|
|
ジンバブエ Zimbabwe |
|
危険度2: |
危険度とは?
|
事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。 |
|
|
❗️危険要因(ジンバブエ) ●犯罪事件 ・凶悪事件やスリ、置き引き等の窃盗事件が多発しています。
|
⚠️要注意エリア ●ジンバブエ全土 【要警戒!】 ・凶悪事件やスリ、置き引き等の窃盗事件が多発しています。
|
ジンバブエ
テロ情報
現状
ジンバブエ国内では、イスラム過激派などのテロ組織の存在やテロ事件の発生は確認されていません。
トラベルアドバイス
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
閉じる
ジンバブエ
犯罪・誘拐情報
現状
現在ジンバブエは、首都ハラレをはじめ地方都市においても比較的平穏であり、体感治安は良好です。しかしながら一見平穏に見える町中でも、強盗、窃盗をはじめとする凶悪事件が発生しており、アフリカ地域の他国にも見られる一般的な犯罪の脅威は存在しています。在留邦人や日本人旅行者がそのターゲットとなる可能性もあるので常に防犯対策への配慮が必要です。
ビクトリア・フォールズ、グレート・ジンバブエ遺跡等の観光地ではツーリズムポリス等が警戒をしており一定の安全は保たれてはいますが、観光客をターゲットとした窃盗事件や強盗事件の発生が時折報告されています。また、過去に邦人旅行者が被害者となる事件も発生していますので、注意が必要です。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
閉じる
ジンバブエ
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療制度に関しては、公的医療機関を利用する場合は地域の診療所(看護師のみ駐在の所も)から順に郡病院・州病院、そしてハラレ市の国立パリレンヤトワ病院等の総合病院を頂点とするリファラル制度を取っています。必ず地元のクリニックを受診し、必要に応じて上位病院へ紹介されていく仕組みです。総じて公的医療機関は政府の財政難等のために必ずしも衛生的ではなく、医薬品や衛生材料も払底しており、邦人の利用には適していません。他方、都市部には個人開業の医院や大規模な私立病院があります。富裕層や外国人を中心に利用され邦人の利用実績もあります。ただし私立病院では、外来受診時、諸検査時、入院時などにその都度、保証金や前払いが求められるため十分な額の現金を持参する必要があります。
医療レベルは、2000年頃まではアフリカの中でも施設・スタッフ共に比較的整った国ではありましたが、特に2008年から2009年のハイパーインフレ以降は医療関係者の頭脳流出が続き、保健医療レベルは低下の一途です。公立病院ばかりでなく首都ハラレにある有力私立病院でもスタッフ・医療衛生材料が不足する状況です。一般に処置に関しては、例えば全身麻酔を要するような手術や複雑な処置,輸血(分娩時にも大量出血で必要となる可能性あり)は大きなリスクを伴いますので、救急外来で済むような簡単な応急処置を除いて当地での医療機関の利用は最低限に留め南アフリカや欧州などで治療を受けた方が賢明です。検査に関しては、一般的な血液検査やX線撮影は概ね可能ですが、CTやMRI検査は台数が少ない上に機器が故障して稼働できないことが多いようです。
医療保険制度は、公的なものはなくプライベートな健康保険が販売されていますが、補償額も低く、カバーされる医療機関も限られていることがあります。高額な国外への緊急移送費をカバーできる海外旅行者保険を掛けておくと安心です。
警戒すべき病気・感染症
経口感染症
病原微生物に汚染された食べ物や水から経口的に感染します。当地で罹りやすい感染症として、コレラ、腸チフス、赤痢、アメーバー赤痢、A型肝炎などがあります。コレラは2008年8月にハラレ市で発生したものが、半年で全土に広がり2009年にかけて10万人が感染し、4,000人以上の死者を出す未曾有の大流行となりました。致死率は当初10%を超え、WHOの定める治療目標(死亡率0.1%以下)を大幅に上回りました。この結果は当時の当国保健医療の崩壊を反映したもので、ジンバブエは20世紀以降戦争や紛争国以外でコレラが流行した唯一の国と言われています。その後も散発的にコレラの発生が報告されていましたが、2014年1月以降は感染の報告はありません。腸チフスは2011年10月にハラレ市郊外で発生したものが、その周辺で感染が広がり5,000例を超える流行となりました。過去に邦人が関係したものでは、クリプトスポリジウムによる下痢症が在留邦人に複数発生しています。2008年にはハラレ郊外で日本人旅行者にA型肝炎の集団発生が起きています。ジンバブエにおいては、経口感染症の発生リスクは常時存在するものとして、注意してください。
マラリア
首都ハラレを含めて標高が1,300メートルを超える地域でのマラリア感染リスクは少ないと言われていますが、これより標高の低い地域では感染のリスクが高くなります。ビクトリア瀑布やカリバ湖周辺などザンベジ川流域の観光地では、年間を通じてマラリアの発生が報告されています。その他地域では主に11月~4月の雨期にマラリアの発生が集中しています。マラリア流行地へ出かける場合は、防蚊対策や場合によってはマラリア予防薬の内服が必要になります。日本人では過去に地方で活動していた青年海外協力隊の隊員や自転車旅行者がマラリアを発症したことがあります。
HIV感染症、結核、性感染症
HIV感染率は軽度低下傾向にありますが、依然大きな社会問題となっています。通常の日常生活で感染することはありませんが、無防備な性交渉は感染リスクが高いことを意識して行動してください。また怪我人を手当てする際等、他人の血液や体液との接触には注意が必要です。またハラレ市は人口200万人に対し、年間6,000人程の結核患者が報告されています。運転手やメイドを雇う際には結核に罹患していないことを確認する必要がありそうです。
トラベルアドバイス
・水道水は飲用には適しません。飲み水はミネラルウオーターの利用が必須です。
・外食時は清潔なレストランでよく加熱調理されたものを食べてください。生野菜は避けてください。
・海外移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
閉じる
ジンバブエ
自然災害情報
現状
洪水
2016年12月以降、豪雨による洪水で約2000人が家を失い、246人が死亡しています。
トラベルアドバイス
・洪水の発生により多数の死傷者が出ていますので注意してください。
閉じる
トラベルアドバイス
-
テロについて
(1)テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
(2)テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
-
犯罪・誘拐について
(1)夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
(2)不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
(3)万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
-
病気・感染症について
(1)水道水は飲用には適しません。飲み水はミネラルウオーターの利用が必須です。
(2)外食時は清潔なレストランでよく加熱調理されたものを食べてください。生野菜は避けてください。
(3)海外移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
-
自然災害について
(1)洪水の発生により多数の死傷者が出ていますので注意してください。
-
緊急連絡先
在ジンバブエ日本国大使館
電話:(263)-4-250025
FAX:(263)-4-250111
住所:4th Floor Social Security Centre, Corner Sam Nujoma Street/ Julius Nyerere Way, Harare, The Republic of Zimbabwe
消防、警察、救急車:999
南部アフリカの国・地域