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Belgium ベルギー |
総合危険度:2.6
(総合危険ポイント:3323.9)
危険性が高いエリアがあるため、 渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
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誘拐
危険度:4.0
(危険ポイント:123.0)
危険性が非常に高い項目であるため、十分な注意と安全対策が必要不可欠です。危険性を回避できないと判断した場合は渡航・滞在するのはお控えください。
ベルギーでは、連邦警察本部による犯罪統計が未集計のため、最新の誘拐事件件数については明らかになっていません。なお、従来発生した事件のほとんどは金融機関、貴金属店等の関係者を誘拐し、武器等で脅した上で店舗にある現金や貴金属を奪うといった手口であり、日本人を含む外国人を標的とする誘拐事件は確認されていません。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底しましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
10 |
ベルギー |
6.2 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:3.2
(危険ポイント:7498.0)
危険性が非常に高い項目であるため、十分な注意と安全対策が必要不可欠です。危険性を回避できないと判断した場合は渡航・滞在するのはお控えください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
ベルギー |
616.1 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:3.0
(危険ポイント:4038.1)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
ブリュッセル南(ミディ)駅周辺は、一般的に治安の悪い地域として知られており、夜間には人通りが少なくなるため、犯罪に巻き込まれやすいと言えます。人通りの多い駅、グランプラス周辺においてもスリ・置き引き事件が多発しています。
・ニセ警察官に注意しましょう。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。(スリ被害が頻発しています。)
・親しげに近づいてくる女性には注意しましょう。(飲食物に薬を混入され、昏睡状態になった時に現金を盗まれる場合があります。)
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
ベルギー |
1909.7 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:7.7
(危険ポイント:16128.5)
危険性が極めて高い項目であるため、 渡航・滞在するのはお控えください。
ベルギーはヨーロッパ諸国の中では必ずしも治安の良い国ではありません。欧州委員会統計局の統計(2012年)では、 犯罪総件数はEUでは9番目、強盗は6番目、殺人は9番目に多いとされており、凶悪な犯罪が多く発生しています。
強盗、ひったくり等の犯罪に巻き込まれた場合、必ずしも危険とされている地域であったり、深夜であったりという傾向は無く、一瞬の隙をついて襲われる傾向にあり、人通りの少ない通りを一人で通りかかったりする場合は、周囲に気を配る必要があります。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
ベルギー |
1529.3 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:2.2
(危険ポイント:300.5)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
・いかがわしいバーなどへ近付くことは、極力避けましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・見知らぬ人に声をかけられた場合は警戒してください。(睡眠薬が含まれた飲食物を与えられることで荷物を奪われたり、性犯罪の被害に遭う可能性があります。)
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
ベルギー |
57.4 |
(最新データ)
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テロ
危険度:5.3
(危険ポイント:30.2)
危険性が極めて高い項目であるため、 渡航・滞在するのはお控えください。
現地時間2016年3月22日朝、首都ブリュッセル近郊のザベンテム(Zaventem)国際空港の出発ターミナル付近で2回の爆発が発生しました。ブリュッセル中心部の地下鉄のマルベーク駅(Maelbeek/Maalbeek Station)においても爆発が発生し、合わせて少なくとも35人が死亡、300人以上が負傷しました。本事件につきましては、「ISILベルギー」と称する組織名で犯行声明が出されています。
近年ベルギーの治安当局はテロの脅威度を最高レベルの「4」に引き上げることもあり、ベルギーではテロが発生する危険性が非常に高いとされています。(現在のテロの脅威度は上から二番目のレベル「3」である。)多くのベルギー人がISIL(イラク・レバントのイスラム国)の活動に参加していることが治安当局により確認されています。
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国内での死傷者数(人) |
日本 |
0 |
ベルギー |
381 |
(最新データ)
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殺人
危険度:1.0
(危険ポイント:28.8)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
2015年のベルギーでの犯罪発生件数は、過去5年で最も低い数字となっており、特にひったくり、スリ、車上狙いは、2014年に比べ、10%以上の減少を見せています。しかし、殺人や置き引きについては2014年に比べ増加しております。特に殺人については過去5年で最も多くなっております。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
ベルギー |
1.8 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.1
(危険ポイント:3.4)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
現在のテロの脅威度は上から二番目のレベル「3」の状態にあります。ベルギーは現在もテロに対して厳戒態勢を敷いており、治安当局によるテロ容疑者の逮捕が相次いでいます。直近でも2016年8月6日に、警官2名がシャルルロアにてイスラム過激派の者に切りつけられるという事件が発生しています。
・移民の割合が高いとされている地域に渡航するのは止めましょう。
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
・ベルギーの祝日などの時期は特に警戒し、極力外出を避けてください。
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自然災害
危険度:0.9
(危険ポイント:5.4)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
洪水
ベルギーではしばしば洪水が発生します。2016年5月の終わりから6月の始めまでに発生した、ヨーロッパ全体を巻き込んだ洪水の際は、ベルギーでも被害が発生し、ベルギーの新聞LA MEUSEによると、高齢者3名が死亡する事態となりました。
サイクロン
ヨーロッパではしばしばサイクロンが発生し、2008年に発生したサイクロンEmmaの際は、ベルギーでも交通機関に乱れが生じ、けが人等が発生いたしました。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
ベルギー |
763 |
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交通機関事故
危険度:1.5
(危険ポイント:6133.2)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
運転マナーの悪い運転手が多く、市内でも法定速度をはるかに超えて走行する車両が多いため、事故が多発しています。運転の際は、特に地理に慣れるまで十分な注意が必要です。また、季節の変わり目や冬季には霧が頻繁に発生し、道路も大変すべりやすくなり事故を誘発しているので、十分な注意が必要です。なお、冬期に近隣諸国へ行く際には、ドイツ、ルクセンブルクは冬用タイヤの着用が義務付けられており、オランダ、フランスについては義務付けられている地域があります。ベルギーでも義務ではありませんが、冬用タイヤに交換をされることをお勧めします。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
ベルギー |
6.5 |
(最新データ)
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ベルギー
テロ情報
現状
日本人がテロに巻き込まれる可能性はあります。ベルギーは、現在国際的なイスラム過激派組織等によるテロの脅威にさらされています。またフランスで多発しているテロは、計画や準備がベルギー国内で行われたと見られており、テロリストや彼らが使用する武器や爆発物がベルギー国内に潜んでいる可能性が非常に高い状態です。特に移民の割合が高い地区は、テロリストが身を潜めるのに都合の良い場所となっている可能性があるので渡航するには止めましょう。
2016年3月、首都ブリュッセル近郊のザベンテム国際空港や首都中心部の地下鉄駅(Maelbeek/Maalbeek Station)において連続テロ事件が発生し、多数の死傷者が発生しました。治安当局は一時ベルギー全土のテロの脅威度を最高レベルの「4」(非常に高い。非常に危険な状態であり、事態は切迫している)に引き上げました。本事件に関しては「ISILベルギー」と称する組織名で犯行声明が出されています。
現在のテロの脅威度は上から二番目のレベル「3」の状態にあります。ベルギーは現在もテロに対して厳戒態勢を敷いており、治安当局によるテロ容疑者の逮捕が相次いでいます。直近でも2016年8月6日に、警官2名がシャルルロアにてイスラム過激派の者に切りつけられるという事件が発生しています。
近年、特定の組織に属さず、インターネット情報の影響を受けて過激化し、テロを起こす「ローンウルフ型」テロも世界各地で発生しており、十分な警戒が必要です。
トラベルアドバイス
・移民の割合が高いとされている地域に渡航するのは止めましょう。
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・特にラマダン(特に金曜日)及びイード期間中はテロが発生するリスクが高いため、その期間中は特に警戒しましょう。
・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。(国会等の政府機関を狙ったテロが発生する可能性があります。)
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
・ベルギーの祝日などの時期は特に警戒し、極力外出を避けてください。
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ベルギー
犯罪・誘拐情報
現在の状況
ベルギーはヨーロッパ諸国の中では必ずしも治安の良い国ではありません。欧州委員会統計局の統計(2012年)では、 犯罪総件数はEUでは9番目、強盗は6番目、殺人は9番目に多いとされており、凶悪な犯罪が多く発生しています。
けれど日本人が遭う被害のほとんどはスリや置き引きであり、凶悪犯罪に遭う日本人は少数です。犯罪に巻き込まれるのは、必ずしも危険とされている地域であったり、深夜であったりという傾向は無く、一瞬の隙をついて襲われる傾向にあり、人通りの少ない通りを一人で通りかかったりする場合は、周囲に気を配る必要があります。
トラベルアドバイス
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。(スリ被害が頻発しています。)
・クレジットカードはスキミングを警戒し、信用できる場所でのみ使用しましょう。
・強盗被害にあった際には抵抗しないでください。(犯人が銃器やナイフを持っている可能性があります。)
・ニセ警察官に注意しましょう。
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ベルギー
病気・感染症情報
衛生・医療事情
ベルギーの医療水準は非常に高く、衛生事情も非常に良好です。大規模な大学病院では最新の医療行為を受けることが可能です。救急患者の受け入れ態勢も整っており、緊急の医療行為は無料で受けることが可能です。(フォローアップケアに関しては料金を請求されます)
警戒すべき病気・感染症
狂犬病
症状:腹痛、嘔吐、下痢、発熱、倦怠感、血便、等
感染経路:狂犬病ウィルスを持った動物に噛まれることで感染。ベルギーではコウモリがウイルスを持っていることが確認されています。
A型肝炎
症状:発熱、全身倦怠感、食欲不振
感染経路:感染者による糞便で汚染された飲食物を経口摂取することで感染
B型肝炎
症状:発熱、全身倦怠感、食欲不振
感染経路:性行為、輸血、臓器移植、刺青
トラベルアドバイス
・十分な額の海外旅行傷害保険に加入しましょう。
・予防接種はできるだけ赴任前に受けてください。
・水辺で遊ぶ際は指定されたエリアでのみ、泳ぐようにしましょう。(水が汚染されている場合があります。)
・むやみに動物(特にコウモリ)に近寄ったり、触ったりしないようにしましょう。(狂犬病に感染する恐れがあります。)
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自然災害情報
現状
洪水
ベルギーではしばしば洪水が発生します。2016年5月の終わりから6月の始めまでに発生した、ヨーロッパ全体を巻き込んだ洪水の際は、ベルギーでも被害が発生し、ベルギーの新聞LA MEUSEによると、高齢者3名が死亡する事態となりました。
サイクロン
ヨーロッパではしばしばサイクロンが発生し、2008年に発生したサイクロンEmmaの際は、ベルギーでも交通機関に乱れが生じ、けが人等が発生いたしました。
トラベルアドバイス
・洪水やサイクロンが発生することがありますので、天候不順の際は、現地のニュース等を確認しましょう。
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❗️危険要因(ベルギー) ●ISIL(イラク・レバントのイスラム国)によるテロの危険性が高い ・現地時間3月22日朝、首都ブリュッセル近郊のザベンテム(Zaventem)国際空港の出発ターミナル付近で2回の爆発が発生しました。ブリュッセル中心部の地下鉄のマルベーク駅(Maelbeek/Maalbeek Station)においても爆発が発生し、合わせて少なくとも35人が死亡、300人以上が負傷しました。本事件につきましては、「ISILベルギー」と称する組織名で犯行声明が出されています。 ・近年ベルギーの治安当局はテロの脅威度を最高レベルの「4」に引き上げることもあり、ベルギーではテロが発生する危険性が非常に高いとされています。(現在のテロの脅威度は上から二番目のレベル「3」である。) ・多くのベルギー人がISIL(イラク・レバントのイスラム国)の活動に参加していることが治安当局により確認されています。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 ブリュッセル南駅、ブリュッセル北駅、シューマン駅やブリュッセルの地下鉄、レストラン 【要警戒!】 ・スリや置き引きが頻発しています。
●移民の割合が高い地区 【渡航は極力お控え下さい!】 ・テロリストが身を潜めている可能生があります。
●ベルギー全土の大勢が集まる場所やデモ集会場所、 【要警戒!】 ・テロや犯罪が発生する可能性があります。
●空港や地下鉄などの交通機関 【要警戒!】 ・テロが発生する可能性があります。
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西ヨーロッパの国・地域