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Cambodia カンボジア |
総合危険度:2.5
(総合危険ポイント:4781.0)
危険性が高いエリアがあるため、 渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
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誘拐
危険度:-
(危険ポイント:-)
テロ組織等によるとみられる誘拐事件の発生は確認されていませんが、十分な警戒は必要です。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
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傷害・暴行
危険度:-
(危険ポイント:-)
万一、強盗に危害を加えられるようなことがあっても、暴力を更にエスカレートさせないように、できるだけ抵抗しない態度を示すことが必要です。その際、後に警察に被害届を出すときのために、犯行の状況をできるだけ記憶しておくことが大切です。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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窃盗
危険度:-
(危険ポイント:-)
プノンペン市内のセントラル・マーケット、ロシアン・マーケット、ナイトマーケットなどの人混みで邦人のスリ被害が発生しています。また、マッサージを受けている間に、足下に置いてあった鞄から貴重品を盗まれるといった事案や、プノンペン市内のリバーサイドのバーで飲酒していた外国人が、店を出たところで、複数の子供達に囲まれ、気がつくと財布を盗られていたという事案が発生しています。
クメール正月(4月)、国王誕生日(5月)、プチュム・バン(10月)、水祭り(11月)、クリスマス及び年末年始の連休シーズンは、例年、スリ、ひったくり、強盗、住居侵入事案等の金品目的の一般犯罪のほか、交通事故も増加しますので、特に注意が必要です。
・貴重品及びスマートフォンは外部から所持していることをわかりにくくし、特に最近スマートフォンはよく狙われるので歩きながらスマートフォンを操作しないようにしましょう。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
・警官から現金を不当に要求されたら、支払いを拒み、大使館に連絡しましょう。
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強盗・強奪
危険度:-
(危険ポイント:-)
強盗事件では、オートバイと携帯電話の強奪を狙った事件が最も多く発生しています。最近発生している犯行方法は、走行中のオートバイを追跡し、人通りの少ない場所で追い越して前方に回り込んだり、待ち伏せして襲ったり、時には交差点や自宅前で停止した途端に襲うというものです。また、オートバイや自転車の走行中に蹴倒す等してからバッグ等を奪っていく事件も発生しています。犯人がバッグを奪おうとした結果、被害者が乗車しているオートバイ等を倒されて怪我をするという事例も数件報告されています。強盗被害は、日没から深夜にかけての時間帯に最も多く発生していますが、白昼の住宅街や出勤時間帯の幹線道路においても被害発生が報告されており、最近は犯罪者が時間と場所を選ばない傾向にあります。邦人に対してもオートバイタクシーを利用中に強盗グループに襲われる事件が発生しています。あるケースでは、オートバイタクシーの運転手が強盗グループの一員だったこともあります。
2013年3月にはトゥクトゥクを利用していた邦人滞在者が滞在先に到着した際、バイクに乗った2人組にかばんを強奪され抵抗したところ、拳銃の発砲を受け死亡した事件が発生しています。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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強姦・強制猥褻
危険度:-
(危険ポイント:-)
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.1)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
2007年7月には、プノンペン市内のカンボジア・ベトナム友好記念碑に対する爆破物設置事件や、2009年1月のプノンペン 市内の国防省やTV局周辺においてTNT爆薬を使用した爆発物設置事件が発生しており、不安定な要素を残しています。
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・特にラマダン(特に金曜日)及びイード期間中はテロが発生するリスクが高いため、その期間中は特に警戒してください。
・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。(国会等の政府機関を狙ったテロが発生する可能性があります。)
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
(最新データ)
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殺人
危険度:1.1
(危険ポイント:33.7)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
警察当局が、主要幹線道路各所に警察官を複数配置する、市内各所に防犯カメラを設置するなど、犯罪の抑止対策に力をいれて取り組んでいますが、プノンペン都内においても手榴弾や拳銃等の凶器を使用した凶悪な犯罪が発生していますので、日頃から警戒意識を持って、防犯対策を講じておく必要があります。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
カンボジア |
1.8 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.6
(危険ポイント:402.42)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
カンボジアは、長期にわたる内戦の影響により、治安状況が劣悪とのイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、実際には、政治情勢が安定してきたため、治安も以前と比較すると改善されています。しかし、カンボジア国内の選挙が近くなるにつれて、与野党間の緊張が高まり、双方の支持者間での混乱、デモ等が発生する可能性があります。さらに、依然として銃器が氾濫している状況に変わりはなく、プノンペン市内を中心として、住居への押し込み強盗や、バイクによる歩行者を狙った路上強盗が頻発しており、在留邦人や日本人旅行 者の方々も、スリやひったくりに加え、住居やホテル侵入窃盗事案、観光エリアでの詐欺事件、アンコールワット遺跡群観光中の転落事故等、多岐に亘って犯罪や事故に巻き込まれています。
テロについても、2007年7月には、プノンペン市内のカンボジア・ベトナム友好記念碑に対する爆破物設置事件や、2009年1月のプノンペン市内の国防省やTV局周辺においてTNT爆薬を使用した爆発物設置事件が発生しており、不安定な要素を残しています。
また内戦の影響による銃器の氾濫、武器入手の容易さ、貧富の差の拡大、若者の失業者増加、更に都市への人口流入により、依然としてプノンペン 市内を中心に、昼夜を問わず、住居への侵入強盗・窃盗事案、オートバイや徒歩で移動中の者を狙った強奪・ひったくり事件、性犯罪、金品目的の強盗・殺人事件が頻発しています。特に、複数の若者によるオートバイを使用した路上での強盗やひったくりによる外国人被害が多く発生しており注意が必要です。
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自然災害
危険度:3.7
(危険ポイント:32127.0)
危険性が非常に高い項目であるため、十分な注意と安全対策が必要不可欠です。危険性を回避できないと判断した場合は渡航・滞在するのはお控えください。
気候は大きく雨季(6月~11月)と乾季(12月~5月)に分かれ、気温は年間を通じて高い熱帯性気候です。雨季は1日に数時間雨が激しく降り、町のあちこちに水たまりができます。カンボジアでは排水・治水設備が整っていない地域が多いため、都市や池・川等の水辺では冠水被害に遭う場合があります。乾季の12月から3月中旬は湿度が低く比較的過ごしやすくなりますが、3月後半から5月にかけては非常に暑さが厳しくなるため、熱中症等への注意が必要です。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
カンボジア |
6,456,064 |
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交通機関事故
危険度:0.2
(危険ポイント:1377.3)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
カンボジアでは、道路交通、車両運送及び運転免許の関係法令が整備されていますが、運転者側の遵守意識は極めて低いため、交通事故が多発しており、交通事故発生件数がASEAN諸国内で最も多いと言われています。年々、車やバイクの台数が増加の一途を辿っており、交通事故の発生に歯止めがかからない状態が続いています。特に、バイクドライバーの運転マナーは劣悪であり、反対車線の逆走、車線からのはみ出し、信号無視、脇見運転、バイクの3~4人乗りや蛇行運転は当たり前で、当地の交通事情は劣悪な状況下にあります。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
カンボジア |
13.8 |
(最新データ)
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カンボジア
テロ情報
現状
日本人がテロに巻き込まれる可能性は十分にあります。2007年7月には、プノンペン市内のカンボジア・ ベトナム友好記念碑に対する爆破物設置事件や、2009年1月のプノンペン市内の国防省やTV局周辺においてTNT爆薬を使用した爆発物設置事件が発生しています。
最近では2013年に未遂ではありますが、何者かによって設置された爆弾が、ブノンペンで警察により発見されています。
シアヌークビル中心部の南に位置する、オーチュティールビーチでは外国人を狙った無差別 銃撃事件が発生しています。
現在東南アジアではフィリピンやタイを中心にテロ事件が頻発しておりますが、テロ組織は国境を越えて活動することが多く、カンボジアでも日本人がテロに巻き込まれる可能性があります。
トラベルアドバイス
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・外国人が集まっている場所に行く際は、十分な警戒をしてください。(ex. クラブ、ディスコ、バー、ホテル、ビーチ、野外フェスティバル)
・祝日などの時期は特に警戒し、極力外出を避けること。
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カンボジア
犯罪・誘拐情報
現在の状況
現在のカンボジアは政治情勢が安定してきたため、治安も以前と比較すると改善されています。内務省国家警察の2015年の国内犯罪発生統計資料によれば、総犯罪件数は2,709件で、前年(2,814件)と比較すると、約3.8%の減少となっています。
しかし、依然として銃器が氾濫している状況に変わりはなく、プノンペン市内を中心として、住居への押し込み強盗や、バイクによる歩行者を狙った路上強盗が頻発しており、在留邦人や日本人旅行者の方々も、スリやひったくりに加え、住居やホテル侵入、窃盗事案、観光エリアでの詐欺事件、アンコールワット遺跡群観光中の転落事故等、多岐に亘って犯罪や事故に巻き込まれています。
トラベルアドバイス
・外壁が2m以上あり、警備員が常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊する。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅する。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにする。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所にいること。
・不幸にも犯罪被害に遭った場合でも、絶対に抵抗しないこと。(犯人側が銃を所持している場合があります)
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばない。(スリ被害が頻発しています)
・旅行中や滞在中に知り合った見知らぬ人物の誘いに応じて、一緒に行動したり、宿泊や食事を共にしたり、相手宅に同行したりすることは避ける。また自分の宿泊先や連絡先を安易に教えないこと。(日本人を狙ったいかさま賭博詐欺が発生しています )
・現地のバイクや自転車を利用したタクシーは利用しないこと。(犯罪や交通事故に巻き込まれる可能性が高いです)
警戒時期
4月:クメール正月
5月:国王誕生日
10月:プチュム・ハン
11月:水祭り
12月:クリスマス及び年末年始シーズンの連休
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カンボジア
病気・感染症情報
衛生・医療事情
衛生状態は日本ほど高くありません。 特定のプライベートクリニック(外来)でのみ、日本と同水準の診療が受けられます。病院 (入院)の場合は、一部私立病院を除き劣悪な環境なので、バンコク又はシンガポールに搬送されることになります。プノンペンやシアムリアップ以外の地域では外国人向けのクリニックはありません。医師を含め英語での意思疎通は困難です。
警戒すべき病気・感染症
急性胃腸炎
症状:腹痛や下痢(発熱や嘔吐の場合もある)
感染経路:最近やウイルスによる感染
対処方法:水分補給をすることで脱水症状になるのを避ける。早めに医療機関を受診する。
デング熱
症状:通常蚊に刺されて5日前後で高熱・頭痛(眼の奥が痛むことがある)・関節痛・筋肉痛・食欲の減退が突然発生する。
感染経路:ウイルスを持った蚊に刺されることで感染。
対処方法:安静と解熱といった対症療法とともに、出血傾向の有無を確認して、結果によっては輸血が必要となります。
寄生虫
症状:発熱は少なく、血便・下痢・腹痛・腹部の不快感が起きる。
感染経路:寄生虫が混入している水・飲食物を飲食することで感染。
対処方法:検査で寄生虫の有無・種類を確認してから、抗寄生虫薬(メトロニダゾールなど)の内服が必要になります。
マラリア
症状:潜伏期間が約1~2週間あり、その後突然の高熱があります。熱の上がり下がりは不規則です。
感染経路:マラリア原虫を持つ蚊(ハマダラカ)に刺されることで感染。
対処方法:抗マラリア薬が有効です。放置しておくと命の危険性があるため、疑われる際は必ず医療機関を受診してください。
トラベルアドバイス
・十分な額の海外旅行傷害保険に加入する。当地のクリニックを通してバンコク等へ緊急移送される場合は必ず支払保証の確認(輸送費として約3-4万ドル)が行われれるため。
・衛生状態が悪いため水道水を含む生水は飲まず、料理は必ず加熱したものを食べてください。
・デング熱やマラリアといった蚊に刺されることで感染する病気が発生しているため、長そで長ズボンの着用や,虫除けスプレーを使用するなどの対策が必要です。
・気温が高いため、こまめに水分を取り、熱中症や脱水症状にならないよう注意してください。
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カンボジア
自然災害情報
現状
気候は大きく雨季(6月~11月)と乾季(12月~5月)に分かれ、気温は年間を通じて高い熱帯性気候です。雨季は1日に数時間雨が激しく降り、町のあちこちに水たまりができます。カンボジアでは排水・治水設備が整っていない地域が多いため、都市や池・川等の水辺では冠水被害に遭う場合があります。乾季の12月から3月中旬は湿度が低く比較的過ごしやすくなりますが、3月後半から5月にかけては非常に暑さが厳しくなるため、熱中症等への注意が必要です。
トラベルアドバイス
・カンボジアでは排水・治水設備が整っていない地域が多いため、都市や池・川等の水辺では冠水被害に注意が必要です。
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❗️危険要因(カンボジア) ●交通事故 ・車やバイクドライバーの運転マナーが劣悪なため、交通事故が頻発しています。
●犯罪の増加 ・ブノンペンや観光地で日本人を狙った犯罪が多発しています。 ・外国人女性を狙ったレイプ等の性犯罪事件が増えています。 ・闇市を通して、小型武器や手榴弾が出回っています。
●地雷埋設地域 ・毎年、バッタンバン州、バンテアイミアンチェイ州、オッドーミアンチェイ州において、地雷による死傷者が出ています。これらの州以外でも、農地や森林等に入ることは極めて危険です。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 バタンバン、バンテアイ・メアンチェイ州、プルサ、シエムリアプ(アンコールワット等の観光地以外)、コンポントム 【渡航するのは止めて下さい!】 ・地雷や不発弾が残っているエリアになります。
⚠️2 タイとの国境付近 【渡航するのは止めて下さい!】 ・隣国タイとの紛争に巻き込まれる可能性があります。
⚠️3 ブノンペン市内 【要警戒!】 ・強盗・殺人やひったくりといった事件が多発しています。
⚠️4 オーチュティールビーチ 【要警戒!】 ・外国人観光客を狙ったテロ事件に巻き込まれる可能性があります。
⚠️4 シアヌークヴィル付近 【要警戒!】 ・外国人観光客を狙ったレイプ事件が近年増えています。
●アンコールワット等の観光地 【要警戒!】 ・外国人観光客を狙ったテロや犯罪に巻き込まれる可能性があります。
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東南アジアの国・地域