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Belarus ベラルーシ |
総合危険度:0.9
(総合危険ポイント:1217.7)
いくつかの項目に注意して 渡航・滞在してください。
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誘拐
危険度:1.0
(危険ポイント:2.4)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
営利目的の誘拐事件が複数件確認されていますが、いずれも解決済みです。過去にはベラルーシの有力政治家やジャーナリストらが失踪する事件も発生していますが、テロと関連があるとは見られていません。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
ベラルーシ |
0.3 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:0.8
(危険ポイント:107.4)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
ベラルーシ |
8.7 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:1.0
(危険ポイント:950.0)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
ベラルーシの治安は、他のCIS諸国と比較すると良好な状態にあると言われていますが、特に都市部では外国人が巻き込まれる事件も発生しているのでスリや強盗,車上荒らし等常日頃から十分注意しておかなければなりません。
被害事例
・大学の寮に滞在している留学生が、ほんの少し部屋を留守にした間に、金銭を盗まれた。
・公共交通機関(路線バス内)においてスリに遭い、財布、免許証、クレジットカードの盗難の被害を受けた。
・ミンスク市内のATMでキャッシュカードを使用した後、知らないうちにスキミング行為により、銀行口座からお金が引き下ろされていた。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
ベラルーシ |
426.6 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:1.2
(危険ポイント:1243.7)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
・見知らぬ人から飲み物やクッキー等のお菓子を勧められても安易にこれを飲食しないでください (いわゆる睡眠薬強盗の可能性があります)。
・訪問者に対しては、ドアを安易に開けることなく、必ずドアスコープまたはカメラ付きインターホンで相手を確認した上、ドア越しに用件を確かめましょう。また、警察官や警備員等に扮した強盗もいるので十分に留意してください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
ベラルーシ |
25.9 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:0.7
(危険ポイント:24.1)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
ベラルーシ |
4.7 |
(最新データ)
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
2008年、首都ミンスク中心部での独立記念日を祝う野外コンサート会場で爆弾が爆発し、50名あまりが負傷しました。また、2011年4月、ミンスク市中心部にある地下鉄オクチャブリスカヤ駅で爆発が生じ、14名が死亡、200人以上が負傷しました(犯人はテロ行為等の罪で死刑判決・実刑を受けています)。その後、同様の事件は発生しておりませんが、爆発物と思しき不審物が街中に放置され、爆弾処理班により撤去される等の報道もありますので、多くの人が集まる記念式典やコンサート、集会等には用件のあるとき以外は近づかない等注意が必要です。
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・特にラマダン(特に金曜日)及びイード期間中はテロが発生するリスクが高いため、その期間中は特に警戒してください。
・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。(国会等の政府機関を狙ったテロが発生する可能性があります。)
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
(最新データ)
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殺人
危険度:1.2
(危険ポイント:57.1)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
ベラルーシ |
3.6 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.3
(危険ポイント:226.3)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
1986年4月、隣国ウクライナのチェルノブイリで発生した原子力発電所事故の際、風向きの影響で多量の放射性物質がベラルーシに流入しました。事故から数十年となる現在でも放射能汚染の影響は残っております。
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自然災害
危険度:1.0
(危険ポイント:361.8)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
ベラルーシは自然災害が起こりにくい国です。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
ベラルーシ |
42,955 |
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交通機関事故
危険度:1.7
(危険ポイント:6679.4)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
ベラルーシの交通法規はほぼ日本と同じですが、右側通行です。都市部を中心に道路が整備されているため交通は円滑ですが、道幅が広く車の流れも速いため注意が必要です。また、ここ数年自動車の数が増加傾向にあり、それに伴い事故や渋滞も増えています。路上駐車により道幅が狭くなっていたり、見通しが悪かったりするので気を付けて下さい。交通警察が至るところで取り締まりを実施しており、シートベルトの不着用や飲酒運転、スピード違反等を厳しく取り締まっております。また、都市部を中心に歩行者優先が徹底されており、歩行者に道を譲らない場合は罰金が科せられます。歩行者も横断歩道のない場所を横断すると、罰則の対象となるので気をつけて下さい。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
ベラルーシ |
12.5 |
(最新データ)
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ベラルーシ
テロ情報
現状
ベラルーシでは、近年テロ事件の発生は確認されていません。しかし、いくつかの反政府組織が国内外で活動していることから、今後も注意が必要です。
トラベルアドバイス
・ベラルーシにおいては、現在のところ、日本人や日本の権益を標的としたテロの脅威が高いとはみられていませんが万が一に備えて警戒は怠らないでください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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ベラルーシ
犯罪・誘拐情報
現状
ベラルーシの治安は、他のCIS諸国と比較すると良好な状態にあると言われていますが、特に都市部では外国人が巻き込まれる事件も発生しているのでスリや強盗,車上荒らし等常日頃から十分注意しておかなければなりません。
2008年、首都ミンスク中心部での独立記念日を祝う野外コンサート会場で爆弾が爆発し、50名あまりが負傷しました。また、2011年4月、ミンスク市中心部にある地下鉄オクチャブリスカヤ駅で爆発が生じ、14名が死亡、200人以上が負傷しました(犯人はテロ行為等の罪で死刑判決・実刑を受けています)。その後、同様の事件は発生しておりませんが、爆発物と思しき不審物が街中に放置され、爆弾処理班により撤去される等の報道もありますので、多くの人が集まる記念式典やコンサート、集会等には用件のあるとき以外は近づかない等注意が必要です。
日本人の被害例
・市場で買物をしている際、人混みの中で財布の入ったカバンをひったくられた。
・空巣が隣室のベランダから侵入した。
・スーパーで買い物を終えて出てくると、車のタイヤがパンクしており、タイヤ交換中に車のドアを開けられ、貴重品の入ったバッグを盗まれた。
・大学の寮に滞在している留学生が、ほんの少し部屋を留守にした間に、金銭を盗まれた。
・公共交通機関(路線バス内)においてスリに遭い、財布、免許証、クレジットカードの盗難の被害を受けた。
・ミンスク市内のATMでキャッシュカードを使用した後、知らないうちにスキミング行為により、銀行口座からお金が引き下ろされていた。
・仕事からの帰宅途中に何者かにつけられ、人気がなくなった途端に暴行され、貴重品の入ったバッグを盗まれた。
・日本人女性が横断歩道上でベラルーシ人女性にぶつかり、倒れたところを蹴られた。
・ミンスク市内中心部十月広場で,男性二人組のうち一人に顔面を殴打され,軽傷を負った。
トラベルアドバイス
・日本人が犯罪の被害にあった例はあまり多くはありませんが、日本人は裕福であるというイメージがあり、また街中でも人目につくことから、犯罪の対象になりやすいと考えられるので、宝飾品等を目立つように身につけない等十分注意してください。
・夜間の単独行動は避け、できるだけ複数人での外出を心がけてください。
・タクシーを利用する場合、無許可タクシー(白タク)の利用は控えてください。
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ベラルーシ
病気・感染症情報
衛生・医療事情
ベラルーシは必ずしも医療レベルが低いわけではありませんが,、医療機関によって、また医療者によって医療内容に差が大きく、日本のような均一で高い医療サービスを受けることは期待できません。(国立病院と私立病院、都市部と地方、西洋医学を学んだ医者と旧ソ連的な教育しか受けていない医者といったことで異なってきます。)基本的にはロシア語(あるいはベラルーシ語)しか通じません。高度救急医療や侵襲の大きな医療は私立医療機関は行ってはいけないことになっており、ベラルーシの医療の中枢は国公立病院が担っています。私立医療機関は慢性疾患のフォローや軽症対応のために、国立医療機関は救急医療と高度医療のために利用することになります。
サービス面も遅れておりますので、言葉のハードルの他にも受付での無愛想さや医療者の説明不足なども医療機関受診に大きなハードルになります。
また、薬局は各地にありますが簡単に医薬品を購入できない可能性が高く、一般的な常備薬(整腸剤、胃薬、目薬、鎮痛薬、総合感冒薬、湿布、体温計、バンドエイドなど)は日本から持参することを勧めます。ただし、向精神薬の持ち込みは制限されていますのでご注意下さい。
スーパーや市場で売られているベラルーシ産の食品については、チェルノブイリ原発事故による残留放射能の問題はないとされています。しかしながら、きのこ、いちご、酪農製品には放射性物質が土や草から移行しやすいので、これらの食品で産地不明のものについては避けるのが無難です。
水道水の浄水は改善されてきているものの、古い配管などによって鉄さび、鉛や銅が混入しているため、水道水をそのまま飲むのは避け、市販のボトル水の購入をお勧めします。
警戒すべき病気・感染症
上気道炎
気温は内陸性のため寒暖の差が激しく、また冬場は空気が極めて乾燥するので、風邪や呼吸器の感染症に罹りやすく、予防として外出から帰った際のうがいが重要です。
ダニ媒介脳炎
風土病として、ダニが媒介するダニ脳炎やライム病があります。ダニ媒介脳炎はウィルス性脳炎で、主に中央ヨーロッパから北欧、旧ソ連地区に広がる風土病です。春から秋にかけて森林地帯でウイルスを持ったダニに噛まれることで感染します。特異的な治療方法はなく、集中治療管理が遅れれば死亡することもあります。国境地帯では毎年相当数の患者が発生しています。森林などに入る場合は長袖、長ズボン、帽子を被るなどし肌を露出しないことが大事です。ダニ媒介脳炎予防のために不活化ワクチンが利用可能です。日本や欧州のトラベルクリニックやミンスクの医療機関で接種可能です。森林地帯で活動する可能性の高い方には接種を勧めます。なお、基礎免疫のために半年で3回の接種が必要ですのでご注意下さい。
トラベルアドバイス
・放射能汚染の心配は完全には否定できません。汚染が蓄積ないし凝縮されやすい野生のキノコ、野苺、畜産製品、野生動物の肉等は外国産の安全な品物を選びましょう。
・水道水については、病原体の混入、配管の老朽化による鉛汚染等の危険性を否定しきれません。
・海外旅行者保険への加入をお勧めいたします。
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ベラルーシ
自然災害情報
現状
ベラルーシは自然災害が起こりにくい国です。
トラベルアドバイス
・生じやすい自然災害はありませんが一般的な警戒は怠らないでください。
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❗️危険要因(ベラルーシ) ●放射能汚染 ・チェルノブイリで発生した原子力発電所事故から数十年となる現在でも放射能汚染の影響は残っております。
●一般犯罪 ・都市部では外国人が巻き込まれる事件も発生しています。
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⚠️要注意エリア ●南東部 【要警戒!】 ・1986年4月、隣国ウクライナのチェルノブイリで発生した原子力発電所事故の際、風向きの影響で多量の放射性物質がベラルーシに流入しました。事故から数十年となる現在でも放射能汚染の影響は残っております。
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東ヨーロッパの国・地域