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Turkey トルコ |
総合危険度:0.9
(総合危険ポイント:1216.1)
いくつかの項目に注意して 渡航・滞在してください。
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誘拐
危険度:6.5
(危険ポイント:219.0)
危険性が極めて高い項目であるため、 渡航・滞在するのはお控えください。
シリアとの国境付近を中心として、IS(イスラム国)やヌスラ戦線等の組織により身代金目的の外国人誘拐が頻発しています。ISなどのテロ組織は、外国人の誘拐を組織の重要な戦略と位置付けているため、トルコでは十分な警戒が必要です。ISなどの組織は、観光客のSNSへの投稿などを常にモニターしているとされています。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底しましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
トルコ |
17.9 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:2.1
(危険ポイント:4011.2)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
・男性旅行者を対象とした、いわゆる「ぼったくり」も発生しています。 街を歩いていると親しげに声を掛けられ、会話も弾んだところで「知っている店があるから一緒に飲みにいこう。」などと誘われます。店では女性が隣に座り、接客に当たるほか一緒に飲食をします。いざ支払いになると、少しの時間いただけでも日本円で数十万円に相当する金額を請求されるいう事件が発生しています。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
トルコ |
350.5 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:0.8
(危険ポイント:527.3)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
中級以下のホテル室内での盗難事件、店内で買い物中の隙を狙ったポーチやハンドバッグ、デイパック等の盗難事件が発生しています。また、人混みに紛れて、着衣のポケットやカバン類から財布を抜き取るという手口のほか、複数で取り囲み、話しかけたり物を売りつけるふりをして強引に金品を抜き取ったり、喧嘩を装い、故意にぶつかって被害者を巻き込み、その間に財布を抜き取るというスリ事件が発生しています。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
トルコ |
279.1 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:0.9
(危険ポイント:572.1)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
車やオートバイに乗って、あるいは走りながらショルダーバッグやハンドバッグ等の手荷物をひったくる事件が発生しています。また、警察官と称して、英語や日本語で「偽札事件の捜査をしているので財布を見せて欲しい」等と言い、被害者が気づかないうちに財布から現金やクレジットカード等を抜き取るという事件も発生しています。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
トルコ |
13.8 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:0.7
(危険ポイント:34.0)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
特に女性の個人旅行者が被害に遭うケースが多いです。日本語や英語で親しげに話しかけ、食事に誘った上、アルコール度数の高い酒を飲まされ た後に乱暴された例やじゅうたん屋の奥の部屋で襲われた例。道を案内する、車で最寄りまで送っていくと言われ、そのまま人気のない場所へ連れて行かれ乱暴された例等があります。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
トルコ |
7.4 |
(最新データ)
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テロ
危険度:5.7
(危険ポイント:32.6)
危険性が極めて高い項目であるため、 渡航・滞在するのはお控えください。
日本人がテロに巻き込まれる可能性が非常に高い状況です。現在トルコでは数多くのテロ組織が活発に活動しています。 トルコの南東部ではPKK(クルド労働者党)によるテロ活動が活発化し、多くのテロ事件が報道されています。また、IS(イスラム国)やDHKPC(極左勢力)、TAK(クルド分離主義勢力)による自爆テロも数多く報道されています。トルコはイスラム過激派組織であるIS(イスラム国)やヌスラ戦線が活発に活動しているシリアやイラクに入国する際の、中継地点とされており、欧米を含め世界中からのテロリスト組織への玄関口となっています。そのため、トルコ各地にテロ組織に関係のある人間がいるとされ、トルコ全土でのテロ活動が警戒されています。
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国内での死傷者数(人) |
日本 |
0 |
トルコ |
2,331 |
(最新データ)
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殺人
危険度:1.3
(危険ポイント:68.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
トルコ |
4.3 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.6
(危険ポイント:403.1)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
2016年7月15日、軍の一部勢力が戦車等を出動させ、蜂起する行動を起こしました。アンカラにおいては、国会議事堂や、参謀本部、ジャンダルマ、治安機関に対し、戦闘機やヘリコプター等を用いた砲撃が行われました。イスタンブールにおいては、アジア側とヨーロッパ側を繋ぐボスポラス海峡の2本の大橋がクーデター派によって封鎖されました。加えてアタテュルク国際空港に戦車をはじめとする部隊が展開され、同空港へのアクセスが遮断されました。アンカラとイスタンブールでは、市民がクーデターへの抗議行動に出たこともあり、多数の市民が死亡しました。現在クーデターは沈静化していますが、未だ軍部には現政府に対する不満が強く、緊迫した情勢が続いています。
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自然災害
危険度:0.9
(危険ポイント:94.6)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
トルコでは地震が活発な地域の一つであり、散発的に多くの死傷者が発生する大規模な地震が発生しています。日本と比較すると耐震性の低い建物が多いため、トルコに渡航する際は、なるべく新しく耐震性が高いと思われる所に宿泊するのをおすすめいたします。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
トルコ |
92,420 |
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交通機関事故
危険度:0.9
(危険ポイント:4054.6)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
トルコは道路事情が悪い上に交通事故も多く、交通環境は良好ではありません。市街地の道路には、配管工事の際に掘られた跡がそのまま放置され、ところどころ凹凸があったりするなど、これらにタイヤを取られないよう運転には注意が必要です。郊外の道路は、照明が不十分なので、夜間の運転には特に注意が必要です。交通マナーも非常に悪く、信号無視、一方通行逆走、猛スピードで乱暴な運転をする車両が多数見受けられます(特にタクシー、「ドルムシュ」と呼ばれるミニバス)。事故に巻き込まれないため、自己防衛に細心の注意を払う必要があります。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
トルコ |
6.7 |
(最新データ)
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トルコ
テロ情報
現状
日本人がテロに巻き込まれる可能性が非常に高い状況です。現在トルコでは数多くのテロ組織が活発に活動しています。 トルコの南東部ではPKK(クルド労働者党)によるテロ活動が活発化し、多くのテロ事件が報道されています。
また、IS(イスラム国)やDHKPC(極左勢力)、TAK(クルド分離主義勢力)による自爆テロも数多く報道されています。トルコはイスラム過激派組織であるIS(イスラム国)やヌスラ戦線が活発に活動しているシリアやイラクに入国する際の、中継地点とされており、欧米を含め世界中からのテロリスト組織への玄関口となっています。そのため、トルコ各地にテロ組織に関係のある人間がいるとされ、トルコ全土でのテロ活動が警戒されています。
2015年10月に首都アンカラにおいて大規模なテロ事件が発生して以降はアンカラ、イスタンブール、ブルサなど日本人が多く居住する、あるいは日本人旅行者が多く訪れる都市においてもテロ事件が発生しています。
トルコにおけるテロ事件は、主に軍や警察等治安当局をはじめとする政府関連施設を標的とするものでしたが、最近では、軍や警察を狙ったテロに偶然巻き込まれるというだけでなく、外国人旅行者を直接のターゲットとしたテロや、アタテュルク空港におけるテロのように無差別のテロも発生しており、十分な注意と警戒が必要です。
近年、特定の組織に属さず、インターネット情報の影響を受けて過激化し、テロを起こす「ローンウルフ型」テロも世界各地で発生しております。
直近のテロ事件一覧
【2017年1月5日発生の事件】
トルコ西部イズミルの裁判所前で、自動車爆弾によるとみられる爆発があり、その後、警察と容疑者の間で銃撃戦が起き、裁判所職員と警察官の計2人が死亡しました。
【2017年1月1日発生の事件】
トルコの最大都市イスタンブールの新市街オルタキョイにある高級ナイトクラブ兼レストラン「レイナ」で、サンタクロース姿に扮装した男が無差別に銃を乱射するテロ事件がありました。トルコ政府は外国人16人を含む少なくとも39人が死亡、69人が負傷したと発表した。
【2016年12月19日発生の事件】
トルコの首都アンカラで、トルコに駐在するロシアのアンドレイ・カルロフ大使が男に銃で撃たれました。
【2016年10月14日発生の事件】
観光地アンタルヤにロケットが打ち込まれました。死傷者は発生していません。・ハッキャリ、ディヤルバクル、ヴァン、 アドゥヤマンのトルコ軍に対する攻撃があり、13人が死傷する事態となりました。
【2016年10月6日発生の事件】
イスタンブールのYenibosnaエリアで爆弾テロが発生し、10人が死傷する事態となりました。
【2016年8月24日発生の事件】
アンカラとケメルをつなぐTopcam付近の道路で、道路傍に設置してあった爆弾が爆発し、トルコの警官隊2名が負傷する事件が発生いたしました。
【2016年8月20日発生の事件】
ガズィアンテプでDAESH(イスラム国の新表記)により結婚式が襲撃され、57名が死亡、100名以上が負傷する事態となりました。死亡したのは、ほとんどが子供でした。
【2016年6月28日発生の事件】
イスタンブールのアタチュルク国際空港が襲撃され、41名が死亡、230名以上が負傷する事件が発生いたしました。死亡した内、少なくとも13名が外国人でした。トルコの大統領であるエルドランは、この事件はIS(イスラム国)によるものだとしていますが、IS側は認めていません。
【2016年6月7日発生の事件】
イスタンブールのVeznecilerエリアで爆弾テロが発生し、7名の警官と4名の市民が死亡、36名が負傷しました。
【2016年5月1日発生の事件】
ガズィアンテプで警察所を標的とした爆弾テロが発生し、2名の警官が死亡、23名が負傷しました。
【2016年4月27日発生の事件】
ブルサのモスクで自爆テロが発生し、自爆した人間が死亡し、7名が負傷しました。
【2016年3月19日発生の事件】
イスタンブールのイスティクラル通りで観光客を狙った、爆弾テロが発生し、4名の観光客が死亡、36名が負傷しました。
【2016年3月13日発生の事件】
アンカラの中心部にあるクズライ広場で爆弾テロが発生し、30名以上が死亡しました。
このテロについてはクルド労働者党(PKK)関連組織である「クルディスタン解放の鷹(TAK)」が犯行声明を出しました。
【2016年2月17日発生の事件】
アンカラのEskisehir Roadで大規模な爆弾テロが発生し、28名以上が死亡しました。
このテロについてはクルド労働者党(PKK)関連組織である「クルディスタン解放の鷹(TAK)」が犯行声明を出しました。
【2016年1月12日発生の事件】
イスタンブールのスルタンアフメットで自爆テロが発生し、10名の観光客が死亡しました。トルコ政府は、このテロに関して、犯人はDAESH(イスラム国)としています。
【2015年10月10日発生の事件】
アンカラのUlusエリアの駅で2つの爆弾が爆発し、100名以上が死亡、180名以上が負傷しました。犯人はIS(イスラム国)に所属しているとされています。
【2015年7月20日発生の事件】
シリアとの国境付近であるシャンルウルファのシュリュジュで自爆テロが発生し、33名が死亡、100名以上が負傷しました。
【2015年6月9日発生の事件】
ディヤルバクルで襲撃により、4名が死亡しました。
【2015年6月5日発生の事件】
HDP(国民民主主義党)の集会が爆発が発生し、2名が死亡、多くが負傷する事件がディヤルバクルで発生しました。
トラベルアドバイス
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・特にラマダン(特に金曜日)及びイード期間中はテロが発生するリスクが高いため、その期間中は特に警戒が必要です。
・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。(国会等の政府機関を狙ったテロが発生する可能性があります。)
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
・トルコの祝日ではテロが頻発しているため、特に警戒してください。
・PKKやIS(イスラム国)が活発に活動しているとされる、シリア・イラクの国境部分やトルコ南東部への渡航は絶対に止めてください。
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トルコ
犯罪・誘拐情報
現状
トルコ内務省が発表している最終の犯罪統計(2006 年中のもの、それ以降の当局による公式発表はありません)によると犯罪発生率(人口10万人当たりの発生件数)は、日本と比較しても、殺人や強盗等の凶悪犯は高いものの、刑法犯の総数や窃盗犯は日本よりも低い状況です。しかし近年は難民の急増もあり、治安は急速に悪化していると想定されます。
日本人の犯罪被害例
盗難
中級以下のホテル室内での盗難事件、店内で買い物中の隙を狙ったポーチやハンドバッグ、デイパック等の盗難事件が発生しています。
スリ
人混みに紛れて、着衣のポケットやカバン類から財布を抜き取るという手口のほか、複数で取り囲み、話しかけたり物を売りつけるふりをして強引に金品を抜き取ったり、喧嘩を装い、故意にぶつかって被害者を巻き込み、その間に財布を抜き取るという事件が発生しています。
ひったくり
車やオートバイに乗って、あるいは走りながらショルダーバッグやハンドバッグ等の手荷物をひったくる事件が発生しています。
偽警察官による金品詐取及び強盗
警察官と称して、英語や日本語で「偽札事件の捜査をしているので財布を見せて欲しい」等と言い、被害者が気づかないうちに財布から現金やクレジットカード等を抜き取るという事件が発生しています。
高額じゅうたん販売詐欺
イスタンブール市内では、じゅうたんの購入に関する詐欺が多く発生しています。安いじゅうたんに非常に高い値段をつけておき、大幅に割り引いたと思わせて売りつけたり、じゅうたんをプレゼントす ると言いながら、通関手続に必要だとして高額な料金を請求するというものです。
結婚(恋愛)詐欺
イスタンブールでは日本人女性を狙った詐欺が報告されています。男性が気易く声を掛けてきて、交際や結婚を申し込み、相手をその気にさせてから借金の肩代わりや商売への出資をもちかけたり、じゅうたんを高く買わせるなど、言葉巧みに金品をだまし取るとい うものです。
高額現地ツアー
イスタンブール市内、特に観光客が多く集まるスルタン・アフメット地区には、トルコ国内外へのツアーを提供する旅行会社が多数あります。それらの中には、路線バスのチケットや安ホテルの予約をしたただけで「観光ツアー」と称して高額な代金を請求する悪徳業者もあります。支払いを済ませた後でツアーに参加し、内容のひどさから返金を求めても、業者は返金に応じません。
クレジット・カード詐欺
じゅうたん屋や土産物屋で、クレジット・カードで決済する際、暗証番号を機械に入力することが多いですが、店側が言い値より遙かに高い金額を入力して決済させたり、暗証番号を入力しても「うまく決済できない」と言って何度も同じ金額で決済(暗証番号を入力)させる手口があります。
暴力バー
男性旅行者を対象とした、いわゆる「ぼったくり」も発生しています。 街を歩いていると親しげに声を掛けられ、会話も弾んだところで「知っている店があるから一緒に飲みにいこう。」などと誘われます。店では女性が隣に座り、接客に当たるほか一緒に飲食をします。いざ支払いになると、少しの時間いただけでも日本円で数十万円に相当する金額を請求されるいう事件が発生しています。
性犯罪
特に女性の個人旅行者が被害に遭うケースが多いです。日本語や英語で親しげに話しかけ、食事に誘った上、アルコール度数の高い酒を飲まされ た後に乱暴された例やじゅうたん屋の奥の部屋で襲われた例、車で最寄りまで送っていくと言われ、そのまま人気のない場所へ連れて行かれ乱暴された例等があります。
トラベルアドバイス
・ニセ警察官に注意しましょう。(警察官がいきなり財布の中身を見せるよう要求することはありません。)
・許可を得ないで軍や警察関係施設の撮影はしないでください。(逮捕・拘留されることもありえます。)
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げてください。
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。(スリ被害が頻発しています。)
・クレジットカードはスキミングを警戒し、信用できる場所でのみ使用しましょう。
・強盗被害にあった際には抵抗しないでください。(犯人が銃器やナイフを持っている可能性があります。)
・財布や鍵などは必ず身に付け、ハンドバッグに入れて持ち運ばないようにしましょう。
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トルコ
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療機関の診療及び設備の質は低くありませんが、医療サービスの質が低く、英語を理解する医療職はほとんどいませんので受診の際はトルコ語の通訳が必要です。救急外来を24時間受診できる医療機関があります。医療費は欧米並みに高額ですので、事前に海外旅行保険への加入をお勧めします。
警戒すべき病気・感染症
狂犬病
症状:腹痛、嘔吐、下痢、発熱、倦怠感、血便等
感染経路:狂犬病ウィルスを持った動物に噛まれることで感染
対処方法:哺乳動物に咬まれたときには、できるだけ早く病院を受診する。同時に、狂犬病のおそれのある動物に咬まれたら、傷口を石鹸と水(できれば流水)でよく洗い、消毒液で消毒する。空気に触れると直ぐに感染力が弱まるウイルス。粘膜から感染する可能性があるので、決して傷口を口で吸いだしてはいけない。症状が発現したときには確立された治療法はない。これまでに100万人以上の人が命を落としており、助かった人は数名しかいない。
A型肝炎
症状:発熱、全身倦怠感、食欲不振
感染経路:感染者による糞便で汚染された飲食物を経口摂取することで感染
対処方法:特別な治療法はない。症状に応じて治療し、安静にして抗体ができることを待つ。
腸チフス
症状:高熱、頭痛、全身のだるさ、高熱時に数時間現れる胸や背中、腹の淡いピンク色の発 疹、便秘などの症状(感染して1~3週間後発症)。重症化すると腸から出血したり、腸に穴が開いたりする可能性がある。
感染経路:汚染された加熱不十分の肉類から感染することが多い。
対処方法:効果のある抗生物質を長期間服用。
結核
症状:全身倦怠感、食欲不振、体重減少、発熱
感染経路:結核患者からの咳、くしゃみ、唾より感染。
対処方法:抗結核剤の投薬による化学療法による治療。
B型肝炎
症状:発熱、全身倦怠感、食欲不振
感染経路:性行為、輸血、臓器移植、刺青
対処方法:特別な治療法はない。症状に応じて治療し、安静にして抗体ができることを待つ。
トラベルアドバイス
・十分な額の海外旅行傷害保険に加入しましょう。
・予防接種はできるだけ赴任前に受けてください。
・医薬品を持ち込む際は、持ち込めるものであるか医師等に事前に確認してください。
・飲料水はミネラルウォーターのみとしてください。(食中毒の危険性があります。)
・肉、魚は中までよく火が通ったものを食べましょう。(食中毒の危険性があります。)
・路上販売の食品を食べるのは極力お控えください。(食中毒の危険性があります。)
・日焼けや熱中症にも注意をしてください。(夏季には40度以上となる場合があります。)
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トルコ
自然災害情報
現状
地震
トルコでは地震が活発な地域の一つであり、散発的に多くの死傷者が発生する大規模な地震が発生しています。
トラベルアドバイス
・日本と比較すると耐震性の低い建物が多いため、トルコに渡航する際は、なるべく新しく耐震性が高いと思われる所に宿泊するのをおすすめいたします。
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❗️危険要因(トルコ) 【トルコは現在情勢・治安が急速に悪化しており、安全と思われるエリアはありませんので渡航するのは止めて下さい!】 【トルコ政府はクーデター未遂事件を受け現在「国家非常事態宣言」を2016年7月21日より発令しています。】 直近のトルコでのテロ事件一覧は「テロ情報」をご確認ください。
●内戦・クーデターの危険性 ・2016年7月15日、軍の一部勢力が戦車等を出動させ、蜂起する行動を起こしました。アンカラにおいては、国会議事堂や、参謀本部、ジャンダルマ、治安機関に対し、戦闘機やヘリコプター等を用いた砲撃が行われました。イスタンブールにおいては、アジア側とヨーロッパ側を繋ぐボスポラス海峡の2本の大橋がクーデター派によって封鎖されました。加えてアタテュルク国際空港に戦車をはじめとする部隊が展開され、同空港へのアクセスが遮断されました。アンカラとイスタンブールでは、市民がクーデターへの抗議行動に出たこともあり、多数の市民が死亡しました。 ・現在クーデターは沈静化していますが、未だ軍部には現政府に対する不満が強く、緊迫した情勢が続いています。
●テロの危険性 ・シリア情勢の悪化に伴い、現在トルコには約270万人以上のシリア難民が流入しており、そのシリア難民の中にIS(イスラム国)の関係者が紛れ込んでいると指摘されています。 ・トルコではイスタンブールを含む各地でテロ事件が発生しており、多くの観光客が犠牲となっています。 ・トルコ情勢は日本や欧米で報じられている以上に最悪なものであることが想定されます。zaman等のトルコ現地メディアでは、日本や欧米系のメディアでは報じられていない、イスタンブールなど有名な観光地等でも発生しているテロ事件を連日報道しています。
●PKK(クルド労働者党)との紛争 ・PKKとトルコ政府は長らく停戦をしていましたが、2015年7月より停戦は破られ、以来両者の間で紛争状態となっています。この紛争でトルコ軍は現在までに400名以上が死亡しているとされています。一方トルコ政府はISに加えイラク北部及びトルコ国内のPKKに対する空爆も実施するとともに、テロリストに対する取締りを強化し、多くのPKK関係者を拘束しています。 ・PKKはテロ事件をトルコ全土で数多く起こしており、警戒が必要です。 ・PKKの関連組織とみられるTAKは「観光は我々が破壊しようとする主要なターゲットである」という内容の声明を出しています。
●誘拐の危険性 ・シリアとの国境付近を中心として、IS(イスラム国)やヌスラ戦線等の組織により身代金目的の外国人誘拐が頻発しています。ISなどのテロ組織は、外国人の誘拐を組織の重要な戦略と位置付けているため、トルコでは十分な警戒が必要です。
【2016年8月24日の緊急ニュース】 トルコ軍はシリアとの国境付近での武力活動を始めたために、シリアとの国境地帯をスペシャルセキュリティーゾーンに指定しました。シリアとの国境地帯はこのことから紛争地帯になったため、渡航するのはお止めください。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 シリア・イラクとの国境地帯 【渡航するのは止めて下さい!】 ・IS(イスラム国)との紛争地帯です。 ・シリアからの難民が数多くおり、治安は急速に悪化しています。
⚠️2 ディヤルバクル、ハッキャリ、トゥンジェリ、シュルナク、ハタイ県、キリス県、ガジアンテップ県、シャンルウルファ県、マルディン県 【渡航するのは止めて下さい!】 ・トルコ軍とPKKとの紛争が激化しており、内戦状態にあります。 ・IS(イスラム国)によるロケット攻撃などが頻発しています。
⚠️3 アンカラやイスタンブールなどの主要都市 【渡航するのは止めて下さい!】 ・外国人観光客を狙ったテロ事件が頻発しています。 ・外国人を狙った身代金目的の誘拐が頻発しています。ISなどの組織は、観光客のSNSへの投稿などを常にモニターしているとされています。 ・デモや集会等での暴動に巻き込まれる可能性があります。 ・クーデターが再び発生する危険性があります。
●デモなどの集会 【要警戒!】 ・トルコ国内では、政情や社会情勢を受けて、デモや抗議活動が突発的に行われることがあります。それに対して警察当局も放水銃や催涙ガス等を使用し、強制的に排除する場合もあるため、デモ等に近づくことは非常に危険です。昨年は、中国政府のウイグル人に対する政策に反対するトルコの極右団体等による抗議デモが一時活発化しました。2015年7月4日、イスタンブール市内において、抗議デモの際、中国人に見間違えられた韓国人観光客が暴行を受ける被害が出ました。
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南ヨーロッパの国・地域