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ザンビア Zambia |
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危険度2: |
危険度とは?
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事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。 |
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❗️危険要因(ザンビア) ●一般犯罪 ・貧困に起因する犯罪が後を絶ちません。
●凶悪犯罪 ・国境付近の都市には不法移民が多数流入しており、強盗等の凶悪犯罪が多発しています。
●地雷 ・コンゴ民主共和国、アンゴラ、モザンビークとの国境付近には、地雷が今もなお残存している可能性が高いと言われております。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 コンゴ民主共和国との国境 【渡航するのは止めてください!】 ・コンゴ民主共和国から越境した難民や不法移民が国境周辺地域で窃盗や強盗を働いていることにより、治安が悪化しております。
⚠️2 アンゴラとの国境 【渡航するのは止めてください!】 ・アンゴラ側からの犯罪グループが、ザンビアの犯罪組織に武器の密売等を行っていると言われており、また、アンゴラ内戦当時に敷設された地雷が今も残存しております。
⚠️3 モザンビークとの国境 【渡航するのは止めてください!】 ・モザンビーク内戦当時に敷設された地雷が今もなお残存している可能性が高いと言われています。
●ザンビア全土 【要警戒!】 ・貧困に起因する犯罪が後を絶ちません。
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ザンビア
テロ情報
現状
ザンビアにおいては、反政府武装組織や国際テロ組織等の活動は確認されていません。
トラベルアドバイス
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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ザンビア
犯罪・誘拐情報
現状
近年、周辺諸国からの不法移民や銃器流入のため、銃器を用いた組織的な武装強盗による凶悪犯罪が昼夜を問わず日々複数件発生しています。特に都市部においては、銃器使用による殺傷事件や性犯罪、路上強盗、自宅押込強盗等が頻発し、住宅地では自宅門前で武装強盗団に襲われ車が強奪される事件が増加傾向にあります。スリ、ひったくり、置き引き等の窃盗は、ルサカ市のタウン地区(カイロ・ロード以西の商業地区)、マーケット、レストラン、ホテル、ミニバス内等人混みの多い場所で日常的に発生しています。観光客の集まる長距離バス発着所では、睡眠薬・薬物強盗が発生している他、タクシー運転手による睡眠薬強盗が発生しています。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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ザンビア
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医師や看護師の不足に加え医薬品や医療機器も不足しており、アフリカ諸国の中でも特に医療事情の悪い国の一つです。邦人が利用しているルサカの医療機関も、1~2日の入院で軽快する軽症であれば対応可能ですが、分娩や手術等の外科的処置に充分対応できるレベルではありません。ルサカ以外の地方では、基本的な診断ですら不確実な状況で、専門医もほとんどいません。体調不良を感じた場合、できるかぎり速やかにルサカの医療機関を受診することを勧めます。軽症患者以外は、原則南アフリカに移送して治療することになりますので、日本で十分な海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします(持病の悪化の場合は保険が効きませんので、自費となることもあります。詳しくは加入される保険の約款を事前にご確認ください)。
当地の衛生事情は非常に悪く、毎年コレラや赤痢などの経口感染症が多く発生しています。生水は飲めませんので、市販のミネラルウォーターか煮沸させた水を使用してください。当地の水は硬水ですので、体質の合わない方は、市販の蒸留水(pure water)を勧めます。市販のペットボトルは品質に問題があることが多いので、開封前に浮遊物がないか、水が減っていないか確認すると良いでしょう。衛生概念が日本と大きく異なり、都市部のスーパーマーケットで販売されている食材でも清潔とは言えないことから、十分加熱調理したものを食べてください。乳製品等は賞味期限を信頼せず、腐敗していないか確認してから調理に用いましょう。缶詰や瓶詰めは、密封されているか(蓋が凹んでいるか)確認してから購入しましょう。ゲームミートとして、カバやクドゥなど野生動物の肉が供されることがありますが、炭疽菌感染の報告もあることから。信頼できるレストラン以外で食べるのは避けましょう
警戒すべき病気・感染症
マラリア
ザンビアは、熱帯熱マラリアの好発地域です。首都ルカサは標高が高いため、地方に比べマラリアの感染率は低いものの、一年を通して患者が発生します。潜伏期間はおよそ7~30日で、この間は無症状で検査も陰性を示します。その後原虫が赤血球内に入り発症します。発熱、貧血、脾腫(腹部左上部の脾臓が腫れる)が3大兆候ですが、頭痛、吐き気等様々な症状があり、マラリア特有の症状はありません。早期治療が重要で、初発症状から48時間以内の治療が望ましく、治療が遅れると死亡率が高くなります。毎年複数の邦人がマラリアに罹患しておりm死亡例もあります。体調不良時は常にマラリアを念頭におき、早めに医療機関を受診しましょう。マラリアは、ハマダラ蚊に吸血されることにより感染します。夕方から明け方の時間帯は特に蚊に刺されないようにすることが最も基本的な予防法です。防蚊対策に用いる殺虫剤は、蚊取り線香、電気式蚊取器とも当地で入手可能ですが、日本製は殺虫効果が高いとされており、可能であれば持参を勧めます。携帯用電池式蚊取器も停電時や外出の際は便利です。薬剤塗布付蚊帳やレース状の薬剤塗布付カーテンも当地で入手可能です。最近防虫繊維を用いた衣類等も日本で販売されています。
経口感染症
コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、アメーバー赤痢、A型肝炎などの感染症が常に発生しています(特に雨季に多い)。生水、氷、生野菜、加熱されていない食品から感染します。市販のミネラルウォーターか煮沸した水を使用し、食べ物も十分加熱調理したものを食べてください。手洗いの励行(特にトイレ後、食事前)を勧めます。ジェル状の手指消毒液も便利です。メイドを雇用する場合は、継続的に衛生教育を行いましょう。
住血吸虫症(Bilharziosis、Schistosomasis)
河川や湖には、ビルハルツ住血吸虫が生息しています。ザンビア周囲では、カリバ湖やザンベジ川、マラウイ湖などが特に危険とされています。手足を数分間浸すだけでも、皮膚より侵入して感染し、皮膚炎や膀胱炎の症状が起こります。慢性化すると膀胱癌の原因になります。日本には生息しない風土病のため、帰国後に検査や治療を行うのは難しいので、心当たりのある方は、帰国前に医療機関を受診し血液検査や尿検査を依頼するとよいでしょう。検査する血液は南アフリカに送られ、結果判定まで10日程度かかります。
麻疹
小児に対する麻疹予防接種が十分でないため、散発的に麻疹の流行が発生しています。麻疹の感染力はインフルエンザの5倍以上と言われており、免疫を持たない場合は高率に感染します。小児はもちろんのこと、成人についても麻疹の罹患歴や接種歴が明らかでない場合は、医療機関で麻疹抗体価を検査し、必要であれば予防接種を受けた上で渡航してください。
季節性インフルエンザやロタウイルス感染症
当地は南半球に位置しており、日本で冬に流行する季節性インフルエンザやロタウイルス感染症の流行時期は、涼しい乾季(5~8月)となります。検査は一般的でなく、時に正しく診断されず見逃されることから、予防接種も一考です。季節性インフルエンザワクチンとしては、南半球用ワクチンがよいでしょう。
ハエ幼虫症(ハエ蛆病)
湿っている洗濯物にプチフライ(ニクバエ)が卵を産、その服を着用すると体温でふ化し、幼虫(ウジ)が皮膚に入ることで発症します。洗濯物は、室内に干すかしっかりアイロンを掛ける必要があります。
HIV/AIDS
若中年者のHIV感染率が13.5%と高く、不特定な相手との性交渉は危険です。感染者の血液・体液との接触により感染が起こるため、母子感染による小児の患者も稀ではありません。HIV陽性者の血液・体液との接触や、輸血を受けるような事態を避けるよう、またケガ人の手当、交通事故、マラリア感染(重症の際には輸血が必要)などには十分注意する必要があります。感染者は免疫が低下しており結核等の合併も多く見られます。
狂犬病
狂犬病ウィルスに感染した犬や猫などの温血動物に咬まれることで感染します。発症した場合は、ほぼ100%死亡します。当地では、犬や猫以外に野生動物も感染している可能があり、無闇に動物に手を出さないようにしましょう。唾液が傷や粘膜についても狂犬病は発症します。咬まれたら直ちに傷口を流水で洗い消毒し、医療機関を受診して狂犬病暴露後ワクチンを接種してください。事前に予防接種していても、咬まれた場合は暴露後のワクチン接種が必要です。地方の場合は、医療機関に狂犬病ワクチンがなかったり、期限が切れていることも多いので、できるだけ事前に接種されることを勧めます。
アフリカ睡眠病(アフリカ・トリパノソーマ症)
ツエツエ蠅に刺されて感染し、早期に適切な治療をしないと命に関わる病気です。特にSouth LuangwaやLower Zambeziなどへサファリで訪れて感染する事例が報告されています。ツエツエ蠅は動いている黒いものを目標とする性質があるので、サファリに行かれる際は、帽子をかぶり、薄い色で肌の露出の少ない衣服を着用しましょう。
黄熱
数十年以上、ザンビアでの感染例は報告されていません。WHOや厚生労働省検疫所では、北西州や西部州の森林地帯に入る場合を除いて、一般的には黄熱の予防接種は勧めていません。一方、南アフリカ政府はザンビア渡航者に対して、南アフリカ入出国の際に、有効な黄熱病予防接種証明の携帯を義務づけており、ザンビアからのトランジットの場合にも提示を求められます。
トラベルアドバイス
・水道水は飲用には適しません。飲み水はミネラルウオーターの利用が必須です。
・外食時は清潔なレストランでよく加熱調理されたものを食べてください。生野菜は避けてください。
・海外移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
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ザンビア
自然災害情報
現状
生じやすい自然災害はありません。
トラベルアドバイス
・生じやすい自然災害はありませんが一般的な警戒は怠らないでください。
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トラベルアドバイス
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テロについて
(1)テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
(2)テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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犯罪・誘拐について
(1)夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
(2)不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
(3)万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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病気・感染症について
(1)水道水は飲用には適しません。飲み水はミネラルウオーターの利用が必須です。
(2)外食時は清潔なレストランでよく加熱調理されたものを食べてください。生野菜は避けてください。
(3)海外移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
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自然災害について
(1)生じやすい自然災害はありませんが一般的な警戒は怠らないでください。
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緊急連絡先
在ザンビア日本国大使館
電話:(260)-211-251555
FAX:(260)-211-254425
住所:5218, Haile Selassie Avenue, Lusaka, Zambia
消防、警察、救急車:999
南部アフリカの国・地域