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Malaysia マレーシア |
総合危険度:2.2
(総合危険ポイント:3537.6)
危険性が高いエリアがあるため、 渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
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誘拐
危険度:-
(危険ポイント:-)
2012年4月、日本人を始めとする外国人やマレーシア人の富裕層が比較的多く居住しているクアラルンプール市街地にて、外国国籍を有する少年が身代金目的で誘拐される事件が発生しましたが、2013年9月及び11月にもクアラルンプール市内にて裕福な家族・外国籍の幼児を狙った金銭目的と見られる誘拐事件が発生(未遂含む)するなど、都市部においても引き続き十分な注意が必要です。
この他にも、在コタキナバル領事事務所管轄のサバ州東海岸部においては、10数年前から身代金目的の拉致・誘拐事件が頻発しているほか、下記のとおり、2013年11月以降、5件の誘拐事件が発生しています。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
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傷害・暴行
危険度:0.9
(危険ポイント:235.7)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
万一、強盗に危害を加えられるようなことがあっても、暴力を更にエスカレートさせないように、できるだけ抵抗しない態度を示すことが必要です。その際、後に警察に被害届を出すときのために、犯行の状況をできるだけ記憶しておくことが大切です。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
マレーシア |
21.8 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:0.7
(危険ポイント:276.1)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
スリ(集団スリ)
ショッピング・モール等、人の集まる場所にあるエスカレーターの降り口付近やエレベーターの中などで、複数の男等に取り囲まれ、所持していたバッグなどから金品を奪われる(スリとられる)ケースが発生しています。
集団スリの手口としては、混み合う路線バス車内等において、何者かがわざと小銭を落とし、周囲の数名がこれを拾う振りをしながら、乗客のバッグを開けて金品を奪う、といったものもあります。これは当地警察当局では「コイン・ドロップ盗」と呼ばれています。中には若い女性をターゲットに、足下に小銭をまいては猥褻な行為を働く集団もある模様で、十分な注意が必要です。
置き引き
空港、ホテル、飲食店等随所で発 生しており、喫茶店などで歓談中、空いている座席や椅子の下に置いてあったバッグがいつの間にか無くなっていたといったケースや、レストラン等で席を外したわずかの間に座席に置いたバッグを盗まれるといったケースが散見され、見知らぬ人物から声を掛けられ、そちらに気をとられている間に、傍らのバッグなどを盗まれるケースもあります。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
マレーシア |
141.4 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:-
(危険ポイント:-)
ひったくり
歩行中、走り寄ってきたオートバイに乗った人物等に持物をひったくられるケースが、KL市内等マレーシア国内の都市部随所で多発しています。転倒し、または引きずられて思わぬ大怪我を負うこともあります。
一度狙われてしまうと逃がれることが難しい犯罪の一つかと思われますが、常に、ターゲットになっていないかどうかを自問しながら、目と耳を使って周囲の状況に目をやりながら歩行することが肝要です。歩行する際には、バッグなどを車道側に持たないようにすることも予防策のひとつで、特に、二人乗りのオートバイには要注意です。
路上強盗
繁華街の付近の路地裏等を歩行中、突然現れた人物に、刃物のようなものを突きつけられたりして、所持していたバッグやカメラ等を奪われる、といった事件です。特に人気のない裏通りや夜間、早朝の一人歩きはできる限り避けましょう。
また、銀行やATMでの引き出し等、第三者から見て多額の現金等を所持していると思われるような行動をとる場合には、特に十分な注意と配慮が必要です。
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強姦・強制猥褻
危険度:-
(危険ポイント:-)
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.5)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
2014年9月、イスラム過激派武装組織イラクとレバントのイスラム国(ISIL)の活動に参加するためにトルコ経由でシリアに渡航しようとしていたマレーシア人3人がクアラルンプール国際空港において拘束される等2014年4月以降、国内各地で約40人ものマレーシア人がテロ関連容疑で逮捕されています (2014年末現在)。これ以外にも、既に30人を越える数のマレーシア人が、イラク及びシリアに渡航してイスラム国の活動に参加しているとみられているなど、マレーシア国内各地にテロを企図する複数の武装組織が存在していることが明らかとなっており、今後とも警戒が必要です。
また、サバ州東海岸のラハ・ダトゥ地区、センポルナ地区、クナ地区等では、2013年2月に「スールー王国軍」を自称する外国人武装勢力による進入・占拠 事件が発生しました。マレーシア治安当局は、同年同武装勢力をほぼ制圧しましたが、完全制圧には至っておらず、2015年1月現在もマレーシア当局は警戒体制を維持しており、2014年6月中旬には、スールー王国と関係を有するとされる6名がクナ地区で逮捕されるなど、引き続き十分な警戒が必要です。
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国内での死傷者数(人) |
日本 |
0 |
マレーシア |
14 |
(最新データ)
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殺人
危険度:1.1
(危険ポイント:32.1)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
マレーシア |
1.9 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.1
(危険ポイント:7.5)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
マレーシアはタイ南部とは陸続きで国境を接しており、また、インドネシア、フィリピン等、国外からテロリストが侵入を企てるのに比較的容易な地勢状況にあります。特にサバ州東側の沿岸付近では、フィリピンに活動拠点を持つイスラムテロ組織、アブサヤフ等が活動しており大変危険です。こういった事態を受け、マレーシアは現在「治安違反・治安対策法」、「テロ防止法」及び関連法令により、テロ防止に向け厳重な規制が行われています。
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自然災害
危険度:1.5
(危険ポイント:7027.6)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
半島マレーシアはマレー半島の南半分を占めており、北はタイと南はシンガポールと相対しています。気候はいわゆる常夏で、日中の気温は年間を通じて24度から32度となりますが、夜間・早朝にかけては比較的涼しくなります。10月から2月が雨季にあたるため降水量が多くなり、洪水や地滑りが頻発します。近年では森林火災や焼畑による、ヘイズも社会問題となっています。マレーシアでは散発的に地震も発生しており、2015年6月5日にマグニチュード6の地震が発生しています。
・近隣の森林火災や焼畑の影響で、大気が汚染されている場合がありますのでマスクを持参しましょう。特に警戒が必要なのは6月〜10月です。
・10月から2月が雨季にあたるため降水量が多くなり、洪水や地滑りが頻発します。
・マレーシアでは散発的に地震も発生してますので警戒は必要です。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
マレーシア |
2,737,615 |
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交通機関事故
危険度:3.2
(危険ポイント:13654.6)
危険性が非常に高い項目であるため、十分な注意と安全対策が必要不可欠です。危険性を回避できないと判断した場合は渡航・滞在するのはお控えください。
道路事情は、時間によって大変混み合います。特に朝・夕のラッシュアワー、昼休みの時間帯及び雨天の時などの主要道路は交通渋滞となります。
運転マナーは悪く、特に割り込みや無理な追い越し運転が多く、またバス、オートバイの無謀運転も多いので注意が必要です。ある報道によれば、クアラルンプール市内では100万人が無免許で運転しているとも言われています。
歩行者の中には、信号を守らず急な飛び出しをする者もいます。横断歩道が少なく、大通りでも車道を横断する歩行者が多数見られます。
市内の主な交通機関は、高架電車、バス、タクシー、自家用車、オートバイなどです。
生活習慣としては、道路では、車が優先。このため歩行者の無謀横断が多発します。また、郊外の道路では牛等家畜が横断することもあるので注意が必要です。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
マレーシア |
21.4 |
(最新データ)
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マレーシア
テロ情報
現状
日本人がテロに巻き込まれる可能性は十分にあります。2016年6月28日にはクアラルンプール郊外のショッピングモールで、手榴弾を使ったイスラム過激派組織ISIL関係者による初のテロ事件が発生し、8人が重軽傷を負っています。
2013年2月下旬以降、マレーシア国内各地で177人がテロ関連容疑で逮捕され、少なくとも150人のマレーシア人がISの活動に参加するため、シリアやイラク北部地域へ渡航したと報じられております(2016年3月末時点)。逮捕者の一部は、マレーシア国内にある欧米権益やパブ、ディスコ、マレーシア政府関連施設、警察・軍の関連施設、観光客が多い繁華街等を標的とし、テロを計画中であったことも報じられています。
マレーシアはタイ南部とは陸続きで国境を接しており、また、インドネシア、フィリピン等、国外からテロリストが侵入を企てるのに比較的容易な地勢状況にあります。特にサバ州東側の沿岸付近では、フィリピンに活動拠点を持つイスラムテロ組織、アブサヤフ等が活動しており大変危険です。
こういった事態を受け、マレーシアは現在「治安違反・治安対策法」、「テロ防止法」及び関連法令により、テロ防止に向け厳重な規制が行われています。
トラベルアドバイス
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・外国人が集まっている場所に行く際は、十分な警戒をしてください。(ex. クラブ、ディスコ、バー、ホテル、ビーチ、野外フェスティバル)
・宗教関連施設には近づかないようにしてください。
・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・マレーシアの祝日などの時期は特に警戒し、極力外出を避けるてください。
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マレーシア
犯罪・誘拐情報
現在の状況
マレーシアは日本に比べると、治安状況は良くありません。日本とマレーシアの犯罪統計(2015年)を基にすると、「人口10万人当たりの犯罪発生率」で比較すると、殺人事件は499件であり、犯罪発生率は日本の約2倍。強盗事件では人口10万人当たり1万3,748件認知されており、犯罪発生率は日本の約23.2倍になります。
トラベルアドバイス
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊するようにしましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げてください。
・女性は特に一人では出歩くのは控えましょう。(外国人女性を狙った事件が頻発しています)
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないようにしましょう。(スリ被害が頻発しています)
・クレジットカードはスキミングを警戒し、信用できる場所でのみ使用しましょう。
・外国人からの荷物を預からないでください。(マレーシアでは、薬物関連犯罪の最高刑は死刑)荷物に薬物が入っている場合があります。
・タクシーは電話やネットで事前に予約してください。(タクシー運転手の中には、犯罪に加担している場合もあります。)
・サバ州東側周辺には渡航しないでください。(外国人を狙った誘拐事件が頻発しています。)
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マレーシア
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療機関は比較的充実しており、大きな私立病院であれば設備も十分に整っている(大都市中心)ので特に問題なく受診できます。こうした病院の多くでは海外旅行傷害保険があればキャッシュレスで受診できます。ほとんどの医師は英語を話し、日本人スタッフや日本語での診療が可能な医師が勤務している私立病院もあります。このような医療機関は一般に高額なので、海外旅行傷害保険に加入しておくことを勧めます。
警戒すべき病気・感染症
急性胃腸炎
症状:腹痛や下痢(発熱や嘔吐の場合もある)
感染経路:最近やウイルスによる感染
対処方法:水分補給をすることで脱水症状になるのを避ける。早めに医療機関を受診する。
マラリア
症状:潜伏期間が約1~2週間あり、その後突然の高熱があります。熱の上がり下がりは不規則です。
感染経路:マラリア原虫を持つ蚊(ハマダラカ)に刺されることで感染。
対処方法:抗マラリア薬が有効です。放置しておくと命の危険性があるため、疑われる際は必ず医療機関を受診してください。
デング熱
症状:通常蚊に刺されて5日前後で高熱・頭痛(眼の奥が痛むことがある)・関節痛・筋肉痛・食欲の減退が突然発生する。
感染経路:ウイルスを持った蚊に刺されることで感染。
対処方法:安静と解熱といった対症療法とともに、出血傾向の有無を確認して、結果によっては輸血が必要となります。
トラベルアドバイス
・十分な額の海外旅行傷害保険に加入しましょう。(支払い能力のない人は、治療を受けられない場合があります)
・水道水を含む生水は飲まず、料理は必ず加熱したものを食べてください。(常夏のため食中毒が起きやすいので注意)
・長そで長ズボンの着用や,虫除けスプレーを使用するなどの対策が必要です。(デング熱やマラリアといった蚊に刺されることで感染する病気が発生しているため)
・気温が高いため、こまめに水分を取り、熱中症や脱水症状にならないよう注意してください。
・事前に病院の位置を確認しましょう。(マレーシアでは救急隊員の到着が遅いことが多いです)
・マスクを持参しましょう。(近隣の森林火災や焼畑の影響で、大気が汚染している場合があります)
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マレーシア
自然災害情報
現状
半島マレーシアはマレー半島の南半分を占めており、北はタイと南はシンガポールと相対しています。気候はいわゆる常夏で、日中の気温は年間を通じて24度から32度となりますが、夜間・早朝にかけては比較的涼しくなります。10月から2月が雨季にあたるため降水量が多くなり、洪水や地滑りが頻発します。近年では森林火災や焼畑による、ヘイズも社会問題となっています。マレーシアでは散発的に地震も発生しており、2015年6月5日にマグニチュード6の地震が発生しています。
トラベルアドバイス
・近隣の森林火災や焼畑の影響で、大気が汚染されている場合がありますのでマスクを持参しましょう。特に警戒が必要なのは6月〜10月です。
・10月から2月が雨季にあたるため降水量が多くなり、洪水や地滑りが頻発します。
・マレーシアでは散発的に地震も発生してますので警戒は必要です。
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❗️危険要因(マレーシア) ●テロ事件 ・サバ州東側沿岸(クダトからタワウまでのエリア)にて、海賊事件や身代金目当ての外国人誘拐事件に巻き込まれる危険性があります。 ・イスラム過激派組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)関係者や国外の過激派によるテロの危険性が高まっています。
●犯罪 ・外国人を狙ったスリ等の犯罪が頻発しています。特に女性は警戒が必要です。
●感染症 ・ジカウイルスに感染する危険性があります。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 ボルネオ島に位置する東マレーシア・サバ州東部沿岸域、隣国フィリピンのスル諸島との国境付近海域 【渡航するのは止めて下さい!】 ・海賊事件や身代金目当ての外国人誘拐事件やテロに巻き込まれる危険性がありますので渡航するのは止めてください。
⚠️2 クアラルンプール 【要警戒!】 ・テロに巻き込まれる危険性がありますので警戒が必要です。
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東南アジアの国・地域