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Israel イスラエル |
総合危険度:2.7
(総合危険ポイント:3484.2)
危険性が高いエリアがあるため、 渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
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誘拐
危険度:2.0
(危険ポイント:45.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
近年、外国人を標的とした誘拐事件は発生していません。
なお、2014年6月には、イスラエル人少年3人の誘拐殺害事案(後にハマスが犯行を追認)が発生しているほか、2015年12月には、ハマスグループ6人(東エルサレム居住者3人、西岸地区ヘブロン居住者3人)が収監テロリストとの交換のためイスラエル人の誘拐を計画していたとして逮捕される事案が発生しています。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
イスラエル |
3.5 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:3.1
(危険ポイント:7177.2)
危険性が非常に高い項目であるため、十分な注意と安全対策が必要不可欠です。危険性を回避できないと判断した場合は渡航・滞在するのはお控えください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
イスラエル |
569.4 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:1.7
(危険ポイント:2009.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
日本人の犯罪被害のほとんどが、旅券や現金等の貴重品の盗難被害(スリ、置き引き等)であり、ちょっとした隙に被害に遭っています。エルサレム市の旧市街はユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地であり、イスラエル観光の中心地でもありますが、昼間は観光客を狙ったスリ・置き引き,夜間は強盗事件等が発生しています。昼間は人込みの中で貴重品・手荷物から目を離さないように十分注意し、夜間は単独での行動を避けることが賢明です。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。
・親しげに近づいてくる女性には注意しましょう。(飲食物に薬を混入され、昏睡状態になった時に現金を盗まれる場合があります。)
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
・警官から現金を不当に要求されたら、支払いを拒み、大使館に連絡しましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
イスラエル |
936.2 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:1.9
(危険ポイント:2806.9)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
夜間人通りが少ない場所では、強盗事件等の犯罪が発生していますので夜間の徘徊、一人歩き等は避けることが賢明です。エルサレム市の旧市街はユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地であり、イスラエル観光の中心地でもありますが、昼間は観光客を狙ったスリ・置き引き,夜間は強盗事件等が発生しています。昼間は人込みの中で貴重品・手荷物から目を離さないように十分注意し、夜間は単独での行動を避けることが賢明です。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
イスラエル |
36.3 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:2.3
(危険ポイント:315.4)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
イスラエル |
60.5 |
(最新データ)
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テロ
危険度:6.0
(危険ポイント:34.7)
危険性が極めて高い項目であるため、 渡航・滞在するのはお控えください。
近年、民間人を標的に車両が歩行者に突っ込み、多数が死傷する事件やバスの車内やバス停で銃を乱射し、多数が死傷する事件が複数発生しており、外国人が巻き添えに遭う可能性があります。
パレスチナ自治区には、ハマス、パレスチナ・イスラミック・ジハード(PIJ)等の武装組織がガザ地区を拠点に存在し、一部の組織は継続的にイスラエルに対する武力攻撃を模索しています。イスラエルでは、アル・カーイダやISIL及びその関連のイスラム過激派組織によるテロは確認されていません。しかし、ISILを名乗る者による暴行事件やエジプトのシナイ半島を中心に活動している「ISILシナイ州」が、イスラエルに対する攻撃を予告する動画をインターネット上に公開するなどの動きがみられます。イスラエル北部と国境を接するレバノン南部には、イスラム教シーア派武装組織ヒズボラ(対イスラエル抵抗運動を標榜)のほか、パレスチナ人過激派組織及び国際的なイスラム過激派組織の影響を受けたとされる組織が存在しており、レバノン領内からイスラエル領内北部に向けたロケット弾による攻撃事案等が散発的に発生しています。
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国内での死傷者数(人) |
日本 |
0 |
イスラエル |
265 |
(最新データ)
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殺人
危険度:1.0
(危険ポイント:29.6)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
イスラエル |
1.7 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.1
(危険ポイント:57.4)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
パレスチナ自治区
パレスチナ自治区は西岸地区とガザ地区とに分かれます。西岸地区は、アッバース大統領を長とするパレスチナ自治政府が管轄する地域です。ガザ地区は、イスラエルがテロ集団としているハマス(イスラム過激派組織)により実効支配されており、また、他にも過激な勢力が活動しているため不安定な情勢にあります。2014年6月末以降、イスラエルとハマス間において約50日間にわたり戦闘が行われましたが、同年8月26日に停戦合意が成立し、同年9月23日には恒久的な停戦定着のための間接交渉が開始されました。その後、暫くはガザ地区からのロケット弾着弾等の事例はみられませんでしたが、2015年4月23日以降、散発的にガザ地区からロケット弾の発射が確認されており、その度毎にこれに対するイスラエル軍の限定的な空爆が行われています。なお、西岸地区・ガザ地区へは移動の制限等があり、在イスラエル日本大使館による迅速な邦人保護業務が困難な状況です。
イスラエル北部地方
レバノン国境地帯においては、レバノン南部を事実上支配するイスラム教シーア派組織ヒズボラの動向により、不測の事態が発生する可能性があります。また、ゴラン高原のシリア側については、北部にシリア政府軍、南部に反体制派(主にイスラム過激派組織シャーム征服戦線(旧ヌスラ戦線))が存在しており、常に最新の政治・治安状況に注意する必要があります。
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自然災害
危険度:2.8
(危険ポイント:19896.0)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
洪水
冬の時期に洪水が発生しやすくなります。
砂嵐
春や夏の時期には砂嵐が発生します。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
イスラエル |
2,083,359 |
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交通機関事故
危険度:1.1
(危険ポイント:4712.5)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
国内の主要交通手段は自動車(自家用車、バス、シェルート(小型乗り合いバス)、タクシー)であり、車の通行は右側通行です。また、市内の道路は一方通行が多く、駐車場は少なく、路上駐車が一般的です。運転マナーは悪く、運転技術も優れていません。例えば、携帯電話で話しながらの運転(法律上は禁止されていますが)、直前での割り込み、方向指示をせず車線変更、車線をまたいだままの走行、交差点時での急停車等、後続車や周囲の車の動向には無頓着な場合が多く見られます。高速道路以外の一般道路でも時速100㎞以上での走行も珍しくなく、運転の際は勿論、歩行、横断歩道を渡る際も十分注意する必要があります。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
イスラエル |
6.7 |
(最新データ)
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イスラエル
テロ情報
現状
近年、民間人を標的に車両が歩行者に突っ込み、多数が死傷する事件やバスの車内やバス停で銃を乱射し、多数が死傷する事件が複数発生しており、外国人が巻き添えに遭う可能性があります。
パレスチナ自治区には、ハマス、パレスチナ・イスラミック・ジハード(PIJ)等の武装組織がガザ地区を拠点に存在し、一部の組織は継続的にイスラエルに対する武力攻撃を模索しています。イスラエルでは、アル・カーイダやISIL及びその関連のイスラム過激派組織によるテロは確認されていません。しかし、ISILを名乗る者による暴行事件やエジプトのシナイ半島を中心に活動している「ISILシナイ州」が、イスラエルに対する攻撃を予告する動画をインターネット上に公開するなどの動きがみられます。イスラエル北部と国境を接するレバノン南部には、イスラム教シーア派武装組織ヒズボラ(対イスラエル抵抗運動を標榜)のほか、パレスチナ人過激派組織及び国際的なイスラム過激派組織の影響を受けたとされる組織が存在しており、レバノン領内からイスラエル領内北部に向けたロケット弾による攻撃事案等が散発的に発生しています。
地域別情勢
パレスチナ自治区
パレスチナ自治区は西岸地区とガザ地区とに分かれます。西岸地区は、アッバース大統領を長とするパレスチナ自治政府が管轄する地域です。ガザ地区は、イスラエルがテロ集団としているハマス(イスラム過激派組織)により実効支配されており、また、他にも過激な勢力が活動しているため不安定な情勢にあります。2014年6月末以降、イスラエルとハマス間において約50日間にわたり戦闘が行われましたが、同年8月26日に停戦合意が成立し、同年9月23日には恒久的な停戦定着のための間接交渉が開始されました。その後、暫くはガザ地区からのロケット弾着弾等の事例はみられませんでしたが、2015年4月23日以降、散発的にガザ地区からロケット弾の発射が確認されており、その度毎にこれに対するイスラエル軍の限定的な空爆が行われています。なお、西岸地区・ガザ地区へは移動の制限等があり、在イスラエル日本大使館による迅速な邦人保護業務が困難な状況です。
イスラエル北部地方
レバノン国境地帯においては、レバノン南部を事実上支配するイスラム教シーア派組織ヒズボラの動向により、不測の事態が発生する可能性があります。また、ゴラン高原のシリア側については、北部にシリア政府軍、南部に反体制派(主にイスラム過激派組織シャーム征服戦線(旧ヌスラ戦線))が存在しており、常に最新の政治・治安状況に注意する必要があります。
トラベルアドバイス
・イスラエル、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸及びガザ地区において、日本人・日本権益を直接狙ったテロ事件は発生していませんが、ガザ地区において、過去に外国人を狙った誘拐事件が発生しており、引き続き注意が必要です。
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・もし爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
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イスラエル
犯罪・誘拐情報
現状
日本人の犯罪被害のほとんどが、旅券や現金等の貴重品の盗難被害(スリ、置き引き等)であり、ちょっとした隙に被害に遭っています。凶悪犯罪については、日本人の被害件数は少ないものの、国内ではかなりの事件が発生しておりますので、被害に遭わないよう注意を怠らないことが大切です。
犯罪被害多発地域
ベン・イェフダ通り、アレンビー通り(テルアビブ市)
テルアビブ市の海岸から中心部に通じるこの地域は、飲食店や各種店舗が集中した繁華街で、昼間は人出が多く活気があり、夜間もカフェ等が遅くまで営業していますが、市内で最も犯罪の発生件数が多い地域でもあり、夜間の一人歩き等は避けることをお勧めします。
旧バスステーション及びセントラルバスステーション付近(テルアビブ市)
テルアビブ市南部のネヴェ・シャアナン(NEVE SHAANAN)地区及びシャピラ(SHAPIRA)地区と呼ばれるこの地区は、外国人労働者が多数居住及び集まる地域であり、また、風俗関係の店舗も多く、各種犯罪の発生率が高い地域です。夜間はもとより、昼間も立ち入ることは避け、いかがわしい店には立ち入らないことが賢明です。
ハ・ティクヴァ(HA-TIQVA)地区(テルアビブ市)
テルアビブ市南東部に位置する同地区は、麻薬等薬物関係の犯罪が多発しており、比較的簡単に薬物が入手できることから浮浪者等も多数集まっています。夜間はもとより昼間も立ち入らないことが賢明です。
オールド・ヤッフォ付近(テルアビブ市)
テルアビブ市南部に位置する同地区は、昼間は観光客・骨董品の買い物客等で賑わっていますが、付近には安宿が多い関係で、外国人労働者やバックパッカーも集まっています。夜間人通りが少ない場所では、強盗事件等の犯罪が発生していますので夜間の徘徊、一人歩き等は避けることが賢明です。
エルサレム市の旧市街
旧市街はユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地であり、イスラエル観光の中心地でもありますが、昼間は観光客を狙ったスリ・置き引き,夜間は強盗事件等が発生しています。昼間は人込みの中で貴重品・手荷物から目を離さないように十分注意し、夜間は単独での行動を避けることが賢明です。また、昨年10月以降からの治安悪化については、発生件数は減少傾向にありますが、旧市街、特にダマスカス門付近等ムスリム地区においては、ナイフ、銃等を使用した暴力事案が引き続き発生しているほか、治安情勢によっては、イスラエル治安部隊とアラブ系住民との衝突が発生する可能性もあることから、これら事案に巻き込まれないためにも、同地域には極力近づかない等、最大限の注意が必要です。
東エルサレム
旧市街の東側は東エルサレムと呼ばれ、パレスチナ系住民が数多く居住しており、車両への投石、デモ、刺傷事案、イスラエル治安部隊とパレスチナ系住民との衝突が頻発していることから、これら事案に巻き込まれないためにも同地域には立ち入らないことをお勧めします。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・商品購入の判断は自分で行い、買いたくない場合はハッキリ断りましょう。
・財布の中身は相手に決して見せないでください。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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イスラエル
病気・感染症情報
衛生・医療事情
テルアビブやエルサレムなどの都市では医療水準は欧米並みに高く、外国からメディカル・ツアーとして患者が訪れる病院もあります。ただし医療費も非常に高額です(例として頚部痛で整形外科外来を受診した邦人はX線・CT撮影を終えて診察を受け、請求額が1,500米ドル、胃内視鏡検査では、診察料や随伴する血液検査等も含めて約1,500米ドル、虫垂炎の腹腔鏡を使用しての手術では、入院費を含めて約15,000米ドルでした)。旅行者や短期滞在者は全額自己負担となるので、旅行者保険の加入や医療費をカバーするクレジットカードを保持しておく必要があります。救急医療も建前上は整備されていますが、近年は医師・医療従事者の人手不足が顕著で、病院の救急外来で数時間も待たされたという例が多く報告されています。救急車による搬送は外国人は全額負担する必要があります。通常は邦貨にして1万円程度ですが、辺境においてヘリコプターが出動した場合には100万円を超える搬送料を請求された事例があります。一般的に多くの医師は英語を理解しますが、技師・ナースはヘブライ語またはロシア語しか話さないことがあり、しばしば意思疎通に苦労します。
救急室はどの病院でも24時間365日受診可能であり、予約の必要はありません。通常の外来受診はイスラエルの健康保険に加入していない外国人は各病院のメディカル・ツーリズム部門を通じて予約をとる必要があります。また、病院によっては治療前に支払い保証を求める場合がありクレジットカードの提示が必要な場合があります。救急受診の場合でもパスポートを持参することをお忘れ無く。また、携帯電話とその充電器もあると便利です。
警戒すべき病気・感染症
花粉症などアレルギー性疾患
2月~4月頃にはハムシーンと呼ばれる砂嵐が来襲することがあります。また砂塵が一日中空中に舞って汚れた空気となることがあります。その時期に一致して花粉も飛来し、アレルギー性結膜炎・鼻炎・咽頭炎などが多く発生します。うがい・手洗いを励行しましょう。
西ナイル熱
2000年にイスラエル国内で大流行しました。通常は発熱のみで治癒しますが、脳炎を発症した場合には亡くなったり後遺症を残すことがあります。蚊にさされないよう蚊忌避剤を使用するなど注意しましょう。
麻疹、マラリア
テルアビブ南部など移民が集中して居住している地域を中心に麻疹、マラリアの発生が報告されています。
毒蛇、サソリ
パレスタイン・バイパーと呼ばれる毒蛇がイスラエル全域の藪などに生息しています。サンダル履きなどで藪や森林に立ち入らないようにしてください。また、南部の砂漠地帯を中心にイエロースコーピオンと呼ばれる毒サソリが生息しています。岩陰などに潜んでいるので、不用意に地面に座ったり横たわったりしないようにしてください。イスラエルの病院には基本的に抗毒素血清が準備されているので、咬まれた場合には救急車を呼び近隣病院の救急室を受診して下さい。
トラベルアドバイス
・飲用にはミネラルウォーターをお勧めします。
・乾燥した気候、砂漠地帯からの細かい砂によりコンタクトレンズ使用者(特にソフトコンタクトレンズ)を中心にトラブルをかかえる人が多いようです。原則として1日使い捨てタイプのものを必要な時間だけ使用することをお勧めします。
・旅行者や短期滞在者は医療費が全額自己負担となるので、旅行者保険の加入や医療費をカバーするクレジットカードを保持しておく必要があります。
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イスラエル
自然災害情報
現状
洪水
冬の時期に洪水が発生しやすくなります。
砂嵐
春や夏の時期には砂嵐が発生します。
トラベルアドバイス
・洪水や砂嵐が発生することがありますのでお気をつけください。
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❗️危険要因(イスラエル) ●パレスチナ情勢 ・イスラエルがテロ集団としているハマス(イスラム過激派組織)によりガザ地区が実効支配されており、また、他にも過激な勢力が活動しているため不安定な情勢にあります。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 ガザ地区、ガザ地区との境界周辺 【渡航するのは止めて下さい!】 ・ガザ地区においては、ハマスの今後の動向等によって、再び不測の事態が発生する可能性は否定できず、予断を許さない状況にあります。
⚠️2 ヨルダン川西岸地区 【渡航するのは止めて下さい!】 ・ハマス等の過激派組織の支持者が存在しており、テロや誘拐等不測の事態が発生する可能性は排除されません。
⚠️3 レバノン国境地帯 【渡航するのは止めて下さい!】 ・レバノン南部を事実上支配しイスラエルを敵視するヒズボラは、イスラエルによって占領されている「シェバ農場」の返還を求めており、今後も引き続き同農場を巡る紛争が発生する可能性があります。
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西アジアの国・地域