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Bulgaria ブルガリア |
総合危険度:0.9
(総合危険ポイント:1202.2)
いくつかの項目に注意して 渡航・滞在してください。
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誘拐
危険度:1.3
(危険ポイント:14.6)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
略取誘拐・人身売買事件が頻発しています。主たる原因はマフィアの抗争絡み、利権を巡る主導権争いやロマ人等による人身売買目的です。また、外国人の子女を狙った身代金目的の誘拐事件等も発生していますので注意が必要です。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
ブルガリア |
1.3 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:0.9
(危険ポイント:413.6)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
被害事例
・ソフィア市内中心部で、数人の男性グループからすれ違いざまに罵声を浴びせられ、いきなり棒で背中などを叩かれたり殴られたりするなどの暴行を受けた。
・ソフィア市内中心部において道を案内してもらうため男2名を車両に同乗させたところ、付近の森に誘い込まれ、暴行を受けるとともに現金等を強奪された。
・ソフィア市内中心部において道を案内してもらうため男2名を車両に同乗させたところ、付近の森に誘い込まれ、暴行を受けるとともに現金等を強奪された。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
ブルガリア |
35.2 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:1.2
(危険ポイント:1191.7)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
日本人が被害に遭いやすい犯罪としては、路面電車等の公共輸送機関内や店舗内でのスリ被害、飲食店内での置き引きが最も多く、空き巣・忍び込み・事務所荒らしも発生しています。睡眠薬を仕込んだ飲食物を利用した睡眠薬強盗事件については近年の発生はありませんが、数年前には邦人旅行者が被害に遭うケースが散見されました。いまだ日本人をねらったグループが存在していますので注意が必要です。
置き引き
・ソフィアとブカレスト(ルーマニア)を結ぶ長距離列車の中で、手荷物を枕に仮眠していたところ、気が付いたら現金や貴重品の入ったバッグを盗まれていた(トイレに行くためにちょっと席を離れた間に、席に置いていたバッグの中から貴重品を盗まれた事例もあります)。
・レストランで食事中、椅子にかけていたバッグを盗まれた。
・友人とベンチに座っていた際、ロマ人風の女性に携帯電話の操作方法を聞かれて教えている間に、横に置いていたバッグを盗まれた。
スリ
・バス、トラムの車内、教会等の観光地で、数人のグループに取り囲まれ、バッグから財布を抜き取られた。
・繁華街を歩いている際、背中に背負っていたバッグから財布や貴重品を抜き取られた。
・繁華街の店舗内で買い物中、若い女にぶつかりざまにバッグから財布を抜き取られた。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
ブルガリア |
572.8 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:1.0
(危険ポイント:824.6)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
路上強盗
・ソフィア市内中心部において道を案内してもらうため男2名を車両に同乗させたところ、付近の森に誘い込まれ、暴行を受けるとともに現金等を強奪された。
・ソフィア市内北部において夜間歩行していたところ、暗がりから現れた覆面をかぶった男に首を絞められ、現金等を強奪された。
昏睡強盗
・ソフィア市内中心部のユースホステルで知り合った4人組の外国人に誘われて食事をして部屋に戻った後、突然眠気に襲われもうろうとしているところに、一緒に食事をした外国人に室内に侵入され暴行を受けるとともに現金等を強奪された。
・黒海沿岸ヴァルナ市内のファーストフード店で知り合った外国人に誘われ、レストランで一緒に夕食をした際、出されたコーヒーを飲んだ直後に意識が無くなり、気が付いた時には病院に運ばれており、現金や貴重品が奪われていた。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
ブルガリア |
32.3 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:0.8
(危険ポイント:43.7)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
ブルガリア |
8.5 |
(最新データ)
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
2012年7月には、ブルガリア東部黒海沿岸に位置するブルガス空港においてイスラエル人観光客が乗車した観光バスに対する爆弾テロ事件が発生し、イスラエル人観光客ら7名が死亡しました。治安当局は、国外のテロ組織によって組織的に敢行されたイスラエル人を狙った爆弾テロ事件と見て、背後関係について捜査を継続しています。
上記テロ事件は、ブルガリア人やその他ブルガリア権益を狙ったテロ事件ではないと見られますが、2010年10月、アル・カーイダと繋がりがあるとされるレバノンのテロ組織「アスバト・アル・アンサール」幹部は、イラク・アフガニスタンに兵士を派遣していたブルガリアが、アル・カーイダの標的になる可能性について発言するなど、ブルガリア自体がテロの標的となる可能性もあります。
テロ組織との関連が疑われる動向として、2014年11月、警察が国家保安庁(SANS)等の支援を受け、パザルジック等のブルガリア南部でISILに対して支援した疑いがあるイスラム組織の捜索を行い、複数名を拘束するという事件がありました。
また、2015年1月、パリにおける銃撃テロ事件の実行犯との関係が疑われるフランス人が、事件前にブルガリア南東部のトルコ国境で逮捕されていたことが事件後に判明しました。
(最新データ)
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殺人
危険度:1.0
(危険ポイント:25.9)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
首都ソフィアは、最近の景気の低迷を反映してか、地方からの出稼ぎ労働者の市内北部及び西部への大量流入等により、人口が増加傾向にあり、これに伴って犯罪発生件数も増加しています。
国内に存在するマフィアグループは、闇経済活動(麻薬等の製造、密輸入・密売、マネーロンダリング等々)で巨額の利潤を得ているといわれており、同種の活動を巡る利害関係の悪化、縄張り争い等のトラブルから対抗勢力と抗争を起こしており、これに伴う殺人事件や爆弾事件が発生しています。このような状況がブルガリア社会を脅かす深刻な社会問題となっており、現政権は組織犯罪対策と汚職対策を重要政策の一つに掲げています。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
ブルガリア |
1.6 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.2
(危険ポイント:114.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
国内に存在するマフィアグループは、闇経済活動(麻薬等の製造、密輸入・密売、マネーロンダリング等々)で巨額の利潤を得ているといわれており、同種の活動を巡る利害関係の悪化、縄張り争い等のトラブルから対抗勢力と抗争を起こしており、これに伴う殺人事件や爆弾事件が発生しています。このような状況がブルガリア社会を脅かす深刻な社会問題となっており、現政権は組織犯罪対策と汚職対策を重要政策の一つに掲げています。
マフィアグループの抗争に加えて、ソフィアをはじめとして都市部で低威力の時限式爆弾による政党本部・支部、報道機関、ジャーナリストの車両等を狙った小規模な爆弾事件が散発しています。その原因はマフィアグ ループが政府の組織犯罪対策に屈しないことなどをアピールするために起こした事件であり、人の殺傷を目的とするものではありませんが、市民が巻き込まれることも予想されるので注意が必要です。
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自然災害
危険度:1.0
(危険ポイント:535.9)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
地震
一年を通して地震が発生しています。気がつかないほどのものがほんとんどですが、1928年に巨大地震が発生しています。
洪水、地滑り
ブルガリアの多くの地域で豪雨の後は洪水や地滑りが起こりやすいです。
山火事
夏や秋頃、山火事が発生しやすくなります。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
ブルガリア |
47,926 |
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交通機関事故
危険度:1.6
(危険ポイント:6441.1)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
ブルガリアにおける国民の車両保有台数は、年々増加し、これに比例するように交通事故も増加傾向にあります。車両の右側通行や左側運転席の車両など運転条件が日本とは逆なことに加え、道路環境は劣悪で、一般ドライバーの運転マナーも決して良いとは言えない状況です。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
ブルガリア |
10.8 |
(最新データ)
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ブルガリア
テロ情報
現状
ブルガリアでは、反政府武装組織やブルガリア固有のテロ組織、及び国際テロ組織の存在は確認されていません。しかし、中東諸国と西欧諸国との中間点に位置するという地理的要因から、国際テロ組織の中継地や拠点地となる可能性やそれらがテロを行う可能性は否定できません。
2012年7月には、ブルガリア東部黒海沿岸に位置するブルガス空港においてイスラエル人観光客が乗車した観光バスに対する爆弾テロ事件が発生し、イスラエル人観光客ら7名が死亡しました。治安当局は、国外のテロ組織によって組織的に敢行されたイスラエル人を狙った爆弾テロ事件と見て、背後関係について捜査を継続しています。
上記テロ事件は、ブルガリア人やその他ブルガリア権益を狙ったテロ事件ではないと見られますが、2010年10月、アル・カーイダと繋がりがあるとされるレバノンのテロ組織「アスバト・アル・アンサール」幹部は、イラク・アフガニスタンに兵士を派遣していたブルガリアが、アル・カーイダの標的になる可能性について発言するなど、ブルガリア自体がテロの標的となる可能性もあります。
テロ組織との関連が疑われる動向として、2014年11月、警察が国家保安庁(SANS)等の支援を受け、パザルジック等のブルガリア南部でISILに対して支援した疑いがあるイスラム組織の捜索を行い、複数名を拘束するという事件がありました。
また、2015年1月、パリにおける銃撃テロ事件の実行犯との関係が疑われるフランス人が、事件前にブルガリア南東部のトルコ国境で逮捕されていたことが事件後に判明しました。
トラベルアドバイス
・過去にテロ事件が発生したことがありますので十分な警戒が必要です。
・シリア等から欧州を目指す難民のブルガリアへの流入が増加しており、ISILをはじめとするイスラム過激派組織の構成員及び支援者が国内に紛れ込む可能性も否定できません。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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ブルガリア
犯罪・誘拐情報
現状
日本人が被害に遭いやすい犯罪としては、路面電車等の公共輸送機関内や店舗内でのスリ被害、飲食店内での置き引きが最も多く、空き巣・忍び込み・事務所荒らしも発生しています。睡眠薬を仕込んだ飲食物を利用した睡眠薬強盗事件については近年の発生はありませんが、数年前には邦人旅行者が被害に遭うケースが散見されました。いまだ日本人をねらったグループが存在していますので注意が必要です。
首都ソフィアは、最近の景気の低迷を反映してか、地方からの出稼ぎ労働者の市内北部及び西部への大量流入等により、人口が増加傾向にあり、これに伴って犯罪発生件数も増加しています。
国内に存在するマフィアグループは、闇経済活動(麻薬等の製造、密輸入・密売、マネーロンダリング等々)で巨額の利潤を得ているといわれており、同種の活動を巡る利害関係の悪化、縄張り争い等のトラブルから対抗勢力と抗争を起こしており、これに伴う殺人事件や爆弾事件が発生しています。このような状況がブルガリア社会を脅かす深刻な社会問題となっており、現政権は組織犯罪対策と汚職対策を重要政策の一つに掲げています。
マフィアグループの抗争に加えて、ソフィアをはじめとして都市部で低威力の時限式爆弾による政党本部・支部、報道機関、ジャーナリストの車両等を狙った小規模な爆弾事件が散発しています。その原因はマフィアグ ループが政府の組織犯罪対策に屈しないことなどをアピールするために起こした事件であり、人の殺傷を目的とするものではありませんが、市民が巻き込まれることも予想されるので注意が必要です。
日本人の被害例
路上強盗
・ソフィア市内中心部において道を案内してもらうため男2名を車両に同乗させたところ、付近の森に誘い込まれ、暴行を受けるとともに現金等を強奪された。
・ソフィア市内北部において夜間歩行していたところ、暗がりから現れた覆面をかぶった男に首を絞められ、現金等を強奪された。
昏睡強盗
・ソフィア市内中心部のユースホステルで知り合った4人組の外国人に誘われて食事をして部屋に戻った後、突然眠気に襲われもうろうとしているところに、一緒に食事をした外国人に室内に侵入され暴行を受けるとともに現金等を強奪された。
・黒海沿岸ヴァルナ市内のファーストフード店で知り合った外国人に誘われ、レストランで一緒に夕食をした際、出されたコーヒーを飲んだ直後に意識が無くなり、気が付いた時には病院に運ばれており、現金や貴重品が奪われていた。
置き引き
・ソフィアとブカレスト(ルーマニア)を結ぶ長距離列車の中で、手荷物を枕に仮眠していたところ、気が付いたら現金や貴重品の入ったバッグを盗まれていた(トイレに行くためにちょっと席を離れた間に、席に置いていたバッグの中から貴重品を盗まれた事例もあります)。
・レストランで食事中、椅子にかけていたバッグを盗まれた。
・友人とベンチに座っていた際、ロマ人風の女性に携帯電話の操作方法を聞かれて教えている間に、横に置いていたバッグを盗まれた。
スリ
・バス、トラムの車内、教会等の観光地で、数人のグループに取り囲まれ、バッグから財布を抜き取られた。
・繁華街を歩いている際、背中に背負っていたバッグから財布や貴重品を抜き取られた。
・繁華街の店舗内で買い物中、若い女にぶつかりざまにバッグから財布を抜き取られた。
暴行
・ソフィア市内中心部で、数人の男性グループからすれ違いざまに罵声を浴びせられ、いきなり棒で背中などを叩かれたり殴られたりするなどの暴行を受けた。
ぼったくりバー
・ソフィア市内中心部にあるストリップバーに入った際、法外な料金(約1,000レヴァ。約6万3千円相当。)を請求され、手持ちの現金がなかったことからATMを使って残額を支払わされた。
・ソフィア市内の有名ホテル内のストリップバーで飲食した際、法外な料金(約1,200レヴァ。約7万6千円相当。)を請求され、クレジットカードで支払わされた。
トラベルアドバイス
・日本人の犯罪被害で最も多いのは、スリや置き引きなどの盗難被害です。
・ソフィア空港やソフィア市内中心部では、多くの日本人は犯罪被害にあっていますので注意して下さい。
・タクシーはメーター制ですが、始めから少し高い料金が設定されていたり、料金メーターの不正改造により通常の倍以上の値段を請求されることがありますので注意が必要です。特にソフィア空港では、ロビーで運転手風の者に声を掛けられても安易に利用せず、タクシー予約カウンターで手配してもらったタクシーを利用するようにしてください。また、空港外の流しのタクシーは原則利用しないようにしてください。
・市内中心部、観光地やホテル、空港など公共の場に設置された両替店であっても、レートが不当に不利なケースが多く見られますので注意する必要があります。市の中心部や、観光地では、銀行で両替されることをお勧めします。ソフィア市内の住宅街など、観光客の少ない場所の両替所は、レートが比較的適切です。
・深夜になると国立文化宮殿(NDK)周辺、ソフィア市内中心部の街頭、公園、学校周辺などで、麻薬密売人やそれを目当てとする若者がたむろしていることがありますが、これらには絶対にかかわらないようにしてください。
・犯罪グループに囲まれたり、強盗の被害に遭いそうになった場合には、相手が銃器などの凶器を所持していることも多いので、絶対に抵抗しないで下さい。
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ブルガリア
病気・感染症情報
衛生・医療事情
2007年のEU加盟以降、医師や看護師の海外流出により医療スタッフが慢性的に不足し、公立病院の老朽化も進んでいます。ソフィア等の都市部には多くの私立病院やクリニックがありますが、手術や専門的治療が可能な施設は限らます。また、当地の医療機関には英語を話すスタッフが少なく、多くの場合はブルガリア語の通訳者が必要になります。
首都ソフィアや主たる地方都市には24時間対応可能な公立の救急病院があります。また私立病院でも24時間対応しているところあります。「ダイヤル 112」で救急車を呼ぶことができますが、到着に時間を要することもあり、タクシーや自家用車で受診する方が早い場合もあります。また、病院受診の際は、ブルガリアの現地通貨(レヴァ)をご用意ください。
重篤な病気や怪我の治療が必要な場合は、周辺の医療先進国か日本への移送が望まれます。移送には高額な費用が必要となりますので、渡航前に緊急移送特約付き海外旅行者保険への加入をお勧めいたします。
当地で購入できる医薬品は日本と常用量の設定が異なっていたり、添付文書がブルガリア語のみの場合も多く、用の際には注意が必要です。
警戒すべき病気・感染症
肝炎
A型肝炎が散発的に流行しています。生水や生ものの摂取は控え、手洗いの励行に心がけてください。
犬咬傷・狂犬病
犬に咬まれるなどの被害が多く発生しています。狂犬病の発生も懸念されますので、動物に咬まれた場合、創部の十分な消毒と破傷風及び狂犬病の予防接種が必要になります。ソフィア市内では、「First City Hospital Sofia」のみ対応可能です。野良猫によるトキソプラズマ症も問題になっていますので、むやみに犬や猫に触らないよう注意してください。
ライム病
夏から秋にかけてマダニが媒介するライム病が散発的に発生します。ダニに咬まれないようにすることが最も大切です。牧草地や森林へ出かける際は、長袖シャツ、長ズボン、靴下を着用するなど肌を露出しないことが大事です。またスプレー式の防虫剤が有効とされます。マダニに咬まれた場合には、医師の診察を受けるようにして下さい。本症に対する予防ワクチンはありません。
花粉症
春から夏にかけては多数の樹木の花粉が飛散します。この時期に当地に滞在される方はマスクや治療薬を本邦から持参されることをお勧めします。特に当地ではマスクの入手が困難なこともあります。
トラベルアドバイス
・ブルガリアの食事は一般的に塩辛く、油をたっぷり使った料理が多いため、高血圧、脂質異常症や糖尿病になりやすいので注意が必要です。
・鶏卵を介したサルモネラ菌食中毒が散見されますので、卵の扱いや調理には十分注意を払い、生卵や半熟卵は避けてください。特に夏季にはその他の食中毒も発生していますので、肉類、魚介類についても十分火が通っていることを確認して食べるようにしてください。肝炎の流行もありますので、不衛生な飲食店での食事は避けてください。
・地域によっては上水道管が老朽化しており、水道水が混濁している場合もありますので、飲用には市販のミネラルウォーターの使用が推奨されます。
・当地の医療機関には英語を話すスタッフが少なく、多くの場合はブルガリア語の通訳者が必要になります。
・渡航前に緊急移送特約付き海外旅行者保険への加入をお勧めいたします。
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ブルガリア
自然災害情報
現状
地震
一年を通して地震が発生しています。気がつかないほどのものがほんとんどですが、1928年に巨大地震が発生しています。
洪水、地滑り
ブルガリアの多くの地域で豪雨の後は洪水や地滑りが起こりやすいです。
山火事
夏や秋頃、山火事が発生しやすくなります。
トラベルアドバイス
・大きい地震が起きないとは言い切れませんので警戒は怠らないで下さい。
・山火事が発生した場合には、ニュースなどをチェックし巻き込まれないように注意しましょう。
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❗️危険要因(ブルガリア) ●一般犯罪 ・ソフィア市内で犯罪に巻き込まれる日本人が多くいます。
●テロ事件 ・2012年に爆弾テロ事件が発生しています。 ・イスラム過激派組織の構成員及び支援者が国内に紛れ込んでいる可能性があります。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 ソフィア市 【要警戒!】 ・日本人の犯罪被害の多くは、ソフィア市内で発生しています。
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東ヨーロッパの国・地域