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ブータン Bhutan |
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危険度2: |
危険度とは?
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事前に危険情報を確認し注意して渡航・滞在してください。 |
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❗️危険要因(ブータン) ●テロ事件 ・過去に、ネパールに拠点を置くネパール系ブータン難民からなる過激派組織とされるブータン共産党が、ブータン南部を中心にテロを散発的に行っていたことがあります。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 ブータン南部・インドとの国境地帯(特にゲレフー) 【要警戒!】 ・インド側の過激派活動の影響を受けて、情勢が悪化する可能性があります。 ・複数回にわたり身代金目的の誘拐が発生しています。 ・2012年には負傷者は発生しませんでしたが、2個の爆弾がゲレフーで爆発しています。
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ブータン
テロ情報
現状
近年、ブータンではテロ事件は発生していません。アルカイダ等イスラム過激派及びその関連組織の存在も確認されていません。
1990年代初頭から、隣国インドの北東部州で同国からの分離独立を求める過激派組織(アッサム解放統一戦線、ボドランド民族民主戦線、カムタプル解放機構)が、ブータン南部の森林地帯にキャンプを開設してきました。2003年12月のブータン軍とインド軍共同による掃討作戦により、これらのキャンプは壊滅したとされており、キャンプが再開したとの事実も確認されていません。
また過去には、ネパールに拠点を置くネパール系ブータン難民からなる過激派組織とされるブータン共産党が、ブータン南部を中心にテロを散発的に行っていました。
トラベルアドバイス
・近年、ブータンではテロ事件は発生していません。アルカイダ等イスラム過激派及びその関連組織の存在も確認されていません。
・しかし過去には、ネパールに拠点を置くネパール系ブータン難民からなる過激派組織とされるブータン共産党が、ブータン南部を中心にテロを散発的に行っていたこともありますので十分な注意は必要です。
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ブータン
犯罪・誘拐情報
犯罪の特徴
ブータンの治安は良好で、強盗事件などの凶悪犯罪は近隣諸国と比較して一般的には多くありません。しかし、最近では農村部から都市部へ若者が流出し,職に就けない若者たちによる犯罪(窃盗、空き巣、暴行等)が増加しています。若者の間で簡単に手に入るタブレット型薬物が流行するなど治安に対する新たな懸念材料があります。
また、ブータン南部の一部では、隣国インドの過激派による活動との関係で注意を要する県があり、過去には身代金目当ての誘拐も発生しています。
トラベルアドバイス
・夜間は街灯が少なく、人通りも少なくなり、犯罪に巻き込まれる可能性が高いため、一人で外出しないようにしましょう。
・ブータンには日本の在外公館がなく、インドにある在インド日本国大使館が兼轄しています。そのため、トラブルが発生した場合は十分な対応ができない可能性があります。
・ブータンでは、女性は足を見せないことが一般的です。外出時には短パンやミニスカート、ノースリーブ等の露出度の高い服装は避けましょう。
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ブータン
病気・感染症情報
衛生・医療事情
飲料水には現地で販売されているミネラルウォーターを利用するなど、衛生に十分注意することが必要です。近年、首都のティンプー市内では,人口の集中により水道水の質が低下しています。季節によっては下痢性疾患の一つであるジアルジア症にかかる事例も増えています。
ブータンの病院設備は十分でなく、薬品類も輸入に頼っており、医療水準が決して高いとは言えません。
警戒すべき病気・感染症
感冒、インフルエンザ
通年的に呼吸器感染症(風邪や咽頭炎、インフルエンザなど)が多くみられます。
下痢
下痢症、赤痢、腸チフス、ジアルジア症などが報告されています。特に、夏季には注意が必要です。
高地障害
ブータンの国土の多くは標高の高い山岳地帯となっています。
皮膚感染症
地方部を訪問する場合、季節によっては(特に6月~9月の雨季)、ノミやダニ等に注意する必要があります。屋外での活動ではこれらに刺されないように長袖、長ズボンを着用するなどの対策を取りましょう。
眼科感染症
結膜炎で病院を受診する人が年々増加しており注意が必要です。
狂犬病
ブータン国内では市街地でも野犬を多く見かけ、人や動物の狂犬病症例がしばしば報告されており注意が必要です。
マラリア
ブータンの南部インドとの国境地域(サルパン県、チラン県、シェムガン県、サムドゥプ・ジョンカル県など)では、標高が低く高温多湿のため、マラリア(熱帯熱マラリア43%、三日熱マラリア57%:WHOデータ)が発生しています。
トラベルアドバイス
・飲料水には現地で販売されているミネラルウォーターを利用して下さい。歯磨きであっても,直接水道水を使用するのは避けましょう。
・標高が低く高温多湿のブータン南部は,日本脳炎やマラリアが発生しますので、蚊に刺されないようして下さい。また、夏になると細菌性赤痢、腸チフスなどが発生することもあります。
・犬を含む感染の可能性のある動物に咬まれたり、接触したりしないように注意が必要です。
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ブータン
自然災害情報
現状
毎年6月から9月までが雨期となりますが、2016年7月末の集中豪雨では、南部を中心に各地で道路や橋の崩落、洪水被害が発生しました。
トラベルアドバイス
・毎年6月から9月までは雨期となり、集中豪雨や洪水に注意が必要です。
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トラベルアドバイス
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テロについて
(1)近年、ブータンではテロ事件は発生していません。アルカイダ等イスラム過激派及びその関連組織の存在も確認されていません。
(2)しかし過去には、ネパールに拠点を置くネパール系ブータン難民からなる過激派組織とされるブータン共産党が、ブータン南部を中心にテロを散発的に行っていたこともありますので十分な注意は必要です。
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犯罪・誘拐について
(1)夜間は街灯が少なく、人通りも少なくなり、犯罪に巻き込まれる可能性が高いため、一人で外出しないようにしましょう。
(2)ブータンには日本の在外公館がなく、インドにある在インド日本国大使館が兼轄しています。そのため、トラブルが発生した場合は十分な対応ができない可能性があります。
(3)ブータンでは、女性は足を見せないことが一般的です。外出時には短パンやミニスカート、ノースリーブ等の露出度の高い服装は避けましょう。
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病気・感染症について
(1)飲料水には現地で販売されているミネラルウォーターを利用して下さい。歯磨きであっても,直接水道水を使用するのは避けましょう。
(2)標高が低く高温多湿のブータン南部は,日本脳炎やマラリアが発生しますので、蚊に刺されないようして下さい。また、夏になると細菌性赤痢、腸チフスなどが発生することもあります。
(3)犬を含む感染の可能性のある動物に咬まれたり、接触したりしないように注意が必要です。
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自然災害について
(1)毎年6月から9月までは雨期となり、集中豪雨や洪水に注意が必要です。
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緊急連絡先
在インド日本国大使館(ブータンを兼轄)
電話:(91)-11-2687-6564
FAX:(91)-11-2688-5587
住所:50-G, Chanakyapuri, New Delhi, India
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