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ミクロネシア連邦 Federated States of Micronesia |
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危険度2: |
危険度とは?
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事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。 |
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❗️危険要因(ミクロネシア連邦) 目立ったものはありません。
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⚠️要注意エリア 目立ったものはありません。
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ミクロネシア連邦
テロ情報
現状
ミクロネシア連邦においては、反政府武装勢力及びISIL等のイスラム過激派等のテロ組織の活動は確認されていません。
トラベルアドバイス
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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ミクロネシア連邦
犯罪・誘拐情報
現状
ミクロネシア国内4州で発生している犯罪は、銃器等による強盗や殺人等の凶悪事件は少なく、家屋侵入、窃盗、暴行などが中心です。カバン類のひったくりや置き引きもまれにあります。以前と比べ、犯罪発生率は高くなってきており、最近では、日本人が家屋侵入や盗難の被害に遭う例が増えています。全般的に比較的安全な国と言えますが、自己防衛の意識を持つことは必要不可欠です。特に、チューク州については、飲酒によるけんか沙汰や、走行中の車両に対する投石・凶器使用(鋭利な刃を矢の先端に付け、それを射る)といった問題が発生し、治安が悪化しているとの報告がありますので、一層の注意が必要です。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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ミクロネシア連邦
病気・感染症情報
衛生・医療事情
自国に医師の養成機関はなく、フィジーまたはパプア・ニューギニアの大学に留学した医師またはフィリピン人医師らで診療が行われています。国内にCTスキャンが一台も無い等,検査機器や治療施設は極めて限定されています。また、医師数が少なく、専門医も殆どいないこともあり、重症例はグアムやフィリピンで治療を受けることになり、ミクロネシアの医療水準は、劣悪と言わざるを得ません。公的保険制度あり、公的保険に加入していれば、医療費は基本的に無料ですが、検査、治療によっては有料になります。フィリピン人経営の私立病院や少数のクリニックがありますが、こちらは有料です。ミクロネシアでは非常に限られた診療しか受けることは出来ないので、重い病気や怪我の場合は、近隣の先進国(一番近いのは、グアム)に行くしかありません。そのためにも、海外旅行傷害保険に加入しておく必要があります。
警戒すべき病気・感染症
消化器感染症
A型肝炎、腸チフス、赤痢、アメーバ赤痢などがあり、飲料水や加熱の不十分な食事が感染源となりますので注意が必要です。
デング熱
デング熱ウイルスを持つヤブカ属のネッタイシマカに刺されることによって発症します。潜伏期間は約1週間で、インフルエンザ様の症状(頭痛、高熱、関節・筋肉痛)に加えて赤い皮疹が出ます。重症化(デング出血熱:全身から出血し易くなります)することがありますので、必ず病院等を受診して下さい。治療は対症療法のみです。
チクングニア熱
チクングニア熱はデング熱と同様、ヤブカ属のネッタイシマカによって媒介される感染症です。2013年11月、ミクロネシア連邦のヤップ州でチクングニア熱の集団発生がありました。感染後、2日~12日(通常3日~7日)の潜伏期の後、突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹がみられます。致死率は低く、多くの人は回復しますが、特定の予防法や治療薬はありません。蚊に刺されないことが最善の予防法です。
ジカ熱
デング熱やチクングニア熱と同様、蚊によって媒介される感染症で、発熱、頭痛、眼球結膜充血、皮疹、筋肉痛、関節痛などを生じますが、比較的軽症です。2007年にはミクロネシアのヤップ島での流行が報告されています。治療は対症療法のみで、発症を防ぐワクチンや治療薬はありませんので、デング熱、チクングニア同様、蚊に刺されないことが最善の予防策です。
結膜炎
現地でピンクアイと呼ばれている結膜炎は、汚れた手で目を触ることにより罹りやすく、治療に抗生物質の点眼薬が用いられることがあります。
皮膚感染症
高温多湿なため、湿疹や真菌症(カンジダや糸状菌など)を起こし易く、湿疹や虫刺され部分を掻いて細菌感染を合併することもあります。これを現地ではボイル(Boils)と呼び、ミクロネシアでは稀ではありません。
シガテラ毒による食中毒
サンゴ礁で釣った魚で、食中毒(神経症状、胃腸症状、関節・筋肉痛などの症状)を起こすことがあります。このシガテラ毒は加熱調理しても分解されませんので、注意が必要です。
ツツガムシ病
草むらに生息するダニに噛まれることにより発症することがあります。高熱・発疹・リンパ節腫大・肝機能障害などの症状がありますが、ダニに噛まれたことがはっきりしないと診断が付きにくいことがあります。
犬咬傷
放し飼いの犬に噛まれることもあります。 現在のところ、ミクロネシアでは狂犬病の心配はありませんが、破傷風の感染リスクがありますので、破傷風の予防注射を受けておく必要があります。万一、犬に噛まれましたら、医師を受診し、破傷風トキソイドの追加接種を直ちに受ける必要があります。
結核
肺結核の感染者数が増加傾向にあります。
レプトスピラ病
近年ポンペイ州でレプトスピラ病の増加が報告されています。病原性レプトスピラを保有しているネズミ、犬、牛、豚などの尿で汚染された河川や泥などにより経皮的に感染することが多く、時には経口感染もあります。倉庫に長く保管された飲食物の容器がネズミの排泄物で汚染されている場合もあり、十分洗浄してから利用することをお勧めします。
トラベルアドバイス
・飲み水はミネラルウオーターの利用をお勧めします。
・外食時は清潔なレストランでよく加熱調理されたものを食べてください。
・十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
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ミクロネシア連邦
自然災害情報
現状
洪水
11月から4月は洪水や土砂崩れが発生しやすくなります。
トラベルアドバイス
・洪水や土砂崩れが発生する可能性がありますので気象情報にご注意ください。
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トラベルアドバイス
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テロについて
(1)テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
(2)テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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犯罪・誘拐について
(1)夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
(2)不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
(3)万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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病気・感染症について
(1)飲み水はミネラルウオーターの利用をお勧めします。
(2)外食時は清潔なレストランでよく加熱調理されたものを食べてください。
(3)十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
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自然災害について
(1)洪水や土砂崩れが発生する可能性がありますので気象情報にご注意ください。
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緊急連絡先
在ミクロネシア連邦日本国大使館
電話:(691)-320-5465
FAX:(691)-320-5470
住所:P.O. Box 1837, Kolonia, Ponpei, F.M.S. 96941
オセアニアの国・地域