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Laos ラオス |
総合危険度:2.4
(総合危険ポイント:4492.2)
危険性が高いエリアがあるため、 渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
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誘拐
危険度:-
(危険ポイント:-)
2012年12月15日午後5時頃、PADETC(参加型開発研修センター)の前理事長であるソムバット・ソンポーン氏が失踪する事件が発生しており、十分な警戒が必要です。同氏はアジアのノーベル賞とも言われるマグサイサイ賞受賞者で、貧困削減や教育に多大な貢献をした人物として知られています。事件は、同氏が事務所から車で帰宅途中に何者かに拉致されたと見られていますが、未だに所在不明のままです。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
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傷害・暴行
危険度:-
(危険ポイント:-)
万一、強盗に危害を加えられるようなことがあっても、暴力を更にエスカレートさせないように、できるだけ抵抗しない態度を示すことが必要です。その際、後に警察に被害届を出すときのために、犯行の状況をできるだけ記憶しておくことが大切です。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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窃盗
危険度:-
(危険ポイント:-)
最近では、町の中心でも、空き巣やひったくり・置き引き等の街頭犯罪が増加傾向にあり、十分な警戒が必要です。
・貴重品及びスマートフォンは外部から所持していることをわかりにくくし、特に最近スマートフォンはよく狙われるので歩きながらスマートフォンを操作しないようにしましょう。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
・警官から現金を不当に要求されたら、支払いを拒み、大使館に連絡しましょう。
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強盗・強奪
危険度:-
(危険ポイント:-)
邦人をはじめ外国人を被害者とする強盗事件の発生も報告されています。睡眠薬を用いた「昏睡強盗」のケースも報告されています。最近では、拳銃やナイフなどの凶器を使用した大胆な強盗事件が多発しています。夜間の飲食を終えたレストラン帰りの客に対し、拳銃で発砲して脅しつつ所持品を強奪するケースや、信号待ちの車の運転手を拳銃で脅し、車内のバック等を奪うケースなど、「路上強盗」が数多く発生しています。拳銃などの凶器を使用した犯罪が増加しており、一歩間違えば生命に関わる犯罪となり得るだけに注意が必要です。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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強姦・強制猥褻
危険度:-
(危険ポイント:-)
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.4)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
ラオスでは、これまでにイスラム過激派によるテロは発生しておりません。反政府組織によるとみられる襲撃・爆発事件も、外国人を直接のターゲットとしたものとは言えないことから、ラオスにおいて日本人がテロの標的となる可能性は低いと言えます。しかし、世界各地で発生しているテロ事件の多くは、不特定多数を標的とするものであり、時として全く社会的背景が無い場所で起きる場合もありますので、十分な注意は必要です。
(最新データ)
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殺人
危険度:1.7
(危険ポイント:123.4)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
特に首都圏における犯罪の増加・凶悪化傾向は顕著であり、拳銃やナイフを使用した凶悪事件が多数発生しています。
現在までのところ、邦人が殺人事件に巻き込まれたという報告はありませんが、男女間の痴情のもつれから小型爆弾を使用して無理心中自殺をしたケースや、些細な金銭トラブルから拳銃を使用した殺人に発展するケース、また薬物常用者による無差別殺人など、動機が短絡的で不可解な事件が多いのが特徴で、邦人がいつまきこまれてもおかしくない状況にあります。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
ラオス |
6.9 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.7
(危険ポイント:527.17)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
ここ数年は、中部山間部(旧サイソンブン特別区)を中心に一部のモン族反政府勢力と政府軍との間で激しい武力衝突が断続的に発生しており、2012年も年当初から、モン族による活発な反政府活動が続き、7月にはシェンクワン県ポンサワン市に反政府勢力が多数進入し、一時期は緊張が高まったものの治安機関の大量導入等により、同市内の状況は平常を取り戻しました。しかし、2015年11月及び12月(ラオス建国40周年記念行事前後) には、サイソンブン県及びシェンクワン県等では車両に対する銃撃及び爆破事案が複数発生し、民間人にも死傷者が出た模様です。
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自然災害
危険度:2.4
(危険ポイント:16883.3)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
洪水
2008年8月、大雨によるメコン河の増水で警戒水位を数メートル超える日が数日続き、大きな被害が生じました。現在では、ビエンチャン特別市内では護岸対策が整備されつつあり、洪水発生の危険性は低くなっていますが、地方では依然として毎年洪水被害が報告されています。
雨期の始まりの5月頃と終わりの10月頃には、激しい雷雨が発生しますので注意が必要です。落雷に伴い、停電や電化製品の故障が多発しますので、懐中電灯等を常備し、電化製品のプラグはこまめに抜いておくことをお奨めし ます。山間部では、激しい降雨により土砂崩れや山崩れが発生することがあります。
雷雨
雨期の始まりの5月頃と終わりの10月頃に激しい雷雨が発生します。落雷に伴い、停電や電化製品の故障が多発します。山間部では、激しい降雨により土砂崩れや山崩れが発生することがあります。
地震
地震発生の可能性は低いとされておりますが、2015年、シェンクワン県において地震が発生しました。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
ラオス |
1,485,208 |
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交通機関事故
危険度:1.9
(危険ポイント:8192.3)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
ラオスの道路交通事情は急速に悪化しています。近年、経済発展により、自動車・オートバイの数が急増していますが、その一方で信号機等の交通インフラは全く整っておらず、更に交通ルールやマナーの知識が殆ど無いに等しい運転手が車両を運転している状況であり、結果として交通事故が多発しているのが現状です。
道路の整備に伴って各車両の速度が上がり、重大事故の割合も増加傾向にあります。2016年中、ラオス全国の交通死亡者数が1086名でしたが、同年中ほぼ同じ人口を抱える千葉県で発生した交通事故死亡者数は185名であったことと比べると、人口比でいかに死亡事故が多発しているかが窺えます。
最近では深夜集団でスポーツカーやオートバイを乗り回す若者グループも存在しており、飲酒や、時には薬物を摂取の上、高速で車両を運転する等、巻き込まれると大変危険です。
当地においては、公共交通機関が未発達なことから、殆どの在留邦人の方は自家用車やオートバイを使用していますが、この様な劣悪な交通事情の中で事故を回避するためには、極力現地人ドライバーを雇うと共に、やむを得ず自分で運転する場合には、常に次のような「防衛運転」に心がけ、自らを守る必要があります。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
ラオス |
11.2 |
(最新データ)
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ラオス
テロ情報
現状
ラオスでは、これまでにイスラム過激派によるテロは発生しておりません。反政府組織によるとみられる襲撃・爆発事件も、外国人を直接のターゲットとしたものとは言えないことから,ラオスにおいて日本人がテロの標的となる可能性は低いと言えます。しかし、世界各地で発生しているテロ事件の多くは、不特定多数を標的とするものであり、時として全く社会的背景が無い場所で起きる場合もありますので、十分な注意は必要です。
トラベルアドバイス
・大勢の人が集まる場所では十分に警戒し、異常が認められた場合には、速やかにその場を離れてください。
・テロの標的となるような施設や場所には極力近づかないようにしましょう。
・事件発生時には、野次馬にならず、すぐにその場を離れましょう。
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ラオス
犯罪・誘拐情報
犯罪の特徴
ラオスの治安情勢は、近隣諸国に比べ比較的良好であると言われてきました。これは、一党独裁の民主共和制下のラオスが治安維持を国家の基本政策として重視してきていることにもよります。しかし、2003年から2004年頃にかけてビエンチャンを含む全国各地において、路線バス等を狙った襲撃事件やバスターミナル等の施設での爆発事件が発生しました。ラオスは急激な経済成長により貧富の差が急拡大しており、治安面での不安定要素も拡大しています。
起こる可能性の高い犯罪
殺人・傷害・暴行
特に首都圏における犯罪の増加・凶悪化傾向は顕著であり、拳銃やナイフを使用した凶悪事件が多数発生しています。男女間のもつれから小型爆弾を使用して無理心中自殺をしたケースや些細な金銭トラブルから拳銃を使用した殺人に発展するケース、また薬物常用者による無差別殺人など、日本人がまきこまれる可能性も高いと言えます。
強盗
外国人を被害者とする強盗事件の発生も報告されています。睡眠薬を用いた昏睡強盗や拳銃やナイフなどの凶器を使用した大胆な強盗事件が多発しています。夜間の飲食を終えたレストラン帰りの客に対し、拳銃で発砲して脅しつつ所持品を強奪するケースや信号待ちの車の運転手を拳銃で脅し、車内のバック等を奪うケースなどの路上強盗が数多く発生しています。
ひったくり
ビエンチャン特別市ではバイクを利用したひったくり事件が多数報告されています。ひったくり事件の殆どが、2人乗りのオートバイが背後から近づき、手に所持したり自転車の前かごに入れているバッグ類をひったくるというもので、被害者は女性やお年寄りに集中しています。
トラベルアドバイス
・ラオスは急激な経済成長により貧富の差が急拡大しており、
・車道側、人通りの多い方向にバッグ等を下げないようにしまよう。
・自分や家族の命に替えてまで守らなくてはならないものはないことを常に念頭に置き、犯人への無抵抗を貫いて下さい。
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ラオス
病気・感染症情報
衛生・医療事情
ラオスの医療水準は低く、近代的な医療施設や機器もまだ十分には整備されていません。そのため、ラオスの富裕層や外国人はタイの病院を利用している人が多くいます。重い病気や負傷の場合には、タイなどへ緊急移送されることがあります。特に地方では、医師や医療設備、医薬品の不足など医療の整備が不十分であり、大きな病気や怪我をした際に現地の病院を受診しても確実な診断や治療を受けられない可能性があります。ビエンチャン特別市内の主要な病院は24時間診療可能ですが、救急車による患者の搬送制度は確立されていません。
警戒すべき病気・感染症
デング熱、マラリア
デング熱やマラリアは、蚊が媒介して感染します。肌を極力露出しないようし、虫除けスプレーや蚊取り線香等を常用しましょう。山や藪には極力入らないようにしましょう。
鳥インフルエンザ
ラオスでは家禽類へのH5N1型鳥インフルエンザの感染が発生し、ヒトへの感染が確認されています。鳥インフルエンザは致死率が高いため、生きた鳥が売られている市場や養鶏場など鳥の多い場所にはむやみに訪れないようにしましょう。死んだまたは弱った鳥などに近づいたり、触ることは控えてください。
感染性胃腸炎
生水は絶対に飲まないでください。氷も生水から作られている可能性があるため注意し、生ものの摂取は極力避けましょう。さらに、予防接種を実施する(A型・B型肝炎、破傷風、日本脳炎等)等、感染症の予防に努めて下さい。
トラベルアドバイス
・ラオスの医療水準は低く、近代的な医療施設や機器もまだ十分には整備されていません。
・ラオスにおいて注意すべき病気として、雨季を中心に流行するデング熱があります。また,ビエンチャン特別市以外ではマラリアにも注意が必要です。
・鳥インフルエンザが発生し、ヒトへの感染が確認された事がありますので鳥との接触は出来るだけ避けた方が良いです。
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ラオス
自然災害情報
現状
洪水
2008年8月、大雨によるメコン河の増水で警戒水位を数メートル超える日が数日続き、大きな被害が生じました。現在では、ビエンチャン特別市内では護岸対策が整備されつつあり、洪水発生の危険性は低くなっていますが、地方では依然として毎年洪水被害が報告されています。
雷雨
雨期の始まりの5月頃と終わりの10月頃に激しい雷雨が発生します。落雷に伴い、停電や電化製品の故障が多発します。山間部では、激しい降雨により土砂崩れや山崩れが発生することがあります。
地震
地震発生の可能性は低いとされておりますが、2015年、シェンクワン県において地震が発生しました。
トラベルアドバイス
・都市部以外では毎年洪水被害が報告されています。
・雨期の始まりの5月頃と終わりの10月頃に激しい雷雨が発生します。
・地震発生の可能性は低いとされておりますが、十分注意して下さい。
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❗️危険要因(ラオス) ●治安の不安定化 ・ラオスは急激な経済成長により貧富の差が急拡大しており、外国人住居、ゲストハウス、日本人が多く利用する宿泊施設への侵入や強盗事件が発生しています。銃器を使用した凶悪なものも報告されています。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 サイソンブン県、シェンクワン県 ・反政府武装勢力が活動している可能性が高く,不測の事態に巻き込まれる可能性を排除できません。 ・過去にバスターミナルを狙った爆発事件や乗客等への襲撃事件等が発生しています。
⚠️2 首都ビエンチャン ・置き引き、ひったくり、スリ、侵入盗などの一般犯罪が増加傾向にあります。
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東南アジアの国・地域