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コートジボワール Côte d'Ivoire |
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危険度3: |
危険度とは?
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危険性が高いエリアがあるため、 渡航・滞在するにあたり十分な注意と安全対策が必要です。 |
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❗️危険要因(コートジボワール) ●リベリア、マリの治安情勢 ・隣国の武装勢力の活動によりコートジボワールの治安が悪化する可能性があります。
●一般犯罪 ・銃器を使用した強盗事件が昼夜を問わず発生しています。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 モンターニュ地方全域、リベリア国境地帯、マリ国境地帯 【渡航するのはお控え下さい!】 ・隣国の武装勢力の活動により治安が悪化する可能性があります。
●コートジボワール全土 【要警戒!】 ・凶悪事件の発生は減少していますが注意が必要です。
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コートジボワール
テロ情報
現状
これまでコートジボワールにおいては、テロ事件の発生はありませんでしたが、近隣のマリの首都バマコ(2015年11月)やブルキナファソの首都ワガドゥグーにおけるホテル襲撃テロが発生しており、今般、2016年3月13日、沿岸部主要都市アビジャン(実質上の首都)の東に位置する観光地「グラン・バッサム」のホテルや隣接する海岸が武装集団に襲撃され、外国人を含む多数の死傷者が出ました。本件については、イスラム過激派組織イスラム・マグレブ諸国のアル・カイーダ(AQIM)が犯行声明を出しました。コートジボワールは、AQIMが攻撃対象としている駐留フランス軍とも連携し、かつ国連マリ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)にも軍を派遣しており、今後も標的とされる可能性は排除されません。マリを拠点とするイスラム過激派組織アンサール・ディーンに関連する休眠テロ細胞が過去にコートジボワール国内で解体されている事例もあり、潜在的に同国内にテロ細胞が存在している可能性があります。
トラベルアドバイス
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
・もし爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
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コートジボワール
犯罪・誘拐情報
現状
アビジャンにおいては、2011年の内戦時に出回ったカラシニコフ等の銃器を使用した強盗事件が昼夜を問わず発生しています。深夜の住宅侵入強盗、銀行から出てきたところや売上金を回収中につけ狙われて強盗被害に遭うケースが多発しているほか、富裕層の住人の帰宅を待ち伏せ、銃器で脅迫して住宅に侵入し、家族全員を縛り上げるというような荒っぽい手口も目立ちます。また、強盗犯に抵抗して射殺されるケースも多く発生しているので注意が必要です。
地方においては、一般強盗に加えて、道路封鎖強盗(木で道路をふさぎ、停止した車両の乗客を銃器で脅して金品を強奪する手口)が多く発生しています。内戦終結後、地方においても治安機関の展開が進んでいるものの、未だに車両や銃器といった装備が十分に配備されていないことから、治安が完全にコントロールされるには至っていません。
欧米人やアジア人は目立つ上、一般的に裕福だと認識されているので、日中であっても地元住民対象の市場等へは不用意に近づかないことや、夜間の外出は極力控える、外出時には必ず車両を使用するといった基本的な防犯対策を守ってください。また、交通マナーが非常に悪く、交通事故が多発していますので、バス等の利用は避け、自家用車や運転手付のレンタカー等を利用するようお勧めします。また、タクシーも運転手が仲間と組んで強盗を働く場合があるので注意が必要です。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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コートジボワール
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療機関は西アフリカの中では充実している方ですが、それでも先進国に比べると相当な差があります。特に救急医療は貧弱で、輸血用血液には感染の問題があります。医師はアビジャンをはじめとする都市部にいますが、農村部の診療所は看護師しかいません。アビジャンの医療レベルで対処できない病気や外傷の場合は、パリヘ緊急移送されます。さらに長期療養が見込まれる場合は日本へ移送されることになります。それらの費用を考慮すると、旅行傷害保険に加入しておくことは必須であると言えるでしょう。
警戒すべき病気・感染症
マラリア
当国で罹るマラリアはほとんどが熱帯熱マラリアです。放置すると症状が出始めてから5日で亡くなることもある恐い病気です。3ヶ月以内の滞在であれば、罹らないように予防薬の服用も考慮して下さい。服薬出来ない場合や長期滞在の時は蚊に刺されないように注意して下さい。アビジャン市内でも感染します。滞在中はもちろん、先進国に戻っても1ヶ月以内に高熱が出たら、まずマラリアを疑いましょう。マラリアと診断され治療を受けて、良くなったとしても、1ヶ月以内に熱が出たときは三日熱マラリアの再燃ということがあり得ます。
流行性髄膜炎
サハラ砂漠の南部は髄膜炎ベルト地帯と呼ばれ、毎年ハルマッタンの季節に髄膜炎が流行します。罹れば2日で死亡することもある激しい病気です。ワクチンがありますので、西アフリカに渡航される際は、是非とも接種されることをお勧めします。アビジャン市内では、2価(A, C)ワクチンでよいと思われますが、北部の森林地区へ行かれる方は4価(ACYW-135)ワクチンの接種をお勧めします。
腸チフス
1999年8月にアビジャンで流行しました。衛生事情は悪化したままですので、今後も引き続き流行することも考えられます。この病気にもワクチンがあります。接種されることをお勧めします。
肝炎
かつて当国からパリへ緊急移送される病気の一番の原因がA型肝炎でしたが、ワクチンが普及した現在は皆無となっています。A型、B型肝炎のワクチン接種は必須といえます。
ハエウジ症
まれにTumbuバエが衣類に産卵し、孵化した幼虫が皮膚に侵入して、皮疹を引き起こすことがあります。洗濯物は屋内に干すか、アイロンがけをして下さい。
デング熱
2008年よりデング熱患者の発生が確認されており、2010年はデング出血性熱にて1名死者が出ています。同じネッタイシマカによって媒介される黄熱も流行しています。黄熱については入国時にワクチン接種が義務づけられていますが、デング熱に関してはワクチンが存在しないのが現状です。予防は蚊に刺されない様にするしかありません。
トラベルアドバイス
・飲料水は市販のミネラルウォーター又は煮沸消毒した水道水を使用して下さい。
・冒険心で路上にて売られているジュース、食物等を購入することは、極力避けて下さい。レストランは衛生的な所を選んで下さい。
・緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
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コートジボワール
自然災害情報
現状
洪水、地滑り
激しい雨が降った後は突然、洪水や地滑りが発生することがあります。
トラベルアドバイス
洪水、地滑りが発生することがありますので気象情報には十分注意してください。
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トラベルアドバイス
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テロについて
(1)テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
(2)テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
(3)もし爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
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犯罪・誘拐について
(1)夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
(2)不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
(3)万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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病気・感染症について
(1)飲料水は市販のミネラルウォーター又は煮沸消毒した水道水を使用して下さい。
(2)冒険心で路上にて売られているジュース、食物等を購入することは、極力避けて下さい。レストランは衛生的な所を選んで下さい。
(3)緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
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自然災害について
(1)洪水、地滑りが発生することがありますので気象情報には十分注意してください。
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緊急連絡先
在コートジボワール日本国大使館
電話:(225)-2021-2863
FAX:(225)-2021-3051
住所:Immeuble Alpha2000, Tour A1 8,9eme etage, Avenue Chardy, Abidjan, Cote d’Ivoire
消防:180
警察:170
救急車:185
西アフリカの国・地域