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トルコの治安・テロ・危険最新情報

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トルコの治安・テロ・危険最新情報  

Turkey
トルコ

総合危険度:0.9
(総合危険ポイント:1216.1)

いくつかの項目に注意して
渡航・滞在してください。


トルコの治安・テロ・危険最新情報

危険ポイント・危険度とは?








❗️危険要因(トルコ)


【トルコは現在情勢・治安が急速に悪化しており、安全と思われるエリアはありませんので渡航するのは止めて下さい!】
【トルコ政府はクーデター未遂事件を受け現在「国家非常事態宣言」を2016年7月21日より発令しています。】
直近のトルコでのテロ事件一覧は「テロ情報」をご確認ください。


●内戦・クーデターの危険性
・2016年7月15日、軍の一部勢力が戦車等を出動させ、蜂起する行動を起こしました。アンカラにおいては、国会議事堂や、参謀本部、ジャンダルマ、治安機関に対し、戦闘機やヘリコプター等を用いた砲撃が行われました。イスタンブールにおいては、アジア側とヨーロッパ側を繋ぐボスポラス海峡の2本の大橋がクーデター派によって封鎖されました。加えてアタテュルク国際空港に戦車をはじめとする部隊が展開され、同空港へのアクセスが遮断されました。アンカラとイスタンブールでは、市民がクーデターへの抗議行動に出たこともあり、多数の市民が死亡しました。
・現在クーデターは沈静化していますが、未だ軍部には現政府に対する不満が強く、緊迫した情勢が続いています。

●テロの危険性
・シリア情勢の悪化に伴い、現在トルコには約270万人以上のシリア難民が流入しており、そのシリア難民の中にIS(イスラム国)の関係者が紛れ込んでいると指摘されています。
・トルコではイスタンブールを含む各地でテロ事件が発生しており、多くの観光客が犠牲となっています。
・トルコ情勢は日本や欧米で報じられている以上に最悪なものであることが想定されます。zaman等のトルコ現地メディアでは、日本や欧米系のメディアでは報じられていない、イスタンブールなど有名な観光地等でも発生しているテロ事件を連日報道しています。

●PKK(クルド労働者党)との紛争
・PKKとトルコ政府は長らく停戦をしていましたが、2015年7月より停戦は破られ、以来両者の間で紛争状態となっています。この紛争でトルコ軍は現在までに400名以上が死亡しているとされています。一方トルコ政府はISに加えイラク北部及びトルコ国内のPKKに対する空爆も実施するとともに、テロリストに対する取締りを強化し、多くのPKK関係者を拘束しています。
・PKKはテロ事件をトルコ全土で数多く起こしており、警戒が必要です。
・PKKの関連組織とみられるTAKは「観光は我々が破壊しようとする主要なターゲットである」という内容の声明を出しています。

●誘拐の危険性
・シリアとの国境付近を中心として、IS(イスラム国)やヌスラ戦線等の組織により身代金目的の外国人誘拐が頻発しています。ISなどのテロ組織は、外国人の誘拐を組織の重要な戦略と位置付けているため、トルコでは十分な警戒が必要です。


【2016年8月24日の緊急ニュース】
トルコ軍はシリアとの国境付近での武力活動を始めたために、シリアとの国境地帯をスペシャルセキュリティーゾーンに指定しました。シリアとの国境地帯はこのことから紛争地帯になったため、渡航するのはお止めください。

トルコの治安・テロ・危険最新情報

⚠️要注意エリア


⚠️1 シリア・イラクとの国境地帯
【渡航するのは止めて下さい!】
・IS(イスラム国)との紛争地帯です。
・シリアからの難民が数多くおり、治安は急速に悪化しています。

⚠️2 ディヤルバクル、ハッキャリ、トゥンジェリ、シュルナク、ハタイ県、キリス県、ガジアンテップ県、シャンルウルファ県、マルディン県
【渡航するのは止めて下さい!】
・トルコ軍とPKKとの紛争が激化しており、内戦状態にあります。
・IS(イスラム国)によるロケット攻撃などが頻発しています。

⚠️3 アンカラやイスタンブールなどの主要都市
【渡航するのは止めて下さい!】
・外国人観光客を狙ったテロ事件が頻発しています。
・外国人を狙った身代金目的の誘拐が頻発しています。ISなどの組織は、観光客のSNSへの投稿などを常にモニターしているとされています。
・デモや集会等での暴動に巻き込まれる可能性があります。
・クーデターが再び発生する危険性があります。

●デモなどの集会
【要警戒!】
・トルコ国内では、政情や社会情勢を受けて、デモや抗議活動が突発的に行われることがあります。それに対して警察当局も放水銃や催涙ガス等を使用し、強制的に排除する場合もあるため、デモ等に近づくことは非常に危険です。昨年は、中国政府のウイグル人に対する政策に反対するトルコの極右団体等による抗議デモが一時活発化しました。2015年7月4日、イスタンブール市内において、抗議デモの際、中国人に見間違えられた韓国人観光客が暴行を受ける被害が出ました。






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