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ニカラグア Nicaragua |
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危険度2: |
危険度とは?
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事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。 |
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❗️危険要因(ニカラグア) ●犯罪事件 ・旅行者を狙った強盗などの凶悪事件が昼夜を問わず多発しています。
●麻薬組織 ・警察は同地域の麻薬組織を壊滅するため、取締りを徹底しており、場合によっては銃撃戦に発展する可能性もあります。
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⚠️要注意エリア ●ニカラグア全土 【要警戒!】 ・政治的要求(公正な選挙制度の実施等)、貧困対策、福祉政策、運河の建設中止等を要求するデモが頻繁に発生しています。 ・銃器等による凶悪な殺人、強盗、強姦等の凶悪犯罪が後を絶たず注意が必要です。 ・北部山岳地域を中心に、未だ除去されていない地雷が存在している可能性があります。
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ニカラグア
テロ情報
現状
ニカラグアにおいては、イスラム過激派や国際テロ組織の存在は確認されていません。北部山岳地帯及び南北カリブ海自治地域を中心に強盗や誘拐事件を起こしていた反政府武装組織は、ニカラグア国軍・国家警察の掃討作戦により、ほぼ消滅したとみられていました。しかし、近年も政府軍と反政府武装組織との銃撃戦が発生しており、その活動は完全な終息には至っていません。
トラベルアドバイス
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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ニカラグア
犯罪・誘拐情報
現状
全体の犯罪発生件数の約4割が首都マナグア市が位置するマナグア県で発生し、特に首都マナグア市内での発生が大半を占めています。次にマタガルパ県、レオン県、マサヤ県、カラソ県の順となっており、首都近郊における治安の悪化が懸念されています。ホンジュラスとの国境沿いの北部山岳地帯では、麻薬密売等の武装集団と警察隊・国軍との間で銃撃戦が発生、カリブ海側の地域では、先住民族の土地所有権に絡み殺人、傷害事件が発生する等、特に注意が必要です。また、パンディージャと呼ばれる少年グループによる犯罪も多く、特にグループ間の抗争(報復殺人等)が日常的に行われていますので、滞在・渡航の際は十分注意が必要です。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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ニカラグア
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療水準は、日本と比べ遅れており、一部の私立病院を除いて最新の医療設備はなく、医師及び薬品も慢性的に不足しています。尿、血液、肝機能の簡単な検査や、風邪などの簡単な治療は可能ですが、重病や重傷の場合は、アメリカなどの医療先進国へ移送される場合もあります。万一に備えて、緊急移送サービスが付いた海外旅行保険への加入を強くお勧めします。
メルカド(市場)などの生鮮食料品売場での買い物は、衛生事情が良くないので勧められず、スーパーマーケットや専門店を利用する方が賢明です。水道水の利用は、家事などの生活水に限り、衛生上の観点から、飲料水はミネラル・ウォーターを用いた方が良いでしょう。また、食事については、中級以上のホテルやレストランを利用するのであれば、概ね問題はありませんが、なるべく生ものは避け、火の通ったものを熱いうちに食べるように心がけましょう。
警戒すべき病気・感染症
デング熱
ほぼ国内全土で発生しています。デング熱ウイルスを保有する蚊(主にネッタイシマカ)に刺されることによって感染します。当国では、デング熱はマナグア市やその周辺の地域にも多く、毎年、在留邦人も感染しています。1990年代初めになって当国で初めて報告されて以来、現在では、ほぼ風土病として定着しています。発症すると高熱や頭痛、関節痛が持続し、まれに出血やショック症状などで重篤になる場合もあり注意が必要です。高熱が持続する場合には、速やかに医療機関を受診しましょう。住宅の窓に網戸を取り付けることも当地では大切な感染対策になっています。
感染性胃腸炎
アメーバ赤痢、ジアルディア(ランブル鞭虫症)、コレラ、腸チフス、大腸菌、ブドウ球菌、サルモネラ菌等が、主に飲食物を介して、体内に取り込まれ引き起こされる病気です。こうした病原体による地域的な流行は、毎年発生しています。とりわけ乳幼児にとっては、主な死亡原因となっています。激しい下痢や高熱が持続する場合や血色の便が出た場合は、自己治療だけで済ますことは避け、可能な限り医療機関を受診してください。便検査等で原因を明らかにした上で、治療を受けることをお勧めします。
マラリア
ニカラグアで感染の危険のあるマラリアは、三日熱マラリアが全症例の95%で、熱帯熱マラリアは5%程度とされています。主に都市部よりも地方農村に多く、大西洋岸に多い傾向があります。WHOは予防薬としてクロロキンを推奨しています。首都マナグア中心部では予防薬の服用は特に必要ありません。マラリアを媒介する蚊(ハマダラカ)は夜行性のため、夜間はなるべく出歩かない、もし夜出歩く際には長袖・長ズボン等を着用して肌の露出を少なくし、さらに必要に応じて防虫スプレー等を使用して蚊に刺されないようにする、等の注意が必要です。また、寝室で蚊帳を使用することも有効です。
結核
治療薬内服の直接確認システム(DOTS)が普及し治癒率も上昇していますが、いまだ中米の中でも感染率は高いです。最近では、多剤耐性結核(MDR-TB)患者も増加しています。
HIV/AIDS
約9割が性交渉によるもので、以前は、感染者は20~40歳代の男性に多く認められましたが、最近の傾向では、新規の感染者の多くは20代から30代の若者で、3割は女性であり、また、都市部に集中していた感染者が、地方でも増加を認めるようになっています。
狂犬病
コウモリや哺乳動物に咬まれることによって、狂犬病に感染する可能性があります。むやみに動物に近づかないようにしてください。
トラベルアドバイス
・生水や氷、生野菜、生焼けの肉、切り売りされている果物等は避けましょう。
・飲用には大型スーパー等で市販されているミネラルウォータの使用をお薦めします。
・緊急移送サービスが付いた海外旅行保険への加入を強くお勧めします。
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ニカラグア
自然災害情報
現状
ハリケーン
6月から11月末にかけてはハリケーンが発生しやすくなります。
地震、火山
ニカラグアは非常に活発な地震帯に位置しています。2016年11月24日に、7.0のマグニチュードの地震がエルサルバドルの太平洋岸を襲っています。また、マグニチュード6.2の地震が2014年4月10日に、マグニチュード6.6の地震が2014年4月11日に発生しました。火山活動も活発ですので注意が必要です。
洪水
突然の局所的な洪水が、夏の暴風雨の間や後に、主要な道路を含む都市部で定期的に発生します。
トラベルアドバイス
・ハリケーンや洪水が発生しますので気象情報に注意しましょう。
・巨大な地震が発生する可能性を否定できませんので注意してください。
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トラベルアドバイス
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テロについて
(1)テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
(2)テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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犯罪・誘拐について
(1)夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
(2)不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
(3)万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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病気・感染症について
(1)生水や氷、生野菜、生焼けの肉、切り売りされている果物等は避けましょう。
(2)飲用には大型スーパー等で市販されているミネラルウォータの使用をお薦めします。
(3)緊急移送サービスが付いた海外旅行保険への加入を強くお勧めします。
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自然災害について
(1)ハリケーンや洪水が発生しますので気象情報に注意しましょう。
(2)巨大な地震が発生する可能性を否定できませんので注意してください。
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緊急連絡先
在ニカラグア日本国大使館
電話:(505)-2266-8668
FAX:(505)-2266-8566
住所:Plaza España 1 cuadra abajo y 1 cuadra al lago, Bolonia, Managua, Nicaragua
消防:115、220
警察:118
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