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デンマーク Denmark |
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危険度2: |
危険度とは?
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事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。 |
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❗️危険要因(デンマーク) ●テロの脅威 ・海外のイスラム過激派グループが、デンマークとその権益を重要なテロの標的として捉えており、現在もその脅威が継続しています。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 首都コペンハーゲン 【要警戒!】 ・過去にテロ事件が発生しており、テロの対象となりうる場所を警察官が警備するなど、関係当局によるテロに対する警戒が続けられています。 ・コペンハーゲン市内のクラブや街頭で麻薬の密売が行われている場所があるなど一般犯罪が増加しています。
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デンマーク
テロ情報
現状
2015年2月、コペンハーゲン市内において、イスラム過激派に影響を受けた男により、表現の自由に関する討論会の会場とユダヤ教の礼拝施設に対する銃撃テロ事件が発生しました。その後犯人の男は射殺されましたが、男はイスラム過激派組織「ISIL」に影響を受けて犯行に及んだものとみられています。以後、現在までコペンハーゲン市を中心に、テロの対象となりうる場所を警察官が警備するなど、関係当局によるテロに対する警戒が続けられています。デンマークの治安当局は、2008年のムハンマド風刺画再掲載を契機に、アル・カーイダを始めとする海外のイスラム過激派グループが、デンマークとその権益を重要なテロの標的として捉え、現在もその脅威が継続していること、アフガニスタン、イラク等への派兵、ISILに対する空爆への参加等に見られる、デンマーク政府の積極的な外交・安全保障政策が、敵対勢力の反発を招く恐れがあることなどから、「デンマークに対するテロの脅威は依然として深刻」と評価しており、特に、イスラム過激派によるテロを最大の脅威と捉えています。また、2012年夏以降、デンマーク市民の中から、少なくとも135人がシリアやイラクに渡航したものとみられています。治安当局はこうした紛争地域への渡航者の内、約半数はデンマークに帰国しているとの見方を示しており、戦闘への参加を通じて、テロの実行能力を得て、現地で活動している国際テロ組織と人脈を形成した戦闘員が帰国することによって、デンマーク国内におけるテロ脅威を増大させる可能性があります。デンマーク国内の特定の思想を背景とする過激な勢力についても、暴力の行使を辞さない個人・グループが存在しており、不法行為や、組織的な暴力的闘争の発生が懸念されています。
トラベルアドバイス
・デンマーク国内においてテロ組織の存在は把握されていませんが、ISILやアル・カーイダ等のイスラム過激派組織がソーシャルメディア等を通じて発信する過激な情報の影響を受けて、個人や小規模な集団が過激化し、テロや不法行為を企図することが懸念されます。
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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デンマーク
犯罪・誘拐情報
現状
デンマークの治安状況は、若年層を中心とした薬物中毒者の増加が大きな社会問題となっているほか、外国人犯罪者が流入しており、特に観光シーズンは、空港、駅、ホテル、飲食店等で旅行者が盗難の被害に遭うケースが頻発しています。このほか、銃器を使用した犯罪や銃器の押収が相次いでおり、特に首都圏ではギャング団やバイク集団の抗争と見られる発砲事件が相次いで発生しています。また、コペンハーゲン市内のクラブや街頭で麻薬の密売が行われている場所もありますので、犯罪の巻き添えにならないよう、十分に注意してください。
警戒すべき犯罪
強盗
銃器や刃物を使用した強盗事件も発生しています。特にコペンハーゲン中央駅周辺、NØRREBRO地区などは、治安が悪く強盗の多い地区ですので、普段以上に身辺に注意を払いましょう。
自動車盗、車上狙い
駐車場や路上に駐車中の車や自転車が盗まれたり、窓ガラスを割って車内の貴重品が盗まれる車上ねらいなどの事件が発生しています。車内の見える場所に携帯電話や荷物を放置しない、人目の少ない場所への駐車を避ける、防犯アラームやハンドル固定具を使用する、自転車には強固なワイヤー式鍵を取り付ける、などの対策を講じましょう。
侵入盗
近年、クレジットカードやデビットカード等、現金以外によるによる支払い環境が整い、盗難被害の発生も店舗から一般住宅へと変化傾向にあることから、空き巣被害には十分な注意を払う必要があります。一般的に、一戸建てとマンションでは、マンションの方が防犯措置は講じやすいとされていますが、二階以上の階に居住する場合、テラス等の窓の施錠確認が疎かになりがちです。こうした弱点を衝く侵入事案は意外と多いので、注意が必要です。また、一戸建て住宅を選択される場合には、治安や風紀の良い地域をお選びください。また、コペンハーゲン市内及び近郊の住宅地域では、空き巣が多発しています。特に夏期やクリスマスなどの長期休暇時には注意が必要です。
偽警察官による窃盗
偽警察官による被害も散見されます。手口は、麻薬、偽札等を所持していないか確認すると称して、財布を出させ、現金、カード等を抜き取るというものです。こうした検査に応じやすい雰囲気を醸成するため、直前に、別の者が執拗に取引を持ちかける、別の者が素直に検査に応じる態度を見せるなどといった手法も使われています。しかしながら、警察官が路上で財布を検査するといったケースは、当地では通常ありません。
スリ・置き引き
毎年、当館には多数の窃盗被害が報告されていますが、これらの多くは空港、コペンハーゲン中央駅、列車内、ホテル(ロビー、レストラン)や観光スポット(ストロイエ、アマリエンボー宮殿他)等で発生しており、手口はスリや置き引きがほとんどです。
トラベルアドバイス
・いかなるときも用心を怠らず、見知らぬ人を信用しないでください。
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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デンマーク
病気・感染症情報
衛生・医療事情
デンマークはホームドクターと呼ばれる家庭医制度を採用しており、首都圏を除く多くの地域においては、救急医療を受ける際にも、平日昼間帯はホームドクターにまず連絡をとります。居住者の方はホームドクターをあらかじめ選任しておくこ ととなりますが、旅行者の方の場合には、一般的に任意のホームドクターを有料で受診できます。ホテルに滞在中の場合には、ホテルのフロントで最寄りのホームドクターを紹介してもらうとよいでしょう。
また、夜間や休日に救急医療を受けるには、各地域の救急医療連絡先窓口に電話をして医療機関を紹介してもらう必要があります。これらの窓口で救急車を要請することも出来ますが、明らかに救急車を必要とするような重篤な症状の場合には、 直接、112番に電話をしてください。
医療体制は完備されており、特に問題はありませんが、家庭用医薬品の一部を除き、医薬分業で医師の処方箋がないと薬を買うことはできません。また、処方箋なしに買える薬も、日本人の体質に合わない場合がありますので、風邪薬、頭痛薬、胃腸薬等の常備薬は、ある程度持参したほうが安心です。
トラベルアドバイス
・旅行者は、一般的に任意のホームドクターを有料で受診できます。ホテルのフロントで最寄りのホームドクターを紹介してもらいましょう。
・風邪薬、頭痛薬、胃腸薬等の常備薬は、ある程度持参したほうが安心です。
・特別に注意しなければならない風土病はありませんが、冬季が長く、日照時間が極端に短いため、日光の不足からビタミン不足がちとなり、疲れやすくなることがあります。
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デンマーク
自然災害情報
現状
洪水
堤防のある沿岸地域では洪水の危険にさらされることがあります。
トラベルアドバイス
・堤防のある沿岸地域では洪水に気をつけてください。
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トラベルアドバイス
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テロについて
(1)デンマーク国内においてテロ組織の存在は把握されていませんが、ISILやアル・カーイダ等のイスラム過激派組織がソーシャルメディア等を通じて発信する過激な情報の影響を受けて、個人や小規模な集団が過激化し、テロや不法行為を企図することが懸念されます。
(2)テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
(3)テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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犯罪・誘拐について
(1)いかなるときも用心を怠らず、見知らぬ人を信用しないでください。
(2)夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
(3)万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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病気・感染症について
(1)旅行者は、一般的に任意のホームドクターを有料で受診できます。ホテルのフロントで最寄りのホームドクターを紹介してもらいましょう。
(2)風邪薬、頭痛薬、胃腸薬等の常備薬は、ある程度持参したほうが安心です。
(3)特別に注意しなければならない風土病はありませんが、冬季が長く、日照時間が極端に短いため、日光の不足からビタミン不足がちとなり、疲れやすくなることがあります。
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自然災害について
(1)堤防のある沿岸地域では洪水に気をつけてください。
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緊急連絡先
在デンマーク日本国大使館
電話:(45)-33-11-33-44
FAX:(45)-33-11-33-77
住所:Havneholmen 25, 9F, 1561 Copenhagen V, Denmark
消防、警察、救急:112
北ヨーロッパの国・地域