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Tanzania タンザニア |
総合危険度:1.9
(総合危険ポイント:2851.1)
事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
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誘拐
危険度:-
(危険ポイント:-)
外国人を狙った短時間誘拐事件が多発しています。一般に、営利目的の誘拐の対象は裕福、あるいは裕福そうに見える会社員や家族等が対象となります。多くの場合、誘拐犯は、先ず複数の候補者を選定し、その中から下見による選定を行います。「誘拐の対象とならない」ためには、日常生活において次のような条件に当てはまらない工夫が必要となります。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
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傷害・暴行
危険度:0.9
(危険ポイント:48.8)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
万一、強盗に危害を加えられるようなことがあっても、暴力を更にエスカレートさせないように、できるだけ抵抗しない態度を示すことが必要です。その際、後に警察に被害届を出すときのために、犯行の状況をできるだけ記憶しておくことが大切です。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
タンザニア |
4.4 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:0.5
(危険ポイント:2.26)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
犯罪者は「標的」のスキをうかがっています。自分のことをじっと見ている人がいないか、周囲に気を配り、歩行中は、目線を高くして毅然とした態度で歩きましょう。また、背後から突然襲いかかるケースが多いので、バッグ等はしっかりと体の前方で抱えて、時折、後方を振り返りながら歩くなど尾行者に対しても警戒しておくことで、ある程度予防することができます。万一、バイクや自動車からのひったくりに遭ってしまったら、引きずられて転倒する危険があるため、そのときは抵抗しないで荷物から手を離しましょう。
・貴重品及びスマートフォンは外部から所持していることをわかりにくくし、特に最近スマートフォンはよく狙われるので歩きながらスマートフォンを操作しないようにしましょう。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
・警官から現金を不当に要求されたら、支払いを拒み、大使館に連絡しましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
タンザニア |
0.3 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:0.7
(危険ポイント:228.4)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
近隣諸国より安価な密輸銃等が流入している可能性があり、時折、武装強盗による凶悪犯罪が発生しています。また、取り締まりの警察官と逃走する犯罪者との間で、白昼街中で銃撃戦も発生しています。
当地では、お金の集まる場所(銀行・両替商・カジノ等)においては細心の注意が必要です。特に銀行等の建物から出る前には、必ず現金を鞄等にしまう、又は身につけてから出るように心がけて下さい。万一、強盗に遭遇するようなことがあれば、生命の安全を第一に考え、無抵抗に徹する事を心がけて下さい。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
タンザニア |
17.6 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:0.6
(危険ポイント:0.3)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
タンザニア |
0.1 |
(最新データ)
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.58)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
近年、タンザニア国内における大規模テロ等の重大事件の発生はみられませんが、国内おける治安事案は一般犯罪にとどまらず、武装集団による民間人やモスクに対する襲撃事案が発生しているほか、「洞窟の人々(Ahl al Kafh)」を名乗るグループがインターネット上の動画でタンザニア国内におけるテロを呼びかけるなど、テロ分子又はその関連分子の活動が認められる点で、その動向には注意が必要です。
国内におけるアル・シャバーブ等のテロ組織による治安事案も現時点で認められませんが、地理的にタンザニアはその活動地域たるソマリアやケニアに近いことから、今後の地域情勢によってはその影響がタンザニアにおける治安情勢に影響を与えるおそれも否定できません。
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・特にラマダン(特に金曜日)及びイード期間中はテロが発生するリスクが高いため、その期間中は特に警戒してください。
・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。(国会等の政府機関を狙ったテロが発生する可能性があります。)
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
(最新データ)
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殺人
危険度:1.6
(危険ポイント:115.87)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
銃器を使用した銀行強盗などの凶悪犯罪のほか、外国人を狙った短時間誘拐事件も多発しています。取り締まりの警察官と逃走する犯罪者との間で、白昼街中で銃撃戦も発生しています。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
タンザニア |
7.0 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.1
(危険ポイント:7.55)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
2015年10月、タンザニア全土での総選挙に際し、ザンジバルにおける投票結果の無効宣言後、同地ストーンタウン周辺において小規模な爆発事件が発生しており、現地警察は上記選挙情勢との関連も含め捜査しています。
タンザニアの周辺国は貧困等の問題を抱えている国が多く、エチオピア、ソマリアや隣国のルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国から不法に入国する者が後を絶たず、テロ組織の構成員もこの中に紛れ込んで不法入国している可能性があるため、国境付近は特に注意が必要です。
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自然災害
危険度:1.0
(危険ポイント:2010.0)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
津波、地震、火山噴火
タンザニア国内では、津波、地震及び火山噴火等の自然災害による被害が過去に発生しています。自然災害に対する警報システムは万全とは言えないので、地震発生時には海岸から離れる、火山の噴火情報には注意するなど、自然災害に対する注意意識を習慣づけてください。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
タンザニア |
1,429,076 |
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交通機関事故
危険度:3.7
(危険ポイント:15428.6)
危険性が非常に高い項目であるため、十分な注意と安全対策が必要不可欠です。危険性を回避できないと判断した場合は渡航・滞在するのはお控えください。
幹線道路については舗装されている道路が多いですが、それ以外の場所では未だ舗装されていない道路も多く、道路の状態は良くありません。舗装道路であっても、時折、大穴やバンプ(速度超過車両を予防するために設けられた凸)があるので注意を要します。時折、停電等により信号機が機能していない場合や、故障等で赤信号と青信号が同時に点灯している場合もあるので、交差点等に進入する際は徐行に心がけて下さい。
雨季の到来等により雨が続くと、至るところで道路が冠水して、車高の低い車では通行できないことがあります。また、濁った水溜りの下に大穴が隠れていたりするので注意が必要です。
歩行者よりも車が優先される傾向にあります。無謀運転者、運転技術未熟者、整備不良車、ガス欠等で停止する車等が存在しており注意が必要です。
信号無視、制限速度オーバー、過積載、定員オーバー、その他の日本では考えら れないような無謀運転(対向車線逆走、歩道走行等)は日常茶飯事です。また、パ トカーの台数が不足しており、このような違反車両に対する警察の取締が十分に機能していません。相手に進路を譲らず我先に進もうとし、無理な割り込みを仕掛けてくる傾向にあります。また、交通渋滞も意に介さずに交差点中央付近で平然と停車し、夜間は対向車等の眩惑も考慮せずに平然とハイビームで走行する車もあります。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
タンザニア |
6.3 |
(最新データ)
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タンザニア
テロ情報
現状
タンザニアにおけるテロの脅威は、アル・シャバーブ等の国際テロ組織によるものとタンザニア本土との連合関係に不満を持っているザンジバルのグループによるものがあるとみられています。タンザニアでは、2013年10月にムトワラ州山中において軍事訓練を行っていた容疑にて、ソマリアのイスラム過激派組織アル・シャバーブ関係者11人が逮捕されました。同容疑者グループは、アル・シャバーブの訓練マニュアルが記録されたDVDや現地製の武器を所持していた模様です。国内に国際テロ組織の分子が潜伏している可能性は排除されません。2015年10月、タンザニア全土での総選挙に際し、ザンジバルにおける投票結果の無効宣言後、同地ストーンタウン周辺において小規模な爆発事件が発生しており、現地警察は上記選挙情勢との関連も含め捜査しています。
タンザニアの周辺国は貧困等の問題を抱えている国が多く、エチオピア、ソマリアや隣国のルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国から不法に入国する者が後を絶たず、テロ組織の構成員もこの中に紛れ込んで不法入国している可能性があるため、国境付近は特に注意が必要です。
トラベルアドバイス
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
・もし爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
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タンザニア
犯罪・誘拐情報
現状
タンザニアは、国内の貧困問題に加え、都市部の失業者の増加により強盗等の一般犯罪が増加傾向にあります。特に都市部において路上強盗、車両強盗、住居侵入、詐欺、ひったくり等が年々増えてきています。また、犯罪に銃器が使用されるケースが増え、一般犯罪が凶悪化の傾向にあります。
地域別状況
ダルエスサラーム
タンザニア最大の都市であることから、地方からの失業者はもとより、周辺諸国からの不法滞在者が多数流入しています。また、車両強盗、薬物強盗、詐欺、ひったくり等、特に路上犯罪、住居侵入が急増しています。最近の兆候としてイスラム教関係者のデモが頻繁に行われて、治安当局と衝突しています。特に金曜日の午後はイスラム教徒がモスクに集まり、その後デモが行われる事が多いので、モスクや群衆には不用意に近付かないようにしてください。
ザンジバル
ザンジバルには、毎年、多くの外国人観光客が訪れており、外国人観光客をターゲットにした犯罪が増えつつあります。特に、東部沿岸部には風光明媚なビーチが点在しているため、東部沿岸部と内地への入り口との交差点であるパジェ周辺で外国人旅行者を狙った犯罪が続いています。また、ザンジバルもダルエスサラームと同様にイスラム教関係者のデモが頻繁に行われて、治安当局と衝突しています。特に金曜日の午後はイスラム教徒がモスクに集まり、その後デモが行われる事が多いので、モスクや群衆には不用意に近付かないようにしてください。
アルーシャ、キリマンジャロ
隣国ケニアの首都ナイロビから幹線道路が直結していることから、同国からの犯罪者が数多く流入しており、幹線道路上の待ち伏せ強盗等、治安当局からの目が届きにくい遠く離れた郊外において組織犯罪と強盗団の越境ネットワークが台頭しつつあります。また、犯罪が凶悪化しており、窃盗の類でも容易に殺害する事例が散見されます。
キゴマ、力ゲラ
2012年12月にタンザニアにあった難民キャンプ(ムタビラキャンプ)は閉鎖され約3万4千人の難民が母国(ブルンジ等)に帰還しましたが、未だエチオピア、ソマリア、ブルンジ、ルワンダ及びコンゴ民主共和国から難民が多数流入しており、中には難民のふりをして強盗を働く者もいるため、犯罪が跡を絶ちません。また、安価な銃器が流入しており、犯罪が凶悪化の傾向にあります。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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タンザニア
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療水準としては、ダルエスサラーム市内では外資系の医療機関を中心に徐々に整備されつつあり、外国人医師の勤務する病院や超音波診断装置・MRIなどの最新機器を導入する施設も現れてきました。しかし、最も進んだ医療機関であっても日本の医療に比べ水準はまだまだ低く、特に脳神経、循環器、麻酔などの専門医の数は非常に限られています。都市部を離れた病院では基本的な診断ですら不確実な状況です。都市部の一般開業クリニックでも検査機器を備えているところはほとんどありません。
外科手術が必要な場合、衛生環境や万一の輸血のことを考慮すると、他の先進地域での治療をお勧めします。重症状態におちいった場合には、国外へ緊急移送されることもあります。コストは移送費だけで数千万円になります。当地への渡航の際は万が一に備え、十分な額の海外旅行傷害保険(特に、疾病治療費用、傷害治療費用、救援者費用)に加入しておくことを強くお勧めします。
薬局で購入できる薬品は大半が輸入品ですが、製造元の国によっては品質にばらつきがあって効果に絶対の信頼がおけず、また薬局に薬剤師がいないことが多いため、風邪薬や腹痛・下痢止め、鎮痛・解熱剤などの市販薬等は持参してくる方がよいでしょう。持参される場合には、錠剤やカプセルの薬品を選ぶようにしてください。粉薬ですと麻薬・覚醒剤等の輸入禁止薬であることを疑われて入国審査の際に没収されることがあります。
都市部でも上水道や電気、交通など基本的なインフラの整備が遅れています。生活用水の多くは井戸水や買い水ですが、上水道が整っている地区でも水質は良いとは言えず飲用には適しません。
警戒すべき病気・感染症
マラリア
年間を通じてマラリアが流行しています。薬剤耐性を持った「熱帯熱マラリア」が主流となっています。初期に適切な治療が行われなければ貧血、腎不全、内出血などの他に脳障害によって死亡することもあり「悪性マラリア」とも呼ばれます。熱が出たら病院で早期にマラリア検査を受ける必要があります。対策としては、マラリアを媒介するハマダラ蚊に刺されないように工夫することが一番です。ハマダラ蚊は日没から日の出まで活発に活動するため、夜間は特に注意が必要で、長袖シャツ、長ズボンを着用し、虫除け剤(repellent)、蚊取り線香、電子蚊取り機器などを使用するとよいでしょう。マラリア予防薬を服用するかどうかは行き先や滞在期間にもよりますが、まず渡航前にあらかじめ日本の医師と相談して説明を十分に受けることをお勧めします。服用の方法、副作用などが薬によって異なるため、自分にあった処方を受けるよう心がけてください。予防薬としては、日本でも購入できるメフロキン(商品名メファキン)があります。現地で購入できるアトバコン・プログアニル合剤(商品名Malarone)も良い効果を上げています。治療薬としては、アルテミシニンの合剤(ACT)であるコアーテムなどが有効です。アルテミシニンの単剤(コテキシンなど)でも、耐性(薬が効かないこと)が報告されています。帰国後1か月(マラリア流行地を離れて1か月)の間に発熱があった場合には、マラリアの可能性も想定し、受診先の医師にマラリア汚染地域に滞在していた旨を告げ、相談するようにしてください。
下痢性疾患
タンザニアを旅行中に下痢を経験することは稀ではなく、原因や程度はさまざまです。軽度のもの(1日5回以下の下痢、体温37℃未満)であれば水分補給や市販薬の服用で有効なことも多いですが、水のような下痢が頻繁にある、血液混じりの便が続く、発熱を伴う、腹痛の強い時や嘔吐を伴う場合には病院受診によって治療を受けた方が賢明です。散発的ではありますが、コレラや赤痢、腸チフスの発生も見られていますので注意が必要です。
HIV(エイズ・ウィルス)感染
ヒトから感染します。統計によるとタンザニア国民のHIV成人罹患率は5.6%(2010 Report on the global AIDS epidemic, UNAIDS/WHO)と高率です。感染者の血液・体液との接触により感染が起こるため、母子感染による小児の患者も稀ではありません。HIVキャリアの血液・体液との接触や、輸血を受けるような事態を避けるよう、またケガ人の手当、危険な性交渉、交通事故などには十分注意する必要があります。
トラベルアドバイス
・なまもの、生水は避けてください。切り売りされた果物も各種感染症保菌者の手指から汚染されている可能性があります。
・水道水は飲料に適しません。ミネラルウォーターを飲んで下さい。
・医療費が高額になることもありますので海外旅行者保険への加入をお勧めします。
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タンザニア
自然災害情報
現状
津波、地震、火山噴火
タンザニア国内では、津波、地震及び火山噴火等の自然災害による被害が過去に発生しています。自然災害に対する警報システムは万全とは言えないので、地震発生時には海岸から離れる、火山の噴火情報には注意するなど、自然災害に対する注意意識を習慣づけてください。
トラベルアドバイス
・タンザニアでは、過去に、津波、地震及び火山噴火等の自然災害による被害が発生していますので警戒は怠らないでください。
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❗️危険要因(タンザニア) ●テロの脅威 ・アルシャバーブ等の国際テロ組織やタンザニア本土との連合関係に不満を持っているザンジバルのグループによるテロ事件が発生する可能性があります。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 ブルンジとの国境 【渡航するのは止めて下さい!】 ・国境付近や幹線道路には武装強盗が多数存在するなど、治安情勢は依然として不安定な状況にあります。
⚠️2 インド洋沿岸部、タンガニーカ湖岸付近、
ルワンダとの国境 【要警戒!】 ・国際テロの脅威が指摘されています。特に、インド洋に面した沿岸部には国際テロリストのメンバーが存在している可能性も否めません。
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東アフリカの国・地域