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南スーダン South Sudan |
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危険度5: |
危険度とは?
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安全なエリアに避難する必要がある極めて 危険なエリアなので渡航・滞在しないでください。 |
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❗️危険要因(南スーダン) 政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しており、不測の事態に巻き込まれる可能性が高いです。渡航はどのような目的であれ止めてください。
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⚠️要注意エリア ●南スーダン全土 【渡航するのは止めてください!】 ・政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しています。
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南スーダン
テロ情報
現状
2011年7月にスーダンから分離・独立して誕生した南スーダン共和国では、独立から現在に至るまでの間、イスラム過激派組織等による具体的な活動やテロ事件は確認されていません。一方で、西エクアトリア州等においては,地域住民による突発的な襲撃事件が発生しています。
トラベルアドバイス
・政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しており、不測の事態に巻き込まれる可能性が高いです。渡航はどのような目的であれ止めてください。
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南スーダン
犯罪・誘拐情報
現状
南スーダン共和国は、2011年7月9日、スーダン共和国から分離して新しい独立国として誕生し、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)やドナーの支援による国づくりと平行して、国内の治安対策に取り組んでいました。しかしながら、2013年12月に首都ジュバ市の大統領府にて発生した銃撃事案を契機として、ジュバ市内から南スーダン各地に広がった騒乱は、政府軍(SPLA)と反政府勢力の間の衝突に発展し、南スーダンの情勢は急激に悪化しました。現在、首都ジュバ市では、政治情勢の悪化を受けて経済状況は悪化し、物価の高騰や外貨不足も発生していることから、武装した賊による住居侵入強盗や車両襲撃事案等の一般犯罪が増加しています。また、現地通貨の下落によって相対的に米ドルの価値が上昇しているため、比較的裕福で外貨を保有していると考えられている外国人が狙われる事案が特に増加しており、その中でも外交団や国際機関よりも警備が手薄だと考えられるNGOや企業関係者が標的となる事案が頻発しています。
南スーダン人は日本に対し、南スーダンがスーダンから独立する前から支援してくれた国という印象を有しており、近年も JICAを中心とした開発支援等によって、南スーダン人の対日感情は一般的に良好と言えます。これまで日本人であることを理由とした誘拐事案や日本人が被害者となる殺人等の凶悪事案は発生していませんが、今後は経済状況の悪化等により、裕福であると考えられている外国人が標的となる事案が更に増加する可能性があるので、警戒が必要です。
トラベルアドバイス
・政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しており、不測の事態に巻き込まれる可能性が高いです。渡航はどのような目的であれ止めてください。
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南スーダン
病気・感染症情報
衛生・医療事情
長年の内戦の影響で医療制度の整備が遅れているため、日本人が十分な医療を受けることができる医療施設は全土において存在しません。軽症であれば私立病院・診療所を受診することも可能ですが、病状が中等度もしくは重症の場合には、必ず緊急移送(医療先進国への避難)が必要となります。移送費は通常大変高額になりますので、当地に入国される前に必ず海外旅行傷害保険に加入されることをお勧めいたします。当国の医療機関では医療費の支払いにクレジットカードを使うことはできません。全て現金前払いとなります。日頃から一定の金額の現金は手元に置いておくことが必要です。現在、南スーダン国内では全ての医薬品が品薄・入手困難です。
当国は上・下水道ともに全く整備されていません。都市給水はナイル川の河川水を汲み上げて単純濾過もしくは、そのままの河川水を給水車が巡回して配布しています。そのため細菌・ウイルス・寄生虫に汚染されている可能性が高く、飲用には全く適しません。ホテル等の宿泊施設には独自の井戸からの簡易給水システムを有しているところもありますが、こちらも同様の理由で飲用には適しません。飲用水は必ず市販のミネラルウォーターを使用して下さい。また、レストラン等では必ず自分で開封することを確認して下さい。氷は汚染された水で作られていることもあるため、氷の使用は避けた方が無難です。
市場やスーパーマーケットなどで購入した果物や野菜は、細菌・寄生虫・ウイルスで汚染していたり、農薬が残っている可能性があります。きれいな水で良く洗ってから調理してください。果物は自分で皮をむいて食べるようにしてください(他人が皮をむいて皿に盛った果物は保証できません)。生や加熱不十分の肉・卵類は感染性胃腸炎やA型肝炎、各種寄生虫症の原因となります。これらを予防するために、火が良く通っていることを確認して下さい。
警戒すべき病気・感染症
マラリア
全土においてマラリア感染の危険があります。マラリアはマラリア原虫を保有するハマダラカに吸血されることにより、マラリア原虫が体内に入って発症する原虫感染症です。通常、吸血後1~2週間の潜伏期間を経て症状があらわれます。マラリアには熱帯熱マラリア・三日熱マラリア・四日熱マラリア・卵形マラリアの4種類がありますが、当地で蔓延しているのは熱帯熱マラリア(悪性マラリア)です。熱帯熱マラリアは発症早期に治療を開始するかが生死の分かれ目となります。発熱が始まってから5日目までに治療が開始されないと50%の確率で死亡するという報告もあります。マラリアによる死亡原因のほとんどは迅速かつ正確な診断の欠如によりますので、発熱時にはマラリア感染の可能性を考えて、速やかに最寄りの医療機関を受診して下さい。症状は高熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・全身倦怠感等です。治療が遅れると脳性マラリアを発症して昏睡状態に陥ります。予防は蚊(ハマダラカ)対策が必須です。ハマダラカは日没から夜明けを中心に活動しますので、夜間の蚊対策が特に重要です。マラリア予防薬については基本的に予防薬内服をお勧めします。ただし当地での滞在が長期間に及ぶ場合には、当地へ入国される前に最寄りの医療機関に御相談の上、長期連用に関する薬剤安全性を考慮に入れながら服用の是非を検討してください。南スーダン国内では全ての医薬品が品薄・入手困難です。よって予防薬も日本から必要量を持参されることをお勧めします。
経口感染症(急性胃腸炎・下痢症)
コレラ、腸チフス、アメーバ赤痢、A型肝炎が発生しています。いずれの病気も生水、氷、生野菜、加熱調理されていない食品など、原因菌で汚染された食品を経口摂取することにより感染します。手指の洗浄や身体の基本的衛生、食品衛生を心がけてください。
髄膜炎菌性髄膜炎
髄膜炎は髄膜炎菌(Neisseria Meningitidis)による感染症です。当地では髄膜炎菌による髄膜炎の流行が4~5年サイクルでみられます。血清型(菌の種類)は13種類ありますが、流行を起こすものとしてA、C、Y、W135の4種類が知られています。感染経路は飛沫感染により気道を介して感染するため、人から人へ伝染します。症状は3~7日の潜伏期間を経て、風邪様症状から始まり、その後急激に悪寒を伴う高熱、意識混濁、頭痛、嘔吐が発症します。治療は抗生物質の投与を行いますが、早期治療が大切です。治療を開始するまでに時間がかかると、神経系に後遺症を残すことがあります。疑わしい症状を自覚したら,すぐに最寄りの医療機関に受診してください。予防法としてはワクチンの接種と流行地で人混みを避けることです。細菌性髄膜炎ワクチンには菌の種類によって、いろんな種類があります。流行に対しては、流行している血清型をカバーしているワクチンが必要になりますので、可能な限り4価ワクチンACYW135を接種されることをお勧めします。Hibワクチンはインフルエンザ桿菌による髄膜炎に対するワクチンですので、混同しないように気をつけて下さい。
住血吸虫症
川や池などの淡水に触れた際(水泳・水遊び等)に幼虫が皮膚から直接侵入して感染します。尿道・膀胱などに寄生して血尿や腎不全、寄生状態が長期間続くと膀胱癌を発症する原因にもなります。治療は抗寄生虫薬の内服で駆虫可能です。予防のポイントとしてナイル川水系で泳がない、水に素足を曝したりしないことが重要です。
ギニアワーム
淡水に住むケンミジンコを含んだ水を経口摂取することにより感染します。感染すると皮下や関節に細いミミズのような白い虫が寄生します。寄生された皮膚局所には水疱や潰瘍の形成が認められ、重症の場合には壊疽を起こすことがあります。虫が関節内に入り込むと関節炎等を引き起こします。治療は駆虫剤の内服です。予防は生水の飲用をしなければ感染の危険性は完全になくなります。
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・政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しており、不測の事態に巻き込まれる可能性が高いです。渡航はどのような目的であれ止めてください。
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南スーダン
自然災害情報
現状
洪水
雨期の間は洪水が発生します。
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・政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しており、不測の事態に巻き込まれる可能性が高いです。渡航はどのような目的であれ止めてください。
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テロについて
(1)政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しており、不測の事態に巻き込まれる可能性が高いです。渡航はどのような目的であれ止めてください。
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犯罪・誘拐について
(1)政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しており、不測の事態に巻き込まれる可能性が高いです。渡航はどのような目的であれ止めてください。
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病気・感染症について
(1)政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しており、不測の事態に巻き込まれる可能性が高いです。渡航はどのような目的であれ止めてください。
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自然災害について
(1)政府軍と反政府勢力の間の衝突が散発的に発生しており、不測の事態に巻き込まれる可能性が高いです。渡航はどのような目的であれ止めてください。
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緊急連絡先
在南スーダン日本国大使館
電話:(211)-95-439-0821
住所:Palm Tree Resort, No. 705, 3-K South Tongping 1st Class, Juba, Central Equatoria State, Republic of South Sudan
東アフリカの国・地域