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Tajikistan タジキスタン |
総合危険度:2.2
(総合危険ポイント:2867.0)
危険性が高いエリアがあるため、 渡航・滞在するにあたり 十分な注意と安全対策が必要です。
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誘拐
危険度:1.5
(危険ポイント:25.0)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
タジキスタン南部のアフガニスタン国境沿いで、麻薬売買の際の金銭の支払いに絡むトラブルが原因とみられる誘拐事件が発生しています。2014年には外国人の子供を標的とした誘拐未遂事件が発生したとの情報もあり,注意が必要です。また背景は不明ですが、同年12月にはアフガニスタン国内のイスラム過激派によるタジキスタン国境警備隊員の誘拐事件も発生しました。
・夜間の外出は極力避け、必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅してください。
・日常の行動をパターン化せず、出勤ルート・時間等は変化を持たせましょう。
・日頃から、周辺の様子について、普段と違うかどうか注意する習慣をつけましょう。(監視・尾行等に敏感に気付くことが重要)
・個人情報の管理を徹底してください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.2 |
タジキスタン |
2.2 |
(最新データ)
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傷害・暴行
危険度:1.1
(危険ポイント:834.8)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・人が銃器やナイフを持っている可能性がありますので、強盗被害にあった際には抵抗しないでください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
21.0 |
タジキスタン |
48.2 |
(最新データ)
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窃盗
危険度:0.5
(危険ポイント:94.1)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
多くの人が集まるバザール、観光地、空港、駅周辺等では外国人をねらったスリやひったくり被害が発生していますので、貴重品、所持品の管理には十分な注意が必要です。また、駅、空港、ホテル等のロビーでは、置き引き対策として、貴重品、手荷物等を体の一部から離さないよう注意してください。
・場所取りのためにバックを置いたりするのは止めましょう。
・有名な観光地では特に警戒しましょう。
・親しげに近づいてくる女性には注意しましょう。(飲食物に薬を混入され、昏睡状態になった時に現金を盗まれる場合があります。)
・多額の現金やパスポートなどの貴重品は持ち運ばないでください。
・警官から現金を不当に要求されたら、支払いを拒み、大使館に連絡しましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
356.2 |
タジキスタン |
47.3 |
(最新データ)
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強盗・強奪
危険度:0.7
(危険ポイント:41.5)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
ドゥシャンベ市内においては、多数の警察官がパトロールに当たっていますが、その間隙をついて殺人事件や夜間の一人歩きをねらった強盗事件等が発生しています。
・大型スーパーマーケットやショッピング・モールの駐車場あるいは高速道路付近のガソリンスタンドでのパンク強盗も発生しており、短時間でも車を離れる際には施錠しましょう。
・外壁が2m以上あり、ガードマンが常駐しているといった警備体制の高いホテルや住居に宿泊しましょう。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・ホテル客室扉を開閉した際には、必ずロックされたことを確認し、チェーン錠が備わっている場合には必ず使用する。室内にセーフティボックスが備わっている場合、貴重 品はセーフティボックス内に収納しましょう。(ホテルの部屋に侵入されるケースがあります。)
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
2.4 |
タジキスタン |
3.7 |
(最新データ)
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強姦・強制猥褻
危険度:0.6
(危険ポイント:12.8)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
・夜間の女性の一人歩きは極力避け、タクシー等を利用しましょう。
・夜間の公衆トイレ・公園・人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路を避けて歩いてください。
・見知らぬ者からの誘い(食事、観光案内等)には安易に乗らないでください。
・知り合って間がないなど、素性のよくわからない者の家に安易に行ってはいけません。またアパートのオーナー等であっても安易に自分の部屋に入れないでください。
・バー等で見知らぬ者から勧められる飲物には、特に注意しましょう。
・旅行やドライブは複数で計画的に行動するよう心掛けてください。
・身体の露出が多い服装での外出は控えましょう。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
6.8 |
タジキスタン |
2.6 |
(最新データ)
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テロ
危険度:1.3
(危険ポイント:1.1)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
タジキスタンでは、道路改修プロジェクトや給水事業、草の根無償資金協力等の経済支援によって、日本及び日本人に対する国民感情は概ね良好です。このため、日本人・日本権益を直接の標的としたテロ・誘拐の脅威は高くないとみられています。しかし、タジキスタンには爆弾テロ等の計画犯やISIL支持者が潜伏しているとみられており、また近年、シリアやチュニジアにおける日本人が殺害されたテロ事件や、パリでの同時多発テロ事件等も発生しています。このように、世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか、これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており、日本人・日本権益が標的となりテロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。
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国内での死傷者数(人) |
日本 |
0 |
タジキスタン |
0 |
(最新データ)
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殺人
危険度:1.0
(危険ポイント:23.2)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
ドゥシャンベ市内においては、多数の警察官がパトロールに当たっていますが、その間隙をついて殺人事件や夜間の一人歩きをねらった強盗事件等が発生しています。
・夜間の外出は極力避けること。必要な場合は乗用車を利用し、短期間で帰宅しましょう。
・不審者等がいないか警戒し、危険を感じたら大通りや商店など人目の多い場所に逃げましょう。
・外出時は荷物を宿泊場所に預け、できるだけ荷物を持たず両手が使えるようにしてください。
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人口10万人あたり発生件数(件) |
日本 |
0.3 |
タジキスタン |
1.4 |
(最新データ)
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政情不安
危険度:1.1
(危険ポイント:43.7)
危険性がある項目のため、事前に危険情報を確認し、 注意して渡航・滞在してください。
最近、パキスタン北西部の部族地域に潜伏していたイスラム過激派の中央アジア系戦闘員が、同国における掃討作戦を受けて、タジキスタン南部に隣接するアフガニスタン北部に多数流入しているとみられています。アフガニスタン北部クンドゥーズ県等ではタリバーンが攻勢を強めており、こうした戦闘員によるテロや組織的な攻撃も発生しています。アフガニスタンの治安情勢によっては、タジキスタンの国内情勢が不安定化する可能性もあることから、注意が必要です。なお、2015年12月には、タジキスタン政府が国境警備隊の新兵舎を開設する等、アフガニスタンとの国境付近における警備体制を強化しています。
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自然災害
危険度:3.5
(危険ポイント:27498.9)
危険性が非常に高い項目であるため、十分な注意と安全対策が必要不可欠です。危険性を回避できないと判断した場合は渡航・滞在するのはお控えください。
落石、土砂崩れ
タジキスタンはその国土の93%が山岳地のため、地方へ向かうためには山道を利用することになりますが、道路状態は極めて悪く、落石はもとよりわずかな降雨で土砂崩れを起こす危険性があり、年間多数の犠牲者も出ています。
地震
タジキスタンは活断層帯に位置しており、地震が起こる可能性があります。
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2007〜2016年 被災者数(人) |
日本 |
1,449,493 |
タジキスタン |
2,913,853 |
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交通機関事故
危険度:0.9
(危険ポイント:3742.0)
危険性が比較的に低い項目ですが、危険がある場合も あるため注意して渡航・滞在してください。
道路交通事情は極めて悪く、車を運転する場合にも、歩道を歩く場合にも、細心の注意が必要です。いまだにマンホールのふたが外れていたり、道路のいたるところに凸凹があるなど、整備がとても遅れています。特に大通りを横断する際、地元の人達は車の間を縫うように渡っていますが、これは非常に危険ですので真似しないでください。道路を横断する場合は、信号機が青に変わっていること、左右を十分に見て車が来ないことを確認してから渡ってください。青信号の途中で渡り始めると急に赤に変わることがあります。
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人口10万人あたり死亡者数(人) |
日本 |
3.8 |
タジキスタン |
5.2 |
(最新データ)
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タジキスタン
テロ情報
現状
最近、パキスタン北西部の部族地域に潜伏していたイスラム過激派の中央アジア系戦闘員が、同国における掃討作戦を受けて、タジキスタン南部に隣接するアフガニスタン北部に多数流入しているとみられています。アフガニスタン北部クンドゥーズ県等ではタリバーンが攻勢を強めており、こうした戦闘員によるテロや組織的な攻撃も発生しています。アフガニスタンの治安情勢によっては、タジキスタンの国内情勢が不安定化する可能性もあることから、注意が必要です。なお、2015年12月には、タジキスタン政府が国境警備隊の新兵舎を開設する等、アフガニスタンとの国境付近における警備体制を強化しています。
タジキスタンでは、道路改修プロジェクトや給水事業、草の根無償資金協力等の経済支援によって、日本及び日本人に対する国民感情は概ね良好です。このため、日本人・日本権益を直接の標的としたテロ・誘拐の脅威は高くないとみられています。しかし、タジキスタンには爆弾テロ等の計画犯やISIL支持者が潜伏しているとみられており、また近年、シリアやチュニジアにおける日本人が殺害されたテロ事件や、パリでの同時多発テロ事件等も発生しています。このように、世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか、これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており、日本人・日本権益が標的となりテロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。
トラベルアドバイス
・テロの潜在的可能性は高いと言えますので、日頃からニュースや報道等の確認を怠らないでください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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タジキスタン
犯罪・誘拐情報
現状
犯罪の特徴は、貧富格差の拡大を背景とした窃盗・強盗の増加、特に侵入窃盗が大幅な増加傾向にあります。現在のところ外国人を標的とした誘拐事件の発生は認知されていません。ここ数年で首都ドゥシャンベ市を中心に自動車交通量が増加し、粗暴な運転による多数の人身事故を含む交通事故が発生しています。
ドゥシャンベ市内においては、多数の警察官がパトロールに当たっていますが、その間隙をついて殺人事件や夜間の一人歩きをねらった強盗事件等が発生しています。特に多くの人が集まるバザール、観光地、空港、駅周辺等では外国人をねらったスリやひったくり被害が発生していますので、貴重品、所持品の管理には十分な注意が必要です。また、駅、空港、ホテル等のロビーでは、置き引き対策として、貴重品、手荷物等を体の一部から離さないよう注意してください。
トラベルアドバイス
・夜間の一人歩きや乗合タクシーの利用はできるだけ避けてください。
・軍事施設、空港などでの写真撮影は禁じられています。過去に国境付近で写真撮影した邦人がロシア国境警備隊に一時身柄を拘束される事件が発生しました。
・偽米ドル札が市中に出回っているとの情報もありますので、両替時にはよく注意してください。
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タジキスタン
病気・感染症情報
衛生・医療事情
医療機関の診療・設備・医療サービスの質はいずれも低く、英語を解する医療職が存在する医療機関は限られていますので、受診の際はタジク語またはロシア語の通訳が必要です。医療費は高額ですので、事前に海外旅行傷害保険への加入をお勧めします。
水道水は水質が悪く混濁しており飲用はできません。食中毒の事例が多く、腹痛、下痢の際には必ず病院で受診してください。
警戒すべき病気・感染症
食中毒
レストランでの氷や生サラダ、路上販売の食品は安全性は不明であり食中毒の原因になりやすく注意が必要です。地元料理のシャシリク(羊や牛肉の串焼き肉)を食べる場合には中までよく火が通ったものを食べるようにしましょう。下痢、腹痛、発熱の際は病原性大腸菌などによる食中毒が疑われます。抗生物質の服用が必要となります。
交通事故
無謀運転、車両台数の急増、不十分な道路整備により人口10万人あたりの交通事故死者数は18.8人と高く、日本の約4倍です。歩行者は全く優先ではありません。舗道上や横断歩道上でも気を緩めないで、周囲の車両に注意してください。
かぜ、季節性インフルエンザ
冬季はかぜ及び季節性インフルエンザが流行します。空気が乾燥しているため、細菌感染による気管支炎や急性咽頭炎は珍しくありません。抗インフルエンザ薬の入手はできません。
狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、結核
旅行者が注意しなければならないのは狂犬病、食事から感染するA型肝炎、腸チフス、咳で感染する結核、性行為で感染するB型肝炎です。狂犬病に関しては、野犬が徘徊しており、特に子供は咬まれた場合に重症になりやすく、犬も含めて決して野生動物には近寄らないようにしましょう。もし野犬に咬まれた場合、病院ですぐに狂犬病の予防接種を受けましょう
トラベルアドバイス
・生水は飲まないでください。未開封のミネラルウォーターを購入するようにしましょう。
・海外旅行傷害保険の加入をおすすめします。
・肉類は中心まで十分に加熱された物を食べ、冷えた食物は再加熱しましょう。また、生野菜を食べるのは控えましょう。
・医療機関を受診の際はタジク語またはロシア語の通訳が必要ですのでお気をつけください。
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タジキスタン
自然災害情報
現状
落石、土砂崩れ
タジキスタンはその国土の93%が山岳地のため、地方へ向かうためには山道を利用することになりますが、道路状態は極めて悪く、落石はもとよりわずかな降雨で土砂崩れを起こす危険性があり、年間多数の犠牲者も出ています。
地震
タジキスタンは活断層帯に位置しており、地震が起こる可能性があります。
トラベルアドバイス
・地方へ向かう方は山道を利用することになりますので落石や土砂崩れに警戒し細心の注意と余裕をもった行動計画を立てる必要があります。
・地震が起きる可能性がありますので警戒を怠らないでください。
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❗️危険要因(タジキスタン) ●アフガニスタン情勢 ・隣接するアフガニスタンの治安情勢の影響を受けやすい状況にあります。
●テロ事件 ・都市部におけるテロ事件発生の潜在的脅威が存在しています。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 ハトロン州のアフガニスタンとの国境付近 【渡航するのは止めて下さい!】 ・隣接するアフガニスタン北部の治安情勢の影響を受けやすい状況にあります。最近、パキスタン北西部の部族地域に潜伏していたイスラム過激派戦闘員が、同国の掃討作戦を受けて、ハトロン州に隣接するアフガニスタン北部のクンドゥーズ県、タハール県、バダフシャン県等に多数流入しているとみられています。
⚠️2 ゴルノ・バダフシャン自治州のアフガニスタンとの国境付近 【渡航するのは止めて下さい!】 ・治安情勢が非常に不安定です。隣国アフガニスタンから越境してくる密輸業者との銃撃戦も頻繁に発生し死亡者も出ている模様です。 ・一部地域には地雷が埋設されています。
⚠️3 首都ドゥシャンベ市及びホジャンド市 【要警戒!】 ・爆弾テロ計画等により過激派と見られる者達の検挙が続いており、都市部におけるテロ事件発生の潜在的脅威が存在しています。
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中央アジアの国・地域