|
Top > ボスニア・ヘルツェゴビナ
|
|
Bosnia-Herzegovina ボスニア・ヘルツェゴビナ |
総合危険度:2.2
(総合危険ポイント:2860.6)
危険性が高いエリアがあるため、 渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
|
|
誘拐
危険度:0.9
(危険ポイント:1.2)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
ボスニア・ヘルツェゴビナ当局によれば、紛争終結後の同国における誘拐事件の発生は極めて少なく、また、その大半が富裕者を対象とした金銭目的の犯罪であるとしていますが、警戒は必要です。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
|
人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
0.1 |
(最新データ)
|
|
傷害・暴行
危険度:0.9
(危険ポイント:185.6)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
最近では邦人の方がスリやひったくり、車両盗難に遭う事件が発生しており、過去には車上荒しや住居侵入、路上強盗の被害に遭う事件も発生していますので注意が必要です。また犯人の要求を拒否したために暴行を受け、大怪我を負ってしまった事件も発生していますので、万が一、暴漢に遭った際には絶対に抵抗したりせず、身の安全を第一に行動してください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
|
人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
15.5 |
(最新データ)
|
|
窃盗
危険度:0.6
(危険ポイント:326.5)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
当国で日本人は目立つ傾向にあります。華美な服装や公共の場(レストラン、バーなど)で大声で騒ぐなどの行動は控えると共に多額の現金を持ち歩くことも控えてください。また、カフェやレストラ ンなどで、犯罪組織が関連すると見られる発砲事件や爆弾事件も発生しています。これらに巻き込まれないよう深夜帯にまで及ぶ外出は控えてください。
置き引きやスリ、ひったくりも依然後を絶ちません。バスやトラムの車内、繁華街等の人の混雑する場所ではバックを体の前に抱えるようにして持つようにしてください。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。
・親しげに近づいてくる女性には注意しましょう。(飲食物に薬を混入され、昏睡状態になった時に現金を盗まれる場合があります。)
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
・警官から現金を不当に要求されたら、支払いを拒み、大使館に連絡しましょう。
|
人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
155.4 |
(最新データ)
|
|
強盗・強奪
危険度:1.0
(危険ポイント:877.1)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
紛争時に使用された武器等が未だ一般に出回っており、スリ・ひったくり及び銃器を使用した殺人、強盗、爆弾事件等の凶悪事件などの犯罪発生件数に大きな改善はみられず、昨今の経済不況等の影響もあり、犯罪発生件数は増加傾向にあります。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
|
人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
26.9 |
(最新データ)
|
|
強姦・強制猥褻
危険度:0.6
(危険ポイント:17.8)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
|
人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
3.5 |
(最新データ)
|
|
テロ
危険度:1.3
(危険ポイント:0.8)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
近年、イスラム過激派等によるとみられる爆弾テロやテロ未遂事件が発生しています。2014年9月には、ボスニア・ヘルツェゴビナ国民をイスラム過激派組織ISILに勧誘していた男が拘束、起訴されました。また、シリアでISILの戦闘に参加していたボスニア・ヘルツェゴビナ国籍者が数十名帰還しており、国内には相当数の支持者がいると考えられていることから、テロの潜在的な脅威があります。
ボスニア・ヘルツェゴビナにおいては、2015年9月、ISILの機関誌において在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館が標的の候補の1つとして例示されました。現在のところ、具体的な脅威情報はありませんが、今後、大使館や在留邦人・日本人旅行者などが標的とされ、又は巻き込まれる危険性はあり、引き続き注意する必要があります。
|
国内での死傷者数(人) |
日本 |
0 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
0 |
(最新データ)
|
|
殺人
危険度:1.0
(危険ポイント:21.1)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
紛争時に使用された武器等が未だ一般に出回っており、スリ・ひったくり及び銃器を使用した殺人、強盗、爆弾事件等の凶悪事件などの犯罪発生件数に大きな改善はみられず、昨今の経済不況等の影響もあり、犯罪発生件数は増加傾向にあります。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
|
人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
1.3 |
(最新データ)
|
|
政情不安
危険度:4.1
(危険ポイント:2535.2)
危険性が極めて高い項目であるため、 渡航・滞在するのはお控えください。
紛争中、前線であった地域等、国内には依然として完全に除去されていない地域もあります。埋設地雷の多くはすでに埋設場所が確認されており、「ドクロ・マーク」や「MINE」等で標示されていますので、こうした標示のある埋設場所には近づかないようにしてください。また、「ドクロ・マーク」等の標示がなかったり、いたずら等によりマークが外されてしまった埋設場所もありますので、草むらや未舗装の道路、廃墟や廃村及び果樹園等には現地事情に詳しいガイドを伴わずに立ち入ることは避けてください。
|
|
自然災害
危険度:3.0
(危険ポイント:21943.3)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
地震
年に何回か地震が起きています。
山火事
夏の酷暑の時期によく起こります。
洪水・地滑り
豪雨に見舞われた後、洪水や地滑りが起こりやすくなります。
|
2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
1,059,587 |
|
|
交通機関事故
危険度:1.4
(危険ポイント:5752.2)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
当地国内の主な移動手段は車です。サラエボ市内にはトラムがありますが、市内中心部のみであり、他の都市とを結ぶ鉄道も本数が少なく利便性はよくありません。タクシーを利用する際には、必ず料金メーターのスイッチを入れたことを確認し、目的地についてから言い値で請求されないよう注意してください。幹線道路は地理的特性からカーブも多い上に、無理な追い越しやスピード超 過の車両も頻繁に見られます。また、都市部においては路上駐車が多く、歩行者の飛び出しにも注意が必要です。乱暴な運転の車や整備の行き届いていない車も多いので、安全運転を励行してください。なお、走行中のライトオ ンや蛍光ベストの装備、11月中旬から4月中旬までは、冬用タイヤ若しくはタイヤチェーンの装着が義務付けられています。
|
人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
8.6 |
(最新データ)
|
ボスニア・ヘルツェゴビナ
テロ情報
現状
近年、イスラム過激派等によるとみられる爆弾テロやテロ未遂事件が発生しています。2014年9月には、ボスニア・ヘルツェゴビナ国民をイスラム過激派組織ISILに勧誘していた男が拘束、起訴されました。また、シリアでISILの戦闘に参加していたボスニア・ヘルツェゴビナ国籍者が数十名帰還しており、国内には相当数の支持者がいると考えられていることから、テロの潜在的な脅威があります。
ボスニア・ヘルツェゴビナにおいては、2015年9月、ISILの機関誌において在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館が標的の候補の1つとして例示されました。現在のところ、具体的な脅威情報はありませんが、今後、大使館や在留邦人・日本人旅行者などが標的とされ、又は巻き込まれる危険性はあり、引き続き注意する必要があります。
トラベルアドバイス
・近年、イスラム過激派等によるとみられる爆弾テロやテロ未遂事件が発生しています。大使館や在留邦人・日本人旅行者などがテロの標的とされ、巻き込まれる危険性がありますので、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・近くで爆発音を聞いた場合は姿勢を低くし、周囲の状況を確認後、退避してください。
閉じる
ボスニア・ヘルツェゴビナ
犯罪・誘拐情報
現状
ボスニア・ヘルツェゴビナでは紛争終結以来、16年が経過して平和が定着し、紛争で破壊された経済・社会インフラの回復も、国際社会の支援等もあって相当程度進んでいます。紛争再発の危険性は低下していますが、国内では未だに紛争時に使用された武器が数多く出回っており、これらを使用した強盗事件や発砲事件、爆弾事件が散発的に発生しています。
サラエボ市等の主要都市においては、治安は比較的良好に保たれていますが、一般犯罪の発生件数は増加傾向にあり、特に、スリや置き引き等の窃盗犯罪が大きく増加しています。日本人もスリ、置き引き、車上荒らし等の被害に遭っており、昨今ではトラムの中でスリの被害に遭ったり、市内観光中にリュックの中に入れていたパスポートや現金を盗まれる被害が発生しています。また、武器を用いた強盗等の凶悪犯罪も増えてます。
トラベルアドバイス
・強盗事件や発砲事件、爆弾事件が散発的に発生していますので十分な警戒をしてください。
閉じる
ボスニア・ヘルツェゴビナ
病気・感染症情報
衛生・医療事情
ボスニア・ヘルツェゴビナの医療機関は概して老朽化した施設が多く、特に首都サラエボやスルプスカ共和国の中心都市バニャ・ルカ、その他ツヅラ、モスタルなど医大のある大都市以外では、建物だけでなく医療設備も乏しいところが多いです。大都市の医療機関では、内科、婦人科、小児科、眼科、耳鼻科、精神科の診療があり、病院によっては、外科、救急診療もあります。また、歯科を含め開業医もあります。薬局には一般的な薬は各種揃っています。ただし、常用の医薬品、一般常備薬は携行することをお勧めします。
水道水は、石灰成分が多く含まれていますが、飲用は可能とされています。山間部など水道設備が整っていない地域もありますので、これらの地域では市販のミネラルウォーターの飲用をお勧めします。
警戒すべき病気・感染症
上気道炎
大気汚染のため、また冬は暖房にて屋内が乾燥していることなどから、呼吸器疾患になる方が少なくありません。冬の屋外は降雪と低温による水蒸気の飽和度低下の関係で見かけ上湿度が保たれているように見えますが、室内では24時間暖房のため、非常に乾燥し湿度30%を下回ることもあります。このため、鼻や喉などの上気道を傷めやすく、風邪などの上気道炎に罹患しやすくなります。一度罹患すると、乾燥のため、上気道の絨毛運動等の排痰機能が低下し、上気道炎を慢性化したり、肺炎などの下気道炎を続発しやすくなります。十分な性能を持つ加湿器の購入など部屋の湿度を上げる工夫、インフルエンザの予防接種、マスクやマフラーなどの使用にくわえ、規則正しい生活と十分な睡眠で、疲労やストレスを避けるなどの対策が必要です。
経口感染症・下痢症
地域によっては水や食品などの衛生環境が不備なこともあり、細菌性の食中毒やA型肝炎など、汚染された食物等を原因とする感染症には注意が必要です。食事や水などから、細菌性食中毒(サルモネラ、カンピロバクターなど)、ウイルス性食中(ロタ、ノロなど)が毎年高頻度に見られ、旅行者や在留邦人もレストランや市場などでこれに巻き込まれることがあります。
生活習慣病
中長期滞在する方は食事内容の偏りなどから、生活習慣病等の発症、悪化に注意する必要があります。特に肉料理中心の食事内容などから、しばしば脂肪、塩分等が過多傾向となるため、肥満、高脂血症(高コレステロール血症)、高血圧などには十分な注意が必要です。当地は日本食材の入手は困難ですが、出来るだけ和食を自炊メニューに加えるようにしましょう。
狂犬病・犬(動物)咬傷
狂犬病はすべての人を含む哺乳類に感染し、発症すると、強い不安感、一時的な錯乱、恐水症 (水を見ると首(頚部)の筋肉が痙攣する)、恐風症 (冷たい風でも同様に痙攣する)、高熱、麻痺、運動失調、全身痙攣などの症状が起こり、呼吸障害等の症状で死亡します。人も動物も発症すると死亡率はほぼ100%です。ただし感染後(感染動物に咬まれた後)にワクチンを連続して接種することにより発症を防ぐことが可能です。
トラベルアドバイス
・医療機関を受診する際、医師の多くには英語が通じますが、そのレベルは個人差が大きく、詳細なニュアンスが伝わらないことがあり、年配の医師、看護師、受付などのスタッフはしばしば英語が通じませんので、通訳が必要となることがあります。
・山間部など水道設備が整っていない地域では市販のミネラルウォーターの飲用をお勧めします。
閉じる
ボスニア・ヘルツェゴビナ
自然災害情報
現状
地震
年に何回か地震が起きています。
山火事
夏の酷暑の時期によく起こります。
洪水・地滑り
豪雨に見舞われた後、洪水や地滑りが起こりやすくなります。
トラベルアドバイス
・地震が起こる可能性がありますので警戒が必要です。
・夏の時期は山火事や森林火災に注意してください。
閉じる
❗️危険要因(ボスニア・ヘルツェゴビナ) ●地雷 ・紛争中、前線であった地域等、国内には依然として完全に除去されていない地域もあります。埋設地雷の多くはすでに埋設場所が確認されており、「ドクロ・マーク」や「MINE」等で標示されていますので、こうした標示のある埋設場所には近づかないようにしてください。また、「ドクロ・マーク」等の標示がなかったり、いたずら等によりマークが外されてしまった埋設場所もありますので、草むらや未舗装の道路、廃墟や廃村及び果樹園等には現地事情に詳しいガイドを伴わずに立ち入ることは避けてください。
|
⚠️要注意エリア ⚠️1 サラエボ市 【要警戒!】 ・昼夜を問わず、個人間やグループ同士のトラブルによる発砲事件、爆弾事件、銃器を使った強盗事件が頻繁に発生しています。 ・反政府デモが毎日実施されています。
⚠️2 モスタル市 【要警戒!】 ・多くの外国人旅行者が訪れる都市ですが、民族的な対立が十分には解消されていません。 ・パスポートや財布等、貴重品を盗まれる被害が多発しています。
⚠️3 バニャ・ルカ市 【要警戒!】 ・強盗事件が散発してます。 ・発砲事件も発生しています。
|
南ヨーロッパの国・地域