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Guatemala グアテマラ |
総合危険度:3.0
(総合危険ポイント:3901.9)
危険性が高いエリアがあるため、 渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
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誘拐
危険度:1.0
(危険ポイント:4.0)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
誘拐事件の発生状況
1. 国家文民警察によると、誘拐事件発生件数は、現政権の治安対策強化の成果もあり減少傾向が続いています。何れも反政府武装組織やテロ組織による犯行ではなく、主に身代金や復讐を目的としたものです。身代金目的の場合には、身代金を支払えば人質が解放されるケースが大半ですが、身代金を支払っても解放されず、人質が殺害されるケースも発生しています。
2.誘拐の被害者は主に富裕層とされていますが、中流層でも被害に遭うケースがあります。また、都市部を中心に短時間誘拐(被害者を一時的に拘束しATM(現金自動預払機)等で現金を引き出させた上で解放するもの)も多発しています。
3.誘拐事件は、グアテマラ県、ケツァルテナンゴ県、サンタ・ロサ県、ソロラ県で多発しています。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
グアテマラ |
0.3 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:1.0
(危険ポイント:456.2)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
1999年にウエウエテナンゴ県トドスサントスクチュマタンで、旅行者が群衆による暴行・投石によって死亡する事件が発生しています。グアテマラ県グアテマラ市、同ミスコ市およびビジャ・ヌエバ市、エスクイントラ県エスクイントラ市では殺人・強盗・スリ・ひったくり・女性への暴行等が頻発していますので、行動には十分注意してください。
夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
グアテマラ |
37.3 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:0.5
(危険ポイント:110.0)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
被害事例
・安宿における貴重品の窃盗事件
・路上駐車中の車両からのカーステレオ等の窃盗事件
・路線バス乗車中のスリ・強盗被害
・バスターミナルでの置き引き被害
バス内での犯罪が多発していますので、私有車または親しい知人の車を利用し、バスの利用は避けてください。早朝、夜間に限らず、日中においても強盗・スリ、居眠り中のスリ被害が多発しています。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
グアテマラ |
59.3 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:0.7
(危険ポイント:193.4)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
現政権は軍と警察の連携を強化し、青少年凶悪犯罪集団「マラス」対策、麻薬犯罪組織対策、汚職警察官の排除等の治安対策に積極的に取り組んでいますが、引き続き深刻な状況にあります。マラスによる麻薬関連犯罪、一般市民に対する強盗及びグループ間抗争、銃器による犯罪も依然として多い傾向にあります。
近年では、比較的安全と考えられていた首都の第10区、第14区においても、早朝や夜間に限らず、拳銃強盗が頻繁に発生し、また複数人による銃の乱射事件も発生しています。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
グアテマラ |
19.4 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:0.6
(危険ポイント:19.9)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
グアテマラ |
4.3 |
(最新データ)
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テロ
危険度:1.2
(危険ポイント:0.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
・大勢が集まる場所やデモ集会等には近づかないようにしてください。
・特にラマダン(特に金曜日)及びイード期間中はテロが発生するリスクが高いため、その期間中は特に警戒してください。
・政府関連施設に行く際は十分な警戒をしてください。(国会等の政府機関を狙ったテロが発生する可能性があります。)
・レストランでは、オープンスペースや出入口付近、ガラス戸近くを避け、奥の壁際か柱の近くに席をとりましょう。
・爆発音が聞こえたらすぐにその場に伏せ、できれば爆発現場の反対方向に頭を向けて、鞄等で頭部を保護してください。
(最新データ)
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殺人
危険度:4.3
(危険ポイント:517.6)
危険性が極めて高い項目であるため、 渡航・滞在するのはお控えください。
1996年12月に和平協定が署名され内戦は終結しましたが、殺人事件を始め一般犯罪が多発しており、治安は依然として深刻な状況にあります。殺人事件は、発生件数では首都があるグアテマラ県が最も多く、次いで首都の南側に隣接するエスクイントラ県、北部のペテン県と続き、また発生率ではエスクイントラ県が最も高く、東部のサカパ県とチキムラ県が続きます。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
グアテマラ |
31.2 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.3
(危険ポイント:229.5)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
グアテマラでは、殺人事件をはじめ犯罪が多発しており、治安は依然として深刻な状況にあります。現政権は軍と警察の連携を強化し、青少年凶悪犯罪集団「マラス」対策、麻薬犯罪組織対策、汚職警察官の排除等の治安対策に積極的に取り組んでいますが、引き続き深刻な状況にあります。マラスによる麻薬関連犯罪、一般市民に対する強盗及びグループ間抗争、銃器による犯罪も依然として多い傾向にあります。近年、メキシコから麻薬組織の流入が続いており、グアテマラ国内でも犯罪組織間での殺人や麻薬組織関連とみられる、自家用車による大量のドル現金運搬事件等が、摘発されています。
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自然災害
危険度:4.1
(危険ポイント:33917.0)
危険性が極めて高い項目であるため、 渡航・滞在するのはお控えください。
森林火災
森林火災は11月から6月にかけて発生することが多いです。
ハリケーン
6月から11月末にかけての期間はハリケーンが発生しやすくなります。
洪水、山崩れ
雨季は5月中旬から11月中旬にかけて続き、洪水や山崩れが発生します。
地震、火山
グアテマラは活発な地震帯に位置しています。また、活発な火山がいくつかあります。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
グアテマラ |
6,896,168 |
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交通機関事故
危険度:1.7
(危険ポイント:6881.4)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
自動車の交通量は年々増加しており、これに伴う交通渋滞、事故も増加の傾向にあります。首都近郊の幹線道路では、バスやトラックの乱暴な運転が散見され、死傷者を伴う事故に発展するケースも多く報告されています。最近はオートバイも増しており、バックミラーの死角に入りますので注意が必要です。一般的に運転マナーは悪く、速度超過、飲酒運転、方向指示器による合図なしに進路変更する者、整備不良(ライトやミラーの故障)のまま走行する者が多く、運転時は十分注意することが必要です。また保険未加入者が多く、事故に巻き込まれた場合の補償は日本のように期待できません。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
グアテマラ |
5.9 |
(最新データ)
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グアテマラ
テロ情報
現状
アテマラでは1996年の和平協定締結以降、反政府組織の武装活動や国際的なテロ組織の活動は確認されていません。
トラベルアドバイス
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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グアテマラ
犯罪・誘拐情報
現状
グアテマラでは、殺人事件をはじめ犯罪が多発しており、治安は依然として深刻な状況にあります。現政権は軍と警察の連携を強化し、青少年凶悪犯罪集団「マラス」対策、麻薬犯罪組織対策、汚職警察官の排除等の治安対策に積極的に取り組んでいますが、引き続き深刻な状況にあります。マラスによる麻薬関連犯罪、一般市民に対する強盗及びグループ間抗争、銃器による犯罪も依然として多い傾向にあります。近年、メキシコから麻薬組織の流入が続いており、グアテマラ国内でも犯罪組織間での殺人や麻薬組織関連とみられる、自家用車による大量のドル現金運搬事件等が、摘発されています。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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グアテマラ
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療水準は、医療施設は整っていますが日本と比較すると技術水準は劣ります(医師国家試験がなく、大学の医学部を卒業すれば医師免許が与えられます)。重病や大手術を要する場合には、日本や米国での受診をおすすめします。国民健康保険制度は当国人向けで、外国人には適用されません。医療の受け方としては、まず診察を受け、入院等が必要な際はその医師が病院を紹介(病室を予約)してくれます。医師の診察は予約制です。但し、事故等緊急の場合は、病院の救急外来で診療を受けることができます。24時間体制の救急病院には医師が常駐しています。専門医を必要とする場合でかかりつけの専門医がいない場合は、病院が専門医を紹介します。薬は医師の処方箋により市内薬局で購入します。
警戒すべき病気・感染症
感染性胃腸炎
ウイルス、細菌などが原因で腹痛、嘔吐、下痢、発熱などの症状を起こします。1年を通して多くみられます。強い腹痛、高熱、血便、脱水等の症状が出た時には早期に病院を受診し、便検査や血液検査等で原因を明らかにした上で治療を開始することをおすすめします。
原虫・寄生虫による消化管疾患
内服治療が必要になります。寄生虫(蟯虫、回虫、条虫)は全国的に見られます。
A型肝炎
経口感染です。潜伏期間は15~50日前後で、症状は発熱、倦怠感、黄疸などの肝機能障害です。特別の治療法はなく、入院して安静が必要です。ワクチンがありますので予防接種を受けましょう。
デング熱
デングウイルスを保有する蚊に刺されることによって感染します。低地や海岸地域で見られます。
マラリア
当国では三日熱マラリアがほとんどです。マラリア原虫を保有する蚊に刺されることにより感染します。
シャーガス病
サシガメ(泥壁や藁の屋根にいる)に刺されることから感染する寄生虫疾患です。1~2週間で風邪症状や瞼のむくみが出現します。10年以上経って心不全をおこすことがあります。輸血による感染の危険性もあります。近年、日本の援助によるシャーガス病対策プロジェクト(媒介生物であるサシガメを根絶するプロジェクト)が奏功しつつあります。
トラベルアドバイス
・不衛生な屋台での飲食は避け、野菜は、湯通しするか専用殺菌剤を用いてよく洗ってください。
・飲料水には市販のボトル入りの飲料水を使用しましょう。
・低地を訪れる際は、虫が媒体となる病気を防ぐため、虫除けの薬剤や蚊帳などを用いるとともに肌を露出しないようにしましょう。
・海外移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
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グアテマラ
自然災害情報
現状
森林火災
森林火災は11月から6月にかけて発生することが多いです。
ハリケーン
6月から11月末にかけての期間はハリケーンが発生しやすくなります。
洪水、山崩れ
雨季は5月中旬から11月中旬にかけて続き、洪水や山崩れが発生します。
地震、火山
グアテマラは活発な地震帯に位置しています。また、活発な火山がいくつかあります。
トラベルアドバイス
・グアテマラではハリケーンや洪水、山崩れ、森林火災が発生することがありますので気象情報に注意しましょう。
・地震が起こる可能性もありますので注意してください。
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❗️危険要因(グアテマラ) ●犯罪事件 ・殺人事件をはじめ犯罪が多発しており、治安は依然として深刻な状況にあります。 ・青少年凶悪犯罪集団「マラス」による麻薬関連犯罪、一般市民に対する強盗、グループ間の抗争も多く、銃器による犯罪も増加しています。
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⚠️要注意エリア ●グアテマラ全土 【要警戒!】 ・デモ等が全国で散発しており、また一般犯罪が多発しているので、滞在中は十分注意する必要があります。
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中央アメリカの国・地域