】 ・テロが発生する可能性があります。
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南ヨーロッパの国・地域