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カタール Qatar |
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危険度2: |
危険度とは?
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事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。 |
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❗️危険要因(カタール) ●テロ事件 ・カタール政府は、シリア情勢に積極的に介入する動きをみせていますので、その報復として国内の欧米権益や政府機関関連施設等がテロの標的にされる可能性があります。
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カタール
テロ情報
現状
近年、カタールにおいては反政府活動やテロの発生は確認されていません。カタール政府は、2004年2月に「反テロ法」を施行し、テロ行為のみならずテロ組織を支援する活動を厳しく取り締まっています。2005年3月にドーハ市内の劇場において自爆テロ事件が発生し、2011年にはサウジアラビア政府に拘束されたアル・カーイダ系のテロリストの中に複数のカタール人が含まれていたと報じられました。同年、バーレーン国内でのテロを計画していたテロリストがカタール国内で逮捕される事案も発生しています。2012年以降、カタール政府は、シリア反政府組織による「シリア国民連合」の結成のための会議を開催するなど、シリア情勢に積極的に介入する動きをみせています。また、2014年9月以降、イスラム過激派組織ISILに対抗する米国主導の有志連合にカタールも参加していることから、その報復として国内の欧米権益や政府機関関連施設等がテロの標的にされるとの見方もあります。2022年サッカーワールドカップ開催地がカタールに決定されたことを受けて、スタジアムやホテル等のインフラ整備に今後更に多数の欧米資本の参入が予想されることにも留意する必要があります。
トラベルアドバイス
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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カタール
犯罪・誘拐情報
現状
近年の急速な経済発展に伴い、各種ビル建設やインフラ整備等に従事する外国人労働者が大量に入国し、外国人労働者の人口が急増したことにより、ドーハ市内の一部地区及び郊外においては、身元保証人の下から逃亡して不法滞在者と化すなどした一部外国人によると見られる犯罪が増加傾向にありました。ドーハ市内の一部地区及び郊外において、強盗、空き巣、自動車盗などの犯罪や、大型ショッピング・モールや空港等において、スリや置き引き被害がありましたが、治安当局による随時、大規模な取締りにより、その数は大きく減少に転じており、ドーハは比較的治安の良い都市と評価できます。
また、女性に対する犯罪についても、深夜にタクシーを利用した女性が運転手にドーハ郊外まで連れ去られ暴行を受けそうになった事案や、警察官を装った男5人が住宅に立ち入り、女性に対して暴行を行った事案の他、夜間帰宅しようとして駐車場を歩いていた女性が、車に無理矢理連れ込まれ連れ去られそうになった事案等、性犯罪の発生が報告されていますが、治安当局による厳しい取締りにより発生件数は近年減少しています。
いずれにしても、外国人労働者の流入は引き続き増加傾向にあり、治安当局は随時、大規模な取締りを行い、治安維持に努めています。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・飲酒、酒類の製造及び販売は原則として禁止されています。一部ホテルのレストラン等では飲酒が認められてはいるものの、飲酒に伴う各種トラブル(飲酒運転、ケンカなど)には厳罰が科せられますのでお気をつけください。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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カタール
病気・感染症情報
衛生・医療事情
最新の設備を有する国立ハマド総合病院がありますが、賃金の安い国からの医師・看護師の雇用が多いため、医療水準には若干の問題が残っており、重篤な疾患では欧州先進国での加療が望ましいです。一般的疾患で受診する必要があれば、最新の設備と医療水準が期待できる私立病院の方が快適で安心だと思われます。ただ、転落事故・交通事故など警察の介入がある外傷の場合は国立病院で診断をうけてから、医療機関を選択するシステムになっています。また、重度外傷、狭心症・心筋梗塞、脳血管障害など重篤な疾患は国立病院で治療されます。旅行傷害保険での受診はいずれの病院でも、受け付けていませんので、取り敢えず、現金、クレジットカードでの支払いが必要で、原則として検査も含め前払いです。旅行傷害保険会社への治療費、入院費等の請求は、治療終了後に行うことになります。
衛生事情は比較的良好ですが、1年のうち4月~10月までは高温多湿な気候が続くため、日射病、熱中症などに十分気を付ける必要があります。また、この期間は24時間冷房が不可欠で、体調維持に注意が必要です。冷房によって風邪を引いたり気管支を痛めたりすることがあるので、室内の温度・湿度管理には十分注意してください。
トラベルアドバイス
・水道水は海水を淡水化して送水しておりますが、飲料にはミネラル水が適しています。
・中東呼吸器症候群(MERS)とよばれる新種のコロナウイルスの感染例があり、ラクダがウイルスの保有宿主と言われております。ラクダとの接触や未殺菌のラクダ乳の摂取は大変危険ですので注意してください。
・海外旅行傷害保険に加入しましょう。
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カタール
自然災害情報
現状
砂嵐
3月から7月にかけては、強烈な砂嵐が発生します。
トラベルアドバイス
・強烈な砂嵐が発生した際に気管支喘息等の症状が起こり、病院での治療が必要となる場合もありますのでご注意ください。
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トラベルアドバイス
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テロについて
(1)テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
(2)テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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犯罪・誘拐について
(1)夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
(2)飲酒、酒類の製造及び販売は原則として禁止されています。一部ホテルのレストラン等では飲酒が認められてはいるものの、飲酒に伴う各種トラブル(飲酒運転、ケンカなど)には厳罰が科せられますのでお気をつけください。
(3)万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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病気・感染症について
(1)水道水は海水を淡水化して送水しておりますが、飲料にはミネラル水が適しています。
(2)中東呼吸器症候群(MERS)とよばれる新種のコロナウイルスの感染例があり、ラクダがウイルスの保有宿主と言われております。ラクダとの接触や未殺菌のラクダ乳の摂取は大変危険ですので注意してください。
(3)海外旅行傷害保険に加入しましょう。
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自然災害について
(1)強烈な砂嵐が発生した際に気管支喘息等の症状が起こり、病院での治療が必要となる場合もありますのでご注意ください。
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緊急連絡先
在カタール日本国大使館
電話:(974)-4484-0888
FAX:(974)-4483-2178
住所:Doha West Bay, Diplomatic Area, Doha, Qatar
消防、警察、救急:999
西アジアの国・地域