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Panama パナマ |
総合危険度:1.2
(総合危険ポイント:1529.1)
事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
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誘拐
危険度:1.1
(危険ポイント:7.4)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
近年、パナマでは年間20件前後の誘拐事件が確認されており、身代金目的の誘拐が多くを占めています。発生場所はパナマ県に集中しており、パナマ市中心部においても、誘拐事件が報告されています。日本人を標的とする誘拐事件は、1992年に1件発生して以降確認されていませんが、一般的に外国人を含む富裕層は標的となりやすいため、注意が必要です。
また、大都市を中心に「短時間誘拐」(被害者を一時的に拘束し、所持金や貴重品を奪ったり、脅迫してキャッシュカードによりATM(現金自動預払機)から現金を引き出させたりした上で、解放するもの)が多く発生しています。被害者は富裕層に限らず、時間帯・場所を選ばずに場当たり的に行われています。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
パナマ |
0.6 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:1.3
(危険ポイント:1565.6)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
パナマ |
111.3 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:1.1
(危険ポイント:1069.4)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
パナマ国内の犯罪のうち6割以上がパナマ県内で認知され、パナマ市首都圏の犯罪件数については、一部スラム化した旧市街よりも日本人が多数在住している新市街の方が多くなっています。また、犯行の主体はパンディージャス(青少年凶悪犯罪集団)などの若者グループが多く、例えばパンディージャスの場合、麻薬組織とのつながりを背景に、対立グループとの抗争(報復殺人)を旧市街のみならず白昼の新市街でも突然引き起こすことがあります。彼らはまた、新市街のレストランなどでけん銃強盗を行うことがあり、日本人を含む一般人も犯罪の標的になり得るため、注意が必要です。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。
・親しげに近づいてくる女性には注意しましょう。(飲食物に薬を混入され、昏睡状態になった時に現金を盗まれる場合があります。)
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
・警官から現金を不当に要求されたら、支払いを拒み、大使館に連絡しましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
パナマ |
541.0 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:1.5
(危険ポイント:1910.8)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
流しのタクシー運転手による強盗事件が頻発しています。利用する際は無線タクシー(タクシー会社が客から電話等で依頼を受け、無線により配車されるタクシー)を利用するようにし、流しのタクシーには乗車しない方が賢明です(外見上、無線タク シーのように見えても、盗難車両で犯罪者が麻薬の運搬のために使用している場合があります)。また、郊外路線バス(通称:ディアブロ・ロホ)車内では、すり、強盗 の被害が発生しているほか、その運転の荒さから事故が絶えないため、利用しないことをお勧めします。
パンディージャス(青少年凶悪犯罪集団)などの若者グループが新市街のレストランなどでけん銃強盗を行うことがあり、日本人を含む一般人も犯罪の標的になり得るため、注意が必要です。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
パナマ |
268.1 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:2.2
(危険ポイント:307.8)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
パナマ |
61.0 |
(最新データ)
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
パナマでは、近年、テロ事件の発生は確認されていません。コロンビアとの国境に接するダリエン県は、コロンビアの反政府武装組織コロンビア革命軍(FARC)の潜伏の可能性があるほか、コロンビア新興武装集団(BACRIM)が麻薬密輸目的で越境して、地域住民とのトラブルを引き起こしています。こうした不法入国者を防止するため、治安当局が国境周辺の山間部にある各組織の活動拠点の摘発を行っており、治安当局と各組織との衝突が発生しています。
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・特にラマダン(特に金曜日)及びイード期間中はテロが発生するリスクが高いため、その期間中は特に警戒してください。
・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。(国会等の政府機関を狙ったテロが発生する可能性があります。)
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
(最新データ)
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殺人
危険度:2.7
(危険ポイント:287.5)
危険性が高い項目であるため、渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
パナマはその地理的特性から麻薬密売の中継地点と言われ、近隣諸国の麻薬組織が国内に浸透し、麻薬取引をめぐる組織間の抗争が日本人が多数居住している地区においても発生しています。そして、麻薬組織とつながりのあるパンディージャス(青少年凶悪犯罪集団)の存在が違法銃器の国内需要を助長する結果を招き、例えば殺人事件の場合、銃器使用の割合が約8割を占めます。このほか、労働組合や学生組織が時宜を得た社会問題等を取り上げ、投石、道路封鎖等の抗議活動を散発的に行っており、日本人の生活にも影響を及ぼす不安要素は少なくありません。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
パナマ |
17.4 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.1
(危険ポイント:9.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
コロンビアとの国境地域では新興違法武装集団BACRIM構成員が麻薬密輸目的でパナマ国内に侵入を繰り返しており、銃撃戦も発生しています。パナマはその地理的特性から麻薬密売の中継拠点と言われ、近隣諸国の麻薬組織が国内に浸透し、麻薬取引をめぐる組織間の抗争が在留邦人集住地区でも発生しています。そして、麻薬組織とつながりのあるパンディージャス (青少年凶悪犯罪集団)の存在が違法銃器の国内需要を助長する結果を招き、 例えば殺人事件の場合、銃器使用の割合が約8割を占めます。また、パナマで 不法に流通している銃器は約60,000丁と言われています。このほか、労働組合や学生組織が時宜を得た社会問題等を取り上げ、投石、道路封鎖等の抗議活動を散発的に行っており、在留邦人の生活に影響を及ぼす不安要素は少なくありません。
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自然災害
危険度:1.1
(危険ポイント:1801.7)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
ハリケーン
6月から11月末にかけてはハリケーンが発生しやすくなります。
洪水
4月から12月の雨期の間は洪水が時々発生します。
地震
西パナマは活発な地震帯に位置しています。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
パナマ |
90,219 |
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交通機関事故
危険度:1.6
(危険ポイント:6219.2)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
日本と異なり、道路にはくぼみが多く、大雨が降ると冠水しやすく、信号機や標識の数が少ないため、運転のしづらい道路環境と言えます。運転マナー(特にタクシー、バス)は極めて悪く、パナマ市首都圏では慢性的な渋滞が問題となっているなど、交通事情は決して良好とは言えません。特に首都圏では地方に比べると圧倒的に車両台数が多いため、頻繁に衝突や追突事故が発生しています。自動車を運転する際は、細心の注意を払って安全運転を心掛けてください。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
パナマ |
10.5 |
(最新データ)
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パナマ
テロ情報
現状
パナマでは、近年、テロ事件の発生は確認されていません。コロンビアとの国境に接するダリエン県は、コロンビアの反政府武装組織コロンビア革命軍(FARC)の潜伏の可能性があるほか、コロンビア新興武装集団(BACRIM)が麻薬密輸目的で越境して、地域住民とのトラブルを引き起こしています。こうした不法入国者を防止するため、治安当局が国境周辺の山間部にある各組織の活動拠点の摘発を行っており、治安当局と各組織との衝突が発生しています。
トラベルアドバイス
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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パナマ
犯罪・誘拐情報
現状
パナマ国内の犯罪のうち6割以上がパナマ県内で認知され、パナマ市首都圏の犯罪件数については、一部スラム化した旧市街よりも日本人が多数在住している新市街の方が多くなっています。また、犯行の主体はパンディージャス(青少年凶悪犯罪集団)などの若者グループが多く、例えばパンディージャスの場合、麻薬組織とのつながりを背景に、対立グループとの抗争(報復殺人)を旧市街のみならず白昼の新市街でも突然引き起こすことがあります。彼らはまた、新市街のレストランなどでけん銃強盗を行うことがあり、日本人を含む一般人も犯罪の標的になり得るため、注意が必要です。
パナマはその地理的特性から麻薬密売の中継地点と言われ、近隣諸国の麻薬組織が国内に浸透し、麻薬取引をめぐる組織間の抗争が日本人が多数居住している地区においても発生しています。そして、麻薬組織とつながりのあるパンディージャス(青少年凶悪犯罪集団)の存在が違法銃器の国内需要を助長する結果を招き、例えば殺人事件の場合、銃器使用の割合が約8割を占めます。このほか、労働組合や学生組織が時宜を得た社会問題等を取り上げ、投石、道路封鎖等の抗議活動を散発的に行っており、日本人の生活にも影響を及ぼす不安要素は少なくありません。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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パナマ
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療事情も地域差があり、約20%の医療施設はパナマ県に集中しています。首都のパナマ市では、一部で高い水準の医療が期待できる反面、地方においては、そうした医療施設に乏しい状況です。乳幼児死亡率も近年減少傾向にありますが、地域によって大きな差があります。人口の9%を占めるインディオ系の住民が多く住むボカス・デル・トロ県では、乳幼児死亡率は全国平均の2倍ともいわれています。
パナマ市内に滞在する限り、上水道の発達もあり衛生上の問題はさほどありませんが、飲料用にはミネラルウォーターをお勧めします。万が一病気になった場合、手術や入院時にかかる医療費は、他の中米諸国同様、高額となります。是非とも渡航前に緊急移送費用も含まれた海外旅行傷害保険に加入されることをお勧めします。
警戒すべき病気・感染症
デング熱
1993年の流行以降は、毎年数百から数千例の報告があります。年により差があるものの風土病として定着しつつあります。デング出血熱の報告はそれほど多くありませんが、出血熱の場合は、ショック症状などで重篤になる場合もあり注意が必要です。高熱が持続する場合には速やかに医療機関を受診しましょう。
感染性胃腸炎
乳幼児を中心に毎年多くの感染者の報告があります。パナマの都市部は、それほど感染の心配はありませんが、日頃より調理の際には十分加熱する、生物は避けるなど飲食物の扱いには十分注意しましょう。
マラリア
コスタリカとコロンビアの国境付近の地域(ボカス・デル・トロ県、ダリエン県、クナヤラ自治区)を中心に、マラリア感染が報告されています。2002年から2006年にかけて流行し、毎年数千人の感染例のうち、約10%が熱帯熱マラリアでした。WHOは予防薬としてボカス・デル・トロ県ではクロロキン、東部コロンビアとの国境地域ではメフロキンやドキシサイクリンを推奨しています。パナマ市ではマラリア予防薬服用の必要はありません。
結核
治療薬内服の直接確認システム(DOTS)の普及により、近年治癒率が高くなっているようですが、いまだ結核の発症が少なくありません。年間1,000名以上の新規患者が登録され、10万人あたり48人の罹患率です。2005年以降はなだらかに減少していますが、毎年100名以上が死亡しています。男性、高齢者に多い傾向があり、エイズとの合併も10%程度認められています。
HIV/AIDS
1984年にパナマで最初の例が報告されて以来、増加傾向にあります。HIV感染者は累計で2万人にのぼり、うちAIDSの死亡者数は毎年1,500名程度が報告されています。異性間性行為によるものが6割を占め、30~40歳代の男女ともに発症率が高くなっています。
狂犬病
コウモリや哺乳動物に咬まれることによって、狂犬病に感染する可能性があります。むやみに動物に近づかないようにしてください。
黄熱病
パナマでは、地方の一部の地域は黄熱病の流行地になっています。パナマ市内のみに滞在する場合には感染の危険はありませんが、流行地に行く可能性がある場合には、黄熱病ワクチン接種を行う必要があります。
チクングニヤ熱
近年、カリブ海周辺諸国を中心にチクングニヤ熱が流行しています。パナマでも感染者が報告されています。チクングニヤ熱はデング熱と同様に、蚊(ネッタイシマカ)に刺されることによって感染します。主な症状は発熱、関節痛、頭痛等です。有効な治療法はありませんので、蚊に刺されないようにすることが重要です。
トラベルアドバイス
・不衛生な屋台での飲食は避け、野菜は、湯通しするか専用殺菌剤を用いてよく洗ってください。
・飲料水には市販のボトル入りの飲料水を使用しましょう。
・海外移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
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パナマ
自然災害情報
現状
ハリケーン
6月から11月末にかけてはハリケーンが発生しやすくなります。
洪水
4月から12月の雨期の間は洪水が時々発生します。
地震
西パナマは活発な地震帯に位置しています。
トラベルアドバイス
・パナマではハリケーンや洪水が発生することがありますので気象情報に注意しましょう。
・地震が起こる可能性もありますので注意してください。
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❗️危険要因(パナマ) ●麻薬組織 ・麻薬取引を巡る麻薬組織間の抗争を背景としたけん銃発砲、殺人事件が発生しています。
●犯罪事件 ・パナマ市、コロン市、ダビ市、ラ・チョレーラ市、アライハン市などでけん銃発砲を伴う殺人等の凶悪事件が多発しています。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 コロンビアとの国境地域 【渡航はお控えください!】 ・新興違法武装集団BACRIM構成員が麻薬密輸目的でパナマ国内に侵入を繰り返しており、銃撃戦も発生しています。
⚠️2 チリキ県ダビ市、西パナマ県ラ・チョレーラ市及びアライハン市 【要警戒!】 ・対立抗争が突如発生することがあり、流れ弾により第三者が犠牲となるおそれもあります。
⚠️3 パナマ市、サン・ミゲリート市及びコロン市 【要警戒!】 ・けん銃発砲を伴う殺人等の凶悪事件が多発しています。
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中央アメリカの国・地域