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United Arab Emirates アラブ首長国連邦 |
総合危険度:0.6
(総合危険ポイント:746.6)
いくつかの項目に注意して 渡航・滞在してください。
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誘拐
危険度:1.2
(危険ポイント:10.4)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
UAEでは件数は多くないものの、身代金目的や怨恨による誘拐事件が過去に発生しています。また誘拐の目的は上記に限らず、テロ組織の人質とすべく行われる可能性も想定する必要があります。 誘拐犯は、一般に誘拐する対象者の選定、対象者の行動の下調べなど、長期にわたって準備を行うのが一般的です。したがって、こうした兆候をできるだけ早く察知することが誘拐防止につながります。また子供に対する性的犯罪を目的とする誘拐が行われることもあります。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
アラブ首長国連邦 |
0.8 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:0.8
(危険ポイント:43.0)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
アラブ首長国連邦 |
3.5 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:0.5
(危険ポイント:96.5)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・マタツに乗車中はスリに気を付け、荷物は胸で抱えるようにして持ってください。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
・警官から現金を不当に要求されたら、支払いを拒み、大使館に連絡しましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
アラブ首長国連邦 |
23.1 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:0.7
(危険ポイント:193.1)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
ショッピングモールや バスなど混み合う場所でのすり、ひったくりが発生しています。また、ビジネス街や高級住宅街において、空き巣事件が発生しています。
・大型スーパーマーケットやショッピング・モールの駐車場あるいは高速道路付近のガソリンスタンドでのパンク強盗も発生しており、短時間でも車を離れる際には施錠しましょう。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
アラブ首長国連邦 |
7.9 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:0.6
(危険ポイント:18.9)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
性犯罪は頻繁に報じられており、タクシー運転手が性的嫌がらせに及ぶ事案や、砂漠地帯に連れ込んで性的暴行を加える事案等も発生していますので、タクシー乗車時は後部座席に座り、また、ヒッチハイク等、見知らぬ人の車に乗ることは避けるようにしてください。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
アラブ首長国連邦 |
4.2 |
(最新データ)
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
アラブ首長国連邦(UAE)においては、2014年12月、アブダビ市内リーム島のショッピングモールにおいて、イスラム過激派の思想に感化されたUAE国籍の女性による米国人女性殺害事件及び手製爆弾による爆弾テロ未遂事件が発生しましたが、それ以降、UAE国内においてテロ事件の発生は確認されていません。UAEにおいては2011年以降本格化したとみられる当局による摘発により国内におけるテロ組織は大部分が弱体化しているとみられます。
UAE国内においては、各種の警備機器等の充実をはじめとして高度な治安対策がとられているものの、イスラム過激派組織ISILによってアブダビ等が攻撃対象と位置づけられていることから、今後UAE国内においてテロが発生する可能性は完全には排除されません。
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国内での死傷者数(人) |
日本 |
0 |
アラブ首長国連邦 |
0 |
(最新データ)
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殺人
危険度:0.9
(危険ポイント:10.9)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
アラブ首長国連邦 |
0.7 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.1
(危険ポイント:4.9)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
UAEは2015年3月以降、イエメンにおける軍事作戦に積極的に参加しています。UAE国内においては、イエメンの反体制派組織の関係者が摘発されており、今後そのような者によるテロが発生する可能性も否定できません。
政治的結社、王族批判、債務不履行、婚姻関係にない男女の性的関係、女装、自殺未遂等、日本では必ずしも犯罪とされていない行為が当国では犯罪として規定されていますので注意が必要です。軽傷程度の交通人身事故等でも手錠をかけられて身柄を拘束される等、日本と取り扱いが大きく異なる事例もあります。
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自然災害
危険度:0.9
(危険ポイント:0.0)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
生じやすい自然災害はありませんが一般的な警戒は怠らないでください。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
アラブ首長国連邦 |
0 |
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交通機関事故
危険度:1.1
(危険ポイント:4766.3)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
アブダビは、一般に道路は良く整備され、カメラやセンサーによる監視及び罰則が強化されています。しかし日本と比べて車両は相当の高速で走行している上、運転マナーは悪く、交通法規も必ずしも遵守されていません。特に過度にスピー ドを出して暴走する、車間距離を詰めて走る、合図を出さずに進路変更する、中央車線から右左折する、歩行者が急に飛び出すといった予見し難い行動が事故の原因となっています。したがって運転する場合も、歩行する場合も、「相手は何をしでかすか判らない」という前提で自己を防衛する行動をとることが必要です。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
アラブ首長国連邦 |
8.6 |
(最新データ)
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アラブ首長国連邦
テロ情報
現状
アラブ首長国連邦(UAE)においては、2014年12月、アブダビ市内リーム島のショッピングモールにおいて、イスラム過激派の思想に感化されたUAE国籍の女性による米国人女性殺害事件及び手製爆弾による爆弾テロ未遂事件が発生しましたが、それ以降、UAE国内においてテロ事件の発生は確認されていません。UAEにおいては2011年以降本格化したとみられる当局による摘発により国内におけるテロ組織は大部分が弱体化しているとみられます。
UAE国内においては、各種の警備機器等の充実をはじめとして高度な治安対策がとられているものの、イスラム過激派組織ISILによってアブダビ等が攻撃対象と位置づけられていることから、今後UAE国内においてテロが発生する可能性は完全には排除されません。
また、UAEは2015年3月以降、イエメンにおける軍事作戦に積極的に参加しています。UAE国内においては、イエメンの反体制派組織の関係者が摘発されており、今後そのような者によるテロが発生する可能性も否定できません。
トラベルアドバイス
・イスラム過激派組織ISILによってアブダビ等が攻撃対象と位置づけられていることから、今後UAE国内においてテロが発生する可能性があります。
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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アラブ首長国連邦
犯罪・誘拐情報
現状
アラブ首長国連邦(UAE)の治安状況は比較的安定していると言われているものの、2014年12月にアブダビにおいて、米国人を狙った殺害事件が発生しました。また、近年、シリア、チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生したほか、パリ、ブリュッセル、イスタンブール、ジャカルタ等、多数の邦人が滞在する主要都市を含む世界の様々な地域でISIL(イラクとレバントのイスラム国)等のイスラム過激派組織やこれらの主張に影響を受けている者によるとみられるテロが発生していることを踏まえれば、日本人・日本権益がテロを含む様々な事件に巻き込まれる可能性があります。このような情勢を十分に認識して、誘拐、脅迫、テロ等の不測の事態に巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
一般犯罪に関しては、その統計は公表されていないものの、麻薬犯罪、集団強盗、空き巣及び銃器を用いた犯罪、婦女暴行事件や子供への性的暴行事件が報道されています。
特に、性犯罪は頻繁に報じられており、タクシー運転手が性的嫌がらせに及ぶ事案や、砂漠地帯に連れ込んで性的暴行を加える事案等も発生していますので、タクシー乗車時は後部座席に座り、また、ヒッチハイク等、見知らぬ人の車に乗ることは避けるようにしてください。
また、政治的結社、王族批判、債務不履行、婚姻関係にない男女の性的関係、女装、自殺未遂等、日本では必ずしも犯罪とされていない行為が当国では犯罪として規定されていますので注意が必要です。軽傷程度の交通人身事故等でも手錠をかけられて身柄を拘束される等、日本と取り扱いが大きく異なる事例もあります。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・外国人による駐車中の車内や公共の場所での抱擁やキス、相手を侮辱するしぐさ等の行為が摘発され、裁判で懲役などの実刑判決を受ける事案が発生していますのでお気をつけください。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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アラブ首長国連邦
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療機関は国立病院と私立病院に分けられますが、国立病院には外国人に対する受診制限が一部存在するため、緊急に搬送された場合を除いて外国人は私立病院を受診するのが一般的です。一方でホテルが常設クリニックあるいは顧問契約をしている医師や病院を有している場合もあります。救急車両依頼システムは、制度上は整備されていることになっていますが、実際にはスムーズに稼動していないこともあり、移動可能な状態であれば自家用車、タクシー等で病院を受診するのが現実的です。
医療水準に関して、一般的な呼吸器感染症(風邪)、消化器感染症(急性胃腸炎)なども含めた軽症例や中等度までの疾病や外傷の診療は、当地でも可能と考えられます。しかし、精密検査や悪性腫瘍手術、複雑外傷に対する治療などの場合は、必ずしも日本と同等の医療レベルに達していないことがあり、帰国を考慮すべき症例もあります。輸血については、一応他の先進国と同様に照射処理が施されています。
医療費の支払いについて、長期滞在者の場合は民間保険会社の医療保険加入が義務付けられています。旅行者の場合は全額自己負担となりますが、海外旅行障害保険による還付を受けるために必ず診断書と領収書を受け取ってください。詳細は各保険会社にお問い合わせ下さい。また、全額自己負担の場合、医療費はしばしかなり高価になることがあり、現金が足りない場合など、クレジットカードでの支払いなどが必要になることがあります。
院内の薬局に加えて、院外薬局はショッピングモールや繁華街で容易に見つけることができます。医薬品の一部(アセトアミノフェン、イブプロフェンなど)は処方箋がなくても購入する事が可能ですが、ほとんどが国外からの輸入品です。
警戒すべき病気・感染症
呼吸器感染症(風邪、気管支炎、肺炎等)
屋内外の温度差、屋外の砂塵、屋内の低湿度などが原因で、呼吸器感染症を発症する場合があります。
熱中症および脱水症
夏季には熱中症患者がほぼ毎日病院に搬送され、死亡例も報道されていますので、外出、屋外での運動には十分注意が必要です。特に気候に慣れないうちは熱中症になりやすいので、長時間屋外に出ることは控え、十分な水分補給を心掛けてください。夏季の外出時にはペットボトルなどの水を持参されることをおすすめします。
急性胃腸炎
過酷な気候環境の中で、時に食物や飲料水が体に合わず、非特異的な胃腸炎を起こすこともあります(必ずしも細菌性やウイルス性とは限りません)。この場合暑さによる影響も加わり、想像以上に体から水分が急速に失われることがあります。点滴加療が必要な場合もあり、症状が続く際には速やかに医療機関を受診されることをお勧めします。
アレルギー性疾患(皮膚炎,結膜炎,鼻炎等)
太陽光線が強く、紫外線による皮膚や眼の障害には注意が必要です。外出時のサングラス、日焼け止めなどによる予防が大切です。
紫外線による障害
太陽光線が強く、紫外線による皮膚や眼の障害には注意が必要です。外出時のサングラス、日焼け止めなどによる予防が大切です。
トラベルアドバイス
・十分な補償内容を含む海外旅行保険に加入することをお勧めします。
・水道水は家庭に届くまでに汚染される可能性がありますので、そのままでは飲用に適していません。飲料水はミネラルウオーターをお勧めします。
・中東呼吸器症候群(MERS)とよばれる新種のコロナウィルスによる感染例が報告されています。動物との不用意な接触は避けることをお勧めします。
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アラブ首長国連邦
自然災害情報
現状
豪雨
生じやすい自然災害はありません。
トラベルアドバイス
・生じやすい自然災害はありませんが一般的な警戒は怠らないでください。
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❗️危険要因(アラブ首長国連邦) ●テロの脅威 ・イスラム過激派組織ISILによってアブダビ等が攻撃対象と位置づけられていることから、今後、国内においてテロが発生する可能性があります。
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⚠️要注意エリア 目立ったものはありません。
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西アジアの国・地域