|
|
ニジェール Niger |
|
危険度4: |
危険度とは?
|
危険性が非常に高いエリアがあるため、 渡航・滞在するのはお控えください。 |
|
|
❗️危険要因(ニジェール) ●テロ事件 ・イスラム過激派組織が、ニジェール国内においてテロ活動を敢行しています。
●一般犯罪 ・依然として減少する兆しはありません。
|
⚠️要注意エリア ⚠️1 ニジェールの北緯15度以北の地域、北緯15度以南のマリ及びチャドとの国境地帯 【渡航するのは止めて下さい!】 ・外国人に対する誘拐事件等が発生しており、イスラム過激派組織が活動しているとの情報があります。
●ニアメ市以外の全地域 【渡航するのは止めて下さい!】 ・麻薬密輸、車両強盗等犯罪の発生が認められます。 ・イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が越境しテロ等不法行為を起こす危険性もあります。
|
ニジェール
テロ情報
現状
ニジェールにおいては、隣国マリの情勢悪化に伴うフランスや西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS、ニジェールは参加国の一つ)をはじめとする国際社会の介入に対し、イスラム過激派組織が、ニジェール国内において報復のためのテロ活動を敢行しています。また、2015年2月以降、ナイジェリア北東部に拠点を置くイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」(ISIL西アフリカ州)が、越境してニジェール南東部のディッファ州の村などへの襲撃を繰り返しています。
各組織の活動状況
イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ(AQIM)
AQIMは、ニジェール北部、西部の国境付近や砂漠地帯を拠点として、政治目的・身代金目的の外国人誘拐事件を敢行しています。
アル・ムラービトゥーン
2013年8月、それまでサヘル地域で活発に活動していたAQIMの分派である「西アフリカ聖戦統一運動(MUJAO)」と、AQIMと関連の強いムフタール・ベルムフタール率いる「覆面部隊」が統合し、新たなイスラム過激派組織「アル・ムラービトゥーン」が結成され、現在は、再びAQIMの傘下グループとして活動を継続しています。
ボコ・ハラム(ISIL西アフリカ州)
ナイジェリア北東部を拠点として活動している「ボコ・ハラム」は、国境を越えて勢力の拡大を図っており、ディッファ州など、ニジェール南東部の国境地帯において、襲撃を繰り返しています。
トラベルアドバイス
・イスラム過激派組織が、ニジェール国内においてテロ活動を敢行しています。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
・もし爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
閉じる
ニジェール
犯罪・誘拐情報
現状
政情が不安定であり、2010年2月には軍が大統領公邸を襲撃した上、当時の大統領を拘束するというクーデター事件が発生しているほか、2011年7月には、汚職対策を推進するイスフ大統領に反感をもった軍人数名がクーデター及び同大統領暗殺を企てたとして逮捕されるなどしており、今後も同種事件が発生する可能性があります。ニアメ市内においては、銃器を使用するような凶悪犯罪の発生は増えていませんが、ひったくり等の一般犯罪が多発していますので夜間の外出は注意が必要です。
ニジェール中部、北部、西部においては、イスラム過激派組織等による外国人を対象とした誘拐事件がたびたび発生しているほか、隣国マリの北部を事実上制圧していたイスラム過激派組織等に対し、フランスをはじめとする国際社会が武力介入を行ったことから,その報復として,マリ周辺国におけるテロ事件や誘拐事件が発生するおそれが高まっています。
ニジェール南部においてもナイジェリア北部を拠点とするイスラム過激派組織が越境し、テロ・誘拐行為に及ぶおそれがあります。
トラベルアドバイス
・ニアメ市外へは現地治安機関の許可及びエスコートがなければ出ることができません。
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
閉じる
ニジェール
病気・感染症情報
衛生・医療事情
ニジェールの医療水準は高くないため、緊急時以外は欧米等において受診することをお勧めします。また、万一に備えて、海外緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
警戒すべき病気・感染症
旅行者下痢症
当地ではよく罹ります。感染症を含め、疲れている、飲み水が変わった、食事が変わった、慣れない暑い気候の土地に来た等、種々の原因で起こります。下痢のみの場合には、しっかり水分を補いましょう。下痢に血液、粘液が混ざっている、熱がある、吐き気、腹痛がひどい、胃痙攣を伴う、便が異様に臭う等を伴う場合は、医療機関を受診してください。検査、治療が必要と考えられます。
マラリア
当地のマラリアは、熱帯熱マラリアです。長袖、長ズボンを着用して、忌避剤(虫除けスプレー等)を使用し、部屋に蚊を入れない等の防蚊対策に加えて、3ヶ月以内の滞在の場合、抗マラリア薬の予防内服を考慮してください。2002年のJICAの資料によると、隊員87名中23名(26%)がマラリアに罹っています。雨季に発症数が増加します。潜伏期間は1~3週間です。当地滞在中、当地を出発した後1ヶ月間は、熱が出るとマラリアを疑って、検査を受けてください。
マラリア以外の寄生虫疾患
地方で生活する場合、アメーバ赤痢、ギニア虫症等にも注意が必要です。経口感染する病気が多いです。生水、生野菜、加熱不十分な肉類等は避けましょう。
トラベルアドバイス
・飲料水はミネラルウォーターを購入して下さい。
・冒険心で路上にて売られているジュース、食物等を購入することは、極力避けて下さい。レストランは衛生的な所を選んで下さい。
・緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
閉じる
ニジェール
自然災害情報
現状
生じやすい自然災害はありません。
トラベルアドバイス
・生じやすい自然災害はありませんが一般的な警戒は怠らないでください。
閉じる
トラベルアドバイス
-
テロについて
(1)イスラム過激派組織が、ニジェール国内においてテロ活動を敢行しています。
(2)テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
(3)もし爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
-
犯罪・誘拐について
(1)ニアメ市外へは現地治安機関の許可及びエスコートがなければ出ることができません。
(2)夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
(3)不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
(4)万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
-
病気・感染症について
(1)飲料水はミネラルウォーターを購入して下さい。
(2)冒険心で路上にて売られているジュース、食物等を購入することは、極力避けて下さい。レストランは衛生的な所を選んで下さい。
(3)緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
-
自然災害について
(1)生じやすい自然災害はありませんが一般的な警戒は怠らないでください。
-
緊急連絡先
在コートジボワール日本国大使館(ニジェールを兼轄)
電話:(225)-2021-2863
FAX:(225)-2021-3051
住所:Immeuble Alpha 2000, Tour A1 8, 9 ème étage, Avenue Chardy, Abidjian, Côte d'Ivoire
消防:18
警察:17
西アフリカの国・地域